第393話 戻ってきた3人
あれから数日、こちらは何も異変もなく穏やかに過ごしていたんだけどね・・・・
ウェンディ、カトリーン、アルフォンシーナが戻ってきたのはいいのだが・・・
何やらウェンディが大変な事に。
「男ってのは皆して全く・・・・もげろ!」
は!思わず股間を護ってしまった・・・・
「主よ、ウェンディ殿はのう、口田殿を手伝いをしようとし、男のどうしようもない連中を相手にしてしまってな・・・・もいだんじゃよ。」
・・・・もいだんだ・・・・
「結局、私がくっつける事になってしまいましたが・・・・女の敵でした。許せません・・・・くっつけなければよかったわ。」
珍しくアルフォンシーナもお冠だ。
「口田殿に何かあったのかい?」
俺がそう聞くと・・・・
「現地にのう、他にも主の同郷がおったのじゃ。じゃがな・・・男共が、女子を小屋に監禁し、強姦しておってのう。逆上したウェンディ殿がもげろと言い放ち、チョッキンじゃな。」
「では旦那さま?私達はこれから入浴をしてまいりますわ。今回は口田様の同行者もご一緒ですから、覗いては駄目ですよ?」
気をつけよう・・・・強姦なんてしないけど。覗きは・・・・しないよ?
戻ってきたウェンディ達と一緒に口田殿の仲間が一緒に来ていて。
風呂に入っていないようだから、入ってもらう。勿論男女別で。
・・・・
・・・
・・
・
そして今、口田殿と一緒に入っているわけで。
まあそうなるわな・・・・
「君も苦労してるようだねえ?」
「はい・・・・まさか召喚に巻き込まれた男達が・・・・その中には指導すべき人もいたので・・・・ショックですよ。」
・・・・はあ・・・・・異世界に来て悪い意味で弾けちゃったか。
「あ、今何か苦労していないかい?」
「そうですね・・・・いきなりだったので、色々物とか、日本とは違いますから、戸惑ってます。少しはホームセンターと一緒に転送されたので、必要最低限の物はあるんですが・・・・」
僕もそれで困った・・・・かな?異世界売買あったからな・・・・・
「あ、そうだ・・・・異世界売買ってスキル、あれあげよう。」
「え?何ですかそれ?」
「ああ、あのスキルね、召喚された、しかもネットで通販した事のある人じゃないと使えないんだ。こっちの妻にスキル譲渡したけど、駄目だったから。まあ、持ってても無駄だからね、使える人に使ってもらわないと。」
「スキル?譲渡?よく分かりませんが・・・・・頂けるのであれば、ありがたく頂戴いたします。」
「まあ、風呂あがったらするから、あの一緒に居た、カトリーンのスキル渡してあげるよ。」
・・・・
・・・
・・
・
風呂・・・・温泉だけどね・・・・出てから、カトリーンを呼び、スキルを回収し、口田殿にあげた。
少しでも日本人が、この異世界で頑張ってもらえればね・・・・
ああそうだ、あの女性達にも剣とカバンあげようか?
一応、裏切らないと思うけど、口田殿の許可が無いと使えない様にだけしておこうか・・・・
ちょっと忙しくなるかな?
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