第107話 眠気
うつら…
うつら…
「…おーい」
「…ん? …あ~、…ごめんごめん」
ふあぁ…
「そろそろ寝ようか」
「…ん~」
すくっ
のび~っ
「んーっ…、ふぅ…。そっちは1人で起きれる…?」
「…手、…ひっぱって~」
ぐいっ
「…よい、しょっ! …あっ!」
「ちょっ!? 強っ!」
グラッ
よろよろっ
ボスンッ
…
「…あっぶねぇ。…良かったー、うしろにクッションあって」
「ちょっとっ、ケガしてないっ?」
ふぃー…
「…大丈夫かな。そっちは?」
「かばってくれたから、おかげさまで…」
ふふ…
「あたしもクッションになれたようで…。良かった、良かった…」
「ん~…、クッション…。ぼそっ(どっちかっていうと座布団? おっぱい的に。フフッ)」
むっ…
「聞こえてるぞ」
「ナイスクッション!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます