15.1
ヤンが、この時期は飾る花を替える楽しみが無いと言っていたから、少しでも代わりになればと花の図鑑を渡した。目を輝かせて次はこれに似た花にしよう、あの色も良いと頁を捲るヤンの姿は純粋な子供に見えて、とても微笑ましかった。
ルッツが大きくなったら、何に興味を持つのだろう。ルッツが学びたいと感じたものを、全力で応援したいと思う。とは言え今は、食うことと寝ること、遊ぶことで手一杯なようだが。
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