第19話 新居
さて、レベルを上げてたら家が決まったと知らせがギルド経由で来た。3日があっという間だった。
ひたすら探索に行った結果がこれ
ナオト Lv 17 ()
HP 340/340
MP 374/374
SP 50
火魔法5 水魔法3 風魔法3
光魔法3 闇魔法3 聖魔法3
MP増加6 MP消費減少5 MP回復量増加5
HP増加5
感知5
言語理解 無詠唱 インベントリ 鑑定
名前の横に()がついてるのは何か分からないので置いておく。
SPを何に使うかを取得出来るスキル一覧を見て決めかねていた。
鍛冶か剣術か、今のスキルを強化するか…
レベル5にするのにSPが25必要なので、鍛冶をレベル5にして、MP増加を1つ上げて…
残りSPは12か…万が一に備えて置いておこう
「リエン、新しい家に行くぞ」
まだ寝ているこいつを起こす。
昨日知らせを受けて、明日行くと言っていたのにまだ寝ている。もう昼だ。
「む〜…あと5分…」
「そうか、じゃあ先に行くわ」
そう言い準備を進めると慌てて飛び起きた。
「薄情じゃな!」
「ははっ!何言ってんだ?人間なんてそんなもんだろ?」
「すまんが、寝起きにそのブラックジョークはキツイ」
「まぁいいけど。とりあえず顔洗って準備してくれ。俺は先に下で待ってるからな」
下に降りて待つこと5分。リエンが降りてきた。
時間に間に合うようにリエンと喋りながら伯爵家へ向かう。
彼女は相変わらず俺のことを聞いてくる
「そろそろ信じるに値すると思ってもらえたかの?」「女と同じ部屋で3日も寝泊まりして何も無いとは、お主にそういう欲はありはせんのか?」
そうやって話してたら伯爵家に着いた。
門番は俺の顔を覚えていたらしくすぐに案内してくれた。
「ナオト殿、待っておったぞ。早速だが向かうとするか。馬車を準備するから少しだけ待っててくれ」
伯爵自ら案内をしてくれるらしい。
そして、馬車で揺られること5分ちょっと。
まぁ、街中だしそんな時間はかからんか。
ところでこの屋敷ですか?大き過ぎませんか?家って言ったよね?屋敷じゃん?2人って言ったよね?聞いてなかったの?
「ナオト殿に準備したのはここだ。気に入ってもらえたかな?」
「一言で言うならデカい。2人で過ごす規模じゃなくない?」
「女性というのは強い人間に惹かれるからな。増えると思ってな。はっはっは!」
なーにが「はっはっは!」なんだよ。おい。
まぁ、貰えるものは貰っておくか
中に入り説明をされる。
「入って直ぐにロビーで、右手に客室がある。反対はトイレだ。2階に居室などの居住スペースがある。使うかどうかはわからないが地下にもいくつか部屋がある。前に住んでたやつが多趣味というか多彩というかな。鍛冶や調合までやってたからそれ用に部屋がある。」
管理に無理があるな…使用人を雇うか…
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