3.12
ルッツが這って進むようになった。しっかりと前進をするにはまだかかりそうだが、腹這いになってずりずりと動き回っていた。少しずつ自分の力で動けるようになっているのを実感して、涙が出そうになった。
首も据わらず寝返りも打てなかったのが遠い昔のことのようであり、ついこの間のようにも思える。子供の成長は、俺が聞いていた話よりもずっと早いものだ。
あと、あの玩具が欲しい向こうに行きたいと我儘のようなものも見せてくれるようになった。今となっては泣き声も大音量で大変だが、やはり嬉しいものだ。
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