根なし草の流浪

作者 マスケッター

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★★★ Excellent!!!

剣の腕には覚えアリのたくましい戦士ガロッド
巨人族。始終腹を空かせているグレードル。
とてつもなく長いつえを持つ、めっさ特徴的な色の髪をもつ魔法使いキェルヒエーネ
そして昔なにかやらかし、罰として幽霊の姿で彼らに仕えるオッドジョン。


このなんともにぎやかで
そしてすごくセクシーで
どきどきさせられるパーティが行く先々でさまざまな冒険に巻き込まれる。

ある時は廃村にて音楽を奏でる男に導かれ
またある時はなんと植物から現れた精霊に導かれ

読む者を見知らぬ世界に導いてくれるのである。

我々は読みながら彼らと冒険を共にし
そして時としては怯え、時として義憤にかられ
そして彼らととにもに謎解きの興奮を味わうのだ。

それはやはり、この作者様の育てたキャラによるものが大きい。
どのキャラクタにも、何か影が付きまとっている。
でも、その、影が、
しんなりとそのキャラの一部に溶け込んでいて、つまりキャラ自身が受け止めていて
そして精いっぱい、輝いて生きている。
それが、なぜかリアリティがあって
不思議と、おそらくだけど、読んでいる人の心に刺さるのだろう。

だから、繰り広げられる冒険譚がより一層素晴らしいものとなるのだろう。

とにかく読め。絶対損はさせない。