第450話 メーネアと色々語る
朝・・・・
久しぶりのメーネアと過ごした一夜。
色々メーネアは言いたい事があるみたいだが、敢えて聞かずに過ごしたんだよね。
「旦那さま、おはようございます。」
「ああメーネア、おはよう、昨日は寝れたかい?」
聞いてあほな事を・・・・と思っちゃったよ・・・・
さっきまでもう凄かったから・・・・何がって?ナニさ・夫婦だからね?
で・・・暫くウトウトしていたらしい・・・・
「久しぶりのメーネアだったからね・・・・」
暫らく抱き合っちゃったよ。
しかし、メーネアの表情は暗い。
「旦那さま、やはり私、隠して「ストップ!」いた・・・・え?」
「言わなくていいんだよ、メーネア。あの時は仕方なかったんだろ?」
「え・・・?え?もしかして・・・・知っていらした?」
「まあ・・・・だってねえ・・・・こうみえておっさん、ああいう時我慢できるんだよ。なのにね・・・それが全く・・・・歯止めがきかなくてね。」
おっさん、何がどうとは言わず、メーネアに語る。
「あの時は気が付かなかったけどね、まあ色々と・・・・その後ね、あったでしょ?で、気が付く訳よ。だけどね・・・・もう今更感があってね。それに、エルフの薬、あれをたっぷり服用しちゃったでしょ?あれでね、もうどうでもよくなっちゃってね。あ、ちょっと違うかな?」
「ごめんなさい・・・・」
「いいんだよ、もう。妻もわかってくれたし。内心どうなのかは未だ分からない部分もあるけどね。」
そうなのだ・・・妻は全て受け入れてくれたけど、内心はどんな気持ちだろう・・・・
「ですが・・・」
「もうこの事は、一切言わない事。気にしてもダメ、分かった?」
「・・・・はい・・・・」
「納得してないね?」
「ごめんなさい・・・・」
「もう謝らなくていいから・・・おかげで、こんな美女とあんな事やこんな事できちゃったしね。」
こう言って再び抱きしめ・・・・
・・・・
・・・
・・
・
やり過ぎました。もう歩けません・・・・
「旦那さま、しっかり?」
「君達どういう身体してんの?」
おっさん搾り取られました・・・・
暫くしてリビングに行くと、クィンシー達が戻っていた。
「あれ?もうダンジョンの探索は終わったのかい?」
俺は戻った皆に聞くと・・・・
「何言ってんだよ!とっくに終わってるよ!今は折角だからシラカワの領地の方のダンジョンアタックしてんだよ!」
ありゃ?そんな報告あったっけ?
「公爵さま、クチタという同郷の方と過ごしていたでしょう?ですから、報告が伝わってないのでは?」
リューク君が教えてくれる。
ああ、そう言えば・・・・一月ぐらい、ずっと彼と過ごしてたっけな?スキルやら色々教えてたし?
「ああ・・・・あとで確認しておくよ。」
後でジスラン君が、1ヶ月分の報告をしてくれたけど・・・・そんなにない?
「ほとんどはこちらで処理できますから。」
との事だった。
まあ、任せてるからね、色々と。
事実上、領地の管理は彼がしているからね。
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