庄内編

【庄内編登場人物紹介】(主に揚北衆)

新発田重家(新発田城主)

御館の乱の恩賞への不満から、上杉家から独立する。新潟港の交易先として、大宝寺領の酒田に目をつけている。


五十公野信宗(五十公野城主)

重家の義理の弟。


本庄繁長(村上城主)

重家を除けば揚北衆で一番勢力が大きい。かつて謙信に一年ほど叛いたことがある。御館の乱では嫡男顕長が景虎についたため、恩賞はなかった。かねてから庄内地方に関心を抱いている。

鮎川盛長とは仲が悪く、隙あらば敵対している。


大宝寺義勝

繁長の子。七歳。


色部長実(長真)(平林城主)

重家の義理の弟にあたる。御館の乱では景勝に味方した。史実では重家を討ち取っている。


黒川清実(黒川城主)

御館の乱で景虎に味方し、伊達家の仲介で降伏。その後隠居した。

黒川為実

清実隠居後、跡を継ぐ。繁長の娘婿であり、歩調を合わせることが多い。伊達家と縁がある。


鮎川盛長(大葉沢城主)

隙あらば本庄繁長と敵対する。御館の乱では景虎につき、新発田の乱では重家について繁長と戦うが、敗れる。


中条景泰(鳥坂城主)

御館の乱では景勝につき、黒川清実と戦った。この中では比較的上杉への忠誠心が高い。史実では魚津城の戦いで柴田勝家らに討たれた。


蘆名盛氏 蘆名家当主 越後への勢力拡大をもくろんでいる。

金上盛備(越後黒川城主) 蘆名家重臣

小田切盛昭(越後赤谷城主) 蘆名家家臣

本庄秀綱(栃尾城主) 御館の乱で景虎について敗北後、蘆名家を頼る。


伊達輝宗 伊達家当主 蘆名家と同盟を結んでいる。

遠藤基信 伊達家臣。


大宝寺義氏 尾浦城主。勢力を拡大するが、重税を課し支持が離れかけている。

東禅寺義長 酒田領主。義氏の家臣だが不満を持っている。ちなみに当時は前森蔵人という名だった。


「最上八楯」 天童頼貞・鮭延秀綱ら

最上本家と対立している。伊達家と結びつきがある。


最上義光 最上家当主、山形城主。妹の義姫は伊達輝宗の正室だが、伊達や最上八楯との仲は悪い。

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