第142話 おっさん、下着のレクチャーをする

おっさん、リュシエンヌの揺れるお尻に釘付けになりながら、先ほどの事を考えてたんだよね。


前にも思ったんだけど、ロートレック公爵の話が本当なら、なんでわざわざ異世界から人を連れて来るのか。


スキルの重ね掛け?とかは兵士や奴隷や犯罪者のを奪ってしまえばいいよね。


兵士は兎に角、奴隷や犯罪者ならそんなに気にしないでもできそうなんだけど。


そうじゃなく何故異世界なのか?


何か特別な理由があるのかな?それにおっさんのスキルもそうなんだけど、鍛冶のスキル、おっさん普通に使ってるけど、はっきり言ってした事ないよ?


そりゃあ鉄は毎日扱ってるから、そういうのが関係してるのかもしれないけど、あとね、一番気にしてるのが、なぜおっさんに女が群がってくるのかだよ。


異世界はそんなんだよって言われたらしゃーないけど、はっきり言って来る女来る女、めっちゃ美人でスタイル抜群、性格は・・・・一部どうかと思う女性もいるんだけど・・・・性格もよいし。


そんなんが何でおっさんにホイホイ股開くんだよってね。


おかしいじゃないか?日本じゃモデルとか女優とか、キャスターとかね、顔を売りにするような人ばっかだよ、おっさんに近づいてくる女性って。


その辺がね・・・・どうも引っかかるんだよね。


スキルなんだろうか?考えられるのは魅了だけど、そんなスキル使った覚えないんだよね。


それとも、こちらと日本では美的な感覚がずれてる?


うーん、歩きながらだと分からない・・・・


そうしていると、どうやら着いたみたいで、リュシエンヌの他の侍女?が待っていたよ。


「シラカワ様、こちらでございます。」


おお、礼儀正しい、完璧な所作だよ。あ、おっさん思わずどうもってお辞儀返しちゃったよ。


あ、メイドさんきょとんとしてるけど、スルーしとこう。


まあ、考えるのは後にしよう。




で、勧められるがまま部屋に入ったんだけどね、何かね・・・・着替える部屋みたいで、色々衣装も置いてるんだけどね、おっさんは見たよ!奥に寝床があるのを!


おい!リュシエンヌお前もか!と叫びたくなったね、清楚そうに見えてまたもや肉食?


そう思っていると、何か感じたのかどうか、リュシエンヌが


「このような部屋に案内してしまい申し訳ございません。他意はございませんのでご安心下さい。」


エスパーか?おっさんの心を読んだ?



「えー色々突っ込みどころのある部屋だけど、用事は何かな?」


そう言うと、リュシエンヌとジョスリーヌは目配せをしたようで、2人ともかい?と思ってたらね、


「シラカワ様、早速なのですが、私達の着こなしを見ていただけませんか?」


おいおい、下着だろう?そんな、婚前娘が何を言ってるの?


「えー、今着てるの?」


「はい、そうですわ。私とジョスリーヌ、マルスリーヌもなのですが、お願いできますか?」


ううぉー一気に3人の美女の下着姿とか興奮するんですけど!


「えーどうぞ?」


そう言ったら3人共ね、上着を脱ぎ始めたのよ!そうしたらね、あーなるほどって思ったよ、どうやら上半身はねキャミソールかスリップとブラジャー、下半身はたぶんショーツ穿いてると思うんだけどね、ペチコートとキュロット、たぶんガーターベルトもしてるんじゃない?わざとって気もしたんだけどね、三者三様の着方をしててね、きっとおっさんに聞きたいからそういう着こなししちゃってるんだろうけど。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る