第455話 色々採取する

まあ、特に疲れていないから、6層へ。


ええと何だっけ?薬草?


あーおっさん知識が無いぞ?


おっさんスキルで色々作るけど、薬草自体の知識が無い・・・・


まあ、適当に鑑定で見付けていくか。


で・・・・色々ある。


回復・・・・回復と言ってもいくつかあるんだよね。


怪我の回復から、魔力の回復、状態異常の回復。


根を使ったり葉を使ったり・・・・


もっと下層に行けば、凄いのがあるらしい・・・・細かい種類のがあったり。


ピンポイントで効くやつね・・・・


まあ、この辺りはスルーで。


「シラカワ公爵さま、薬草の採取は地味に疲れますね。」


「ああ・・・君は若いからいいけどね、リューク君。おっさんぐらいになると、腰が痛かったりするんだよ、こんな体勢では。」


実際地面に生えてるからね、それを屈んで、地面を掘り返したりする必要があるから、中々しんどいんだよ。


こんな所はさっさとスルーだ!


そして・・・・あ!7層・・・・


女性陣が消えた・・・もう、あっという間に・・・・


此処はベリーが生っているようだね。


ベリーと言っても数種類ある訳で・・・


ストロベリー・・・イチゴだね。

後はブルーベリーでいいのかな?

ラズベリーとか・・・・



一粒一粒が小さいから、中々採取に時間がかかるんだよね。

イチゴは兎に角、ブルーベリーは低いけど木だからね。

収穫自体は屈む必要がないから、楽なんだよこれが。


それにしても・・・・

うわ、ウェンディ、凄い動きだ・・・・


よく見たら、エルヴィーラもエリザヴェータも採取している時の動きが、まるで見えない。


あっという間に目の前のブルーベリーの木から、粒が消えていく・・・・


それを唖然と見つめていると、更に別の木が・・・・


女性陣に話しかけても反応が無い。うわ・・・マジか・・・


あ、そう言えば・・・・次、8層は・・・・金鉱となっている?


これは・・・行くしかない!


おっさん、皇帝と相談をし・・・・


「おい、マジで金なのか?」


「ああ・・・・手持ちの資料ではそうなってるぞ?」


「あいつら暫くこの階層に居るんだろう・・・・・行くか!おいリューク!俺らは下の金鉱へ行くぜ!」


「え?女性陣はどうするんですか?」


「ほっとけほっとけ!こんな所に賊も来ねえだろうし、来ても返り討ちだろ?」


「それはそうですが・・・・」


リュークはエリザヴェータに何やら声をかけているようだ。


で・・・


「お待たせしました。行きましょう・・・・」


まあ・・・今更金が出ても、もう一生遊んでいける金持ってるから、金をゲットしても驚かないんだけどね。


ま・・・・女性陣がやって来るまでぼちぼち掘るか・・・・

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