第425話 ホムンクルス?
「ええと、おっさんよく分からないから、確認良い?」
『何処が分からなかったのでしょう?』
「ええとね、貴女の名前は・・・『
『左様でございます。』
「これはまあ、スキルで直らない事はない・・・・ね?」
『物理的には白河小次郎様のスキルで十分可能と存じます。』
「うん、そっちはわかった・・・・もうひとつ・・・・エネルギーの方は?」
『こちらは”珠”経由で無いと難しい事案でござます。ポーション及び回復魔法では補充は不可能でございます。』
「・・・・エリクサーでは?」
『・・・拝見いたします・・・・ほんの僅かの回復が見込めるでしょうが・・・・やはり”珠”経由で無いと難しいですね。』
「・・・・ええとその・・・・珠をプシーさんに入れるんだよね?口では駄目なの?」
『ホムンクルスの身体の構成上それは不可能かと。食しては体内にエネルギーを変換できません。』
「・・じゃあ、肛門?」
『体調不良時には肛門からの”座薬”は有効でございますが、エネルギー変換の効率が悪すぎます。』
「・・・・じゃあその・・・・膣に入れるの?」
『ホムンクルスの身体の構造上、膣に挿入するのが一番効率がよろしいかと。』
「・・・・でもこのままでは・・・・もし人間と同じ身体なら、その・・・・入れるの難しいよね?」
『多少乱暴に扱って頂いても、回復魔法で回復していただければ宜しいかと存じます。』
「自分ではできないの?」
『その”珠”は白河小次郎様に紐付けされておりますので、白河小次郎様が直接扱っていただかないと意味がありません。』
「・・・・他には方法は無いの?」
『・・・暫くお待ち下さい・・・・他のダンジョンのデータベースを参照いたします・・・・接続・・・・検索・・・・参照完了、もっと効率の良い方法が1件存在いたします。』
「えっとどんなの?」
『
・・・・えっとこれって?
「あの、念のために聞くけど、どうやってエネルギーを注入するのかな?」
『一般にこの世界では男女間でなす生殖活動でございます。』
・・・つまりあれか?おっさんこのプシーさんとハッスルするって事?
『幸いこの世界の人間の女性の身体と、構造はほぼ一致しておりますので、問題はないかと存じます。ただ、副作用が発生いたします。』
「え?副作用とか怖いんだけど?」
『正確には副作用ではありません。エネルギー補充に際し、もう一つの変化があるようです。
「ごめんそれってつまり??」
『そもそもホムンクルスは、人の女性の身体を元にしておりますので、交われば妊娠する、という事でございます。』
「ちょっと色々考えようか?」
『何故でございますか?ダンジョンのエネルギーを補充する、と言うのは、管理人としては至急行わなければならない任務でございます。』
「ええと、貴女相当美人でスタイルもいいよね?恋人とかいないの?」
『・・・・:そのような存在はありません。過去の
え?この・・・沢山のカプセルって・・・・どう見ても若い・・・・目の前にいる女性と同じぐらいの見た目の歳だぞ?というか全くそっくり・・・・
『
「ああ、色々するんなら、その前に知っておきたいね。」
『かしこまりました。では順に説明をいたします。』
・・・・どうしてこうなった?
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