アマチュア作者でもありながら一読者でもある憮然野郎が語る物語の展開のされ方に対する辛口な意見です。

※以下はあくまで僕個人の物語の展開の様々な傾向に対する好みの問題であり、それら作品の展開自体を否定するものでは決してありません。


あくまで一読者にすぎない僕が作品に求めるニーズですが、みなさんの執筆の参考になれば嬉しいです。


読む作品のジャンルに拘りはあるかどうか

基本拘りはありませんが、

ご都合主義色が強く他の要素に特別新しさや魅力を感じないチーレムななろう系は苦手です。

逆に、僕が普段読まないBL描写のある作品であっても、それ以外のストーリーの部分に魅力を感じれば先入観や固定観念を捨てて読みます。


昔の人が書いた古典文学作品でも、科学や歴史ドキュメンタリーでも、ドラマでも、少し古い漫画やアニメでも、最近の漫画やアニメ作品でも、

男性向けの作品でも、女性向けの作品でも、

男性が作者の作品でも女性が作者の作品でも気にせず読みます。


作品それぞれに、面白いと思う部分や苦手と思う部分は少なからず必ずあるので、

その作品自体を読む前から先入観で否定したく無いからです。

もちそんそれはなろう系異世界作品も同様です。


さて、ではさっそくですが、僕個人が苦手な展開を先ずは上げていきます。


恋愛作品編


大切な女性に媚びたように振る舞う男性キャラ。

イケメンでもそうで無くてもズルく自己中心的で嫌いです。


女性をお姫様扱いしたり、

言わなくても察することが美徳みたいな価値観の押し付け。


大切なところは本当にその表面的な部分なのかなって、

僕の場合は思ってしまいます。

むしろ、その前提にある思い遣りの気もち (愛※←恋ではなく) の方が大切であり、お姫様扱いや言わなくても(表面的に)察して行動するかどうかはその時々の状況によると思うんです。


女性だって人間なはずです。

時には現実逃避に走ったり、良心の部分では本当は今の自分が間違っているとわかっていても表面的に素直になれない時だってあるんじゃないでしょうか?

そのような時でさえ女性に対して当たり障りの無いなぐさめの言葉をかけるだけでお姫様扱いするような男性が現実にいたら僕はクズだと思います。

女性の機嫌を損ね無いようにしているだけでそれは男性が自分に自身が無く、

単に異性として女性に雄としてみてもらいたいという自分中心な意識なのでは?

そんなのやさしさでもなんでもないのではないかという印象を受けてしまいます。

むしろ、心を閉ざし自分らしさや良心を見失ってしまった女性キャラクターに対して、

彼女自身が本当は自分が本心ではどうしたいと思っているのかきちんと訪ねて気付かせてあげたり、

あるいは、まるで思春期の娘に説教をする父親のようにあえて心を鬼にして泣かせたり嫌われる覚悟で向かいあってまで正気を取り戻させようとする一見ぱっとしない男性キャラクターのほうが、僕は女性に媚びたようにみえるイケメン主人公よりも何倍も男としてカッコいいと思います。


また、大切な女性のことばかり考えててネチネチ執着しているイケメンキャラには僕は魅力は感じません。

それよりも、例え容姿端麗だったり仕事がバリバリこなせるようなイケメンではなかったとしても、前向きな志を持って真面目に仕事とかに打ち込んでる一見地味な男の方が僕は輝いてかっこいいと思います。


恋愛作品編 終わり


別ジャンルにつづく ※予定です











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