気まぐれ閑話【02】
強がってるわけじゃないよ
この「※あくまで〜」を含めて、私の書いたものは、潔いほど読まれません。
極々々々々々々々一部の方が、たまーに覗いてくださってます。ありがとうございます。あなたが好きです(告白)。
と言うのも、読まれるために書いていないから、当然のことです。
私の創作動機は「自分の読みたいものを書く」、それ以上のものではないのです。
だって好みが激狭ですからね。自分で書くのが一番手っ取り早い。
書いて公開しておいて、忘れた頃に読み返して「あれ、すっごい好みの展開……あ、自分で書いたんだった」っていう感じで。
そのために書いています。変わり者でしょうか。
そりゃあ、カクヨム登録当初は、「私が(読みたくて)書いた、(私が)おもしろい(と思う)この物語を、多くの人にも読んでほしい!」という思いがありました。あったんですよ、ええ、無自覚って嫌ですね。無知って怖いですね。
読んでほしいなら、自作をたくさん宣伝もして、連載公開のタイミングも計算して、アピールのためにいろいろ戦略を立てていく必要があったのでしょう。
とても無理でした。面倒くさがりなのもよくない。飽きっぽいし。
さらには、大勢の方が「おもしろい!」と大絶賛している物語が、ピンと来ない。ランキング上位の小説が、読めない。なぜか目が滑る。
ああ、向いてないな、と悟りました。
でも、書くこと自体は好きなのです。
結果、自分が読むためにほそぼそと続けています。好みが狭いのは変えられませんが、やはり楽しいです。
まさに、下手の横好きです。
最近はまた、好みの小説を私が書くよりずーっっっとおもしろく書く作家さんを見つけたので、読むのも楽しいです。
さすが、ウェブの海は広い。いろんな方がいる。
もしかしたら、びっくりするくらい私と好みが合致する人も、どこかにいるかもしれない。
いたらいいなあ。語り合いたいです。
どういう経路を辿ってか私の書いた物語を読んで、なおかつ評価や感想までくださった方もいらっしゃって、奇跡かな⁉ と思います。本当にありがとうございます。公開してよかった、書いてよかったと、心底思いました。
一度くらい、大勢の人に読まれて、高評価やレビューやコメントもバンバンもらえるような小説を書いてみたいものですが、夢で終わりそうです。
隅っこでひっそりと、自分の好みのために楽しむ。
私は、そんな感じで、ちょうどいいのかもしれません。
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