第67話

「あー。今週も学校疲れた」

「金曜日の帰って何かウキウキするよね!」

今週もいつも通りの日々が終わり、さくらと帰宅中です。

「わかるわー、土日に別に予定ないのに」

「そうそう! 私もないなぁ、何しようかなー」

\プルルルル/

「あ、電話。智からだ、ちょっと出るわ」

「うん、どうしたんだろ」

「お、智? どうした?」

“史人、お前は私服オシャレだよな?”

「どうした急に好きな服着てるだけだけど、オシャレだったら嬉しいな。うん」

“あ、今さくらちゃんといる?”

「ん? おぅ、さくらもいるけど」

さくらが自分を指差して私?と見つめている。

“お2人明日お暇ですか?”

「俺は暇だけど」

さくらも暇って言ってたけど一応確認するか。

「さくら、明日暇?」

「暇だよ〜」

“そうか…。頼む! 明日、俺のデート服選び手伝ってくれ!!”

「は? デート服?」

「え! デート服? なになに、楽しそう!」

“先輩とのデート服決めらんねぇんだよ〜。頼むよ〜”

「おぉ、俺はいいけど。センスとかねぇよ? あー、さくら。智、先輩彼女さんとデート行くらしくて明日デート服選び手伝ってほしいらしい」

「えー! 楽しそう! ふーくんはオシャレだけど、私センスないかも…。私で良ければ手伝うよ〜!」

“ありがとー! じゃあ詳しくは後で送るわ。明日よろしくー!”

「はーい、またな」

俺は聞き逃してない、さくら…俺オシャレなのか。めっちゃ嬉しいぞ。

「後でまた連絡するって。巻き込んで悪いな、明日よろしく」

「楽しそうだし、ふーくん頑張ろうね! 」

「おぅ」


明日は3人のデート服選びです、よろしくお願いします☆

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