107話

「ふーくん、おはよ〜」

「おぅ、おはよ!」

本日もさくらと登校しますよ〜!


「今日朝さくらんぼ食べたんだー!」

「おぉ、さくらんぼいいな」

「久しぶりに食べたけど、やっぱり美味しいよね〜」

朝からさくらんぼが美味しかった話をしてくれるさくら、かわいい。

「さくらんぼかぁ。美味しいってイメージあるけど、全然食べてないわ〜」

「そうなの? 今度お家に持っていってあげるよ〜」

「お、マジ? ありがと。母さんもさくらんぼ好きだから喜ぶわ」

「あ! 今日お弁当に入ってるからあげるね〜! お家にも持ってくよ!」

「おぉ〜、ありがと!!」

「いいよ〜、ママに言っておく〜」

さくらんぼ…母さん喜びそうだな。ってか、さくらんぼとはいえお弁当もらえるとか青春じゃね?

「ふーくんって果物で何が好きなの?」

「んー、何だろ。梨とか?」

「あー、梨も美味しいよね〜! 果物って何もつけないでもあんなに美味しいのすごいと思う〜」

斬新な発想だな。

「そうだよな〜、さくらはどの果物が1番好きなんだ?」

「私は〜…迷うけど、いちごかな!」

「いちごか〜」

めっちゃかわいいな。

「さくらんぼも大好きだけどね〜、いちごの幸せには勝てない!」

「いちご狩りしたいわ〜」

「わぁ、いいね! いちごの季節が来たら皆で行きたいね!」

「おぅ、そうだな」


皆もいいけど、2人でいちご狩りデート…とか言ってるのは乙女チックすぎますかね。

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