第107話 眠気

うつら…



うつら…



「…おーい」

「…ん? …あ~、…ごめんごめん」



ふあぁ…



「そろそろ寝ようか」

「…ん~」



すくっ



のび~っ



「んーっ…、ふぅ…。そっちは1人で起きれる…?」

「…手、…ひっぱって~」



ぐいっ



「…よい、しょっ! …あっ!」

「ちょっ!? 強っ!」



グラッ



よろよろっ



ボスンッ





「…あっぶねぇ。…良かったー、うしろにクッションあって」

「ちょっとっ、ケガしてないっ?」



ふぃー…



「…大丈夫かな。そっちは?」

「かばってくれたから、おかげさまで…」



ふふ…



「あたしもクッションになれたようで…。良かった、良かった…」

「ん~…、クッション…。ぼそっ(どっちかっていうと座布団? おっぱい的に。フフッ)」



むっ…



「聞こえてるぞ」

「ナイスクッション!」

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