31.7
ルッツは俺やヤンが離れると泣き出すようになった。ちゃんと俺達の顔を認識しているようだ。縦抱きをする時は、俺がする方がお気に入りらしい。ヤンよりも視点が高いからだろうか。
お腹が空いたと泣く時に、ルッツ自身の指をしゃぶったままうとうとしている様子もあった。結局すぐに起きてしまうのだが、そんなどじなところも可愛らしいと思う。
首もだいぶ据わってきて、うつ伏せにすると肘をついてあたりを見回すのだ。支えてやると座ってもくれるから、よく膝の上に座らせている。今日は膝の上で屁を放られてしまった。ルッツが満足げだったから、良いこととする。
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