へべ雑談3

作者 真野てん

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★★★ Excellent!!!

へべれけこと真野てん氏のエッセイ集、第三弾。通称、へべ雑。
従来のへべ雑は時事ネタとか自作品を使った文章論・小説論を展開していたのだが、第三シーズンにおいては自分の好きなアニメ・小説、つまりは自分を作ってきた作品について語り始めた。真野てん独特な書体はいったいどこから来たのか。読者が渇望していた真野てんという作家の成分を知る貴重な機会を我々は得たのである。

一方、それは我々自身の内面と向き合うことでもある。
我々は、どこから来たのか=自分という作家を構成する成分は何か。
我々は、どこから来たかったのか=昔の作品って、そんなに面白かったのか。
我々は、どこへ行きたいのか=書きたい、理想とする作品とは何か。
我々は、どこへ行くのか=プロ作家になりたいのか、なれるのか。趣味で書くだけで終わるのか。
昔のアニメ作品を語る回など、ジャンクフードをポリポリ食べるような楽しみができる一方で、上の四つのことが突然頭に浮かびあがり考えさせられる。そんな不思議なエッセイ集。

へべ雑は、あなたの鏡です。

★★★ Excellent!!!

season1から、ヘベ雑を嗜んできた読者です。ファンとも言うかもしれません。
ヘベ雑3が新作通知で来たときは、待ってました!!とガッツポーズ決めてしまうから、やっぱりファン(自称)です。

さて、今回のseason3は、安定の腰の低いけど刺さる創作雑談はもちろん、一つのエピソードの大半、あるいは全部が、作者の好きなモノ語りが面白い!!
はっきり言って、わたしはほとんど未履修です。(銀英伝やロボット好きな人には、ごめんなさい。でも、好きな人は必読ですよ)
未履修なのに、面白い!

同好の士でなくても、面白いと感じさせるなんて、season3は神か!

わたしは、好きを文章化して伝えるのが下手なので、余計にそう思えるのかもしれませんが、まさに神がかっているエッセイですよ。

もっと、読まれろ!!(伝えるの下手って、そういうことだよ、私よ)