自作品で異能バトルを書く際に重視していきたいこと

僕はどちらかと言えばジャンプ漫画寄りの異能バトルが好きなのです。

特にジョジョや超電磁砲、呪術廻戦で言えば無下限呪術など、実際の数学や物理を題材にしたアイデアをネタにしているものは大好きです。


僕の作品の登場人物 5次元少女ネイピアは

三国志の諸葛孔明やNARUTO作品のシカマルのように、

戦況として提示された条件から期待値が最大となる最適解を解析し、あえて頭脳で勝負する挑戦的なキャラクターです。


光の5次元少女アイリス→時の6次元少女阿弥陀(アミータ)へとパワーアップなど、

5次元少女=菩薩や6次元少女=如来など仏教でいう密教的宇宙観になぞらえたキャラクター達もいます。


19万6883次元の世界にのみ存在する

19万6883次元少女アンナや、

アンナが自我を失い暴走しモンスターと化したシメントリア。


5次元少女達よりも更に上位の階層宇宙の創造主が使役する宇宙最強のガーディアンであり、番犬達

超越因子メタファクター。

例えば、現在ネイピアは他の5次元少女二人と共に、

素粒子レベルで少しでも接触させられるだけでストレンジ物質へと組成を改変され取り込まれてしまう

厄介なメタファクターとの頭脳戦を繰り広げています。


さて、ここからは持論です。

僕は、チート能力のイケメンヒーローや美少女ヒロインが格下の敵をコテンパンにする場面はあまり描きたくないと考えています。


なんといいますか、

やっぱズルいなって思うんですよ。

お天道さまにはやっぱ人権キャラに2物や3物は与えず相応のコンプレックスや弱点になるものを与えて欲しいからです。

リアルな僕達がコンプレックスや欠点を抱えながら頑張ってるように、作品上のイケメン強キャラや美少女強キャラにもコンプレックスや弱点を気にしながら戦ってもらったほうが気兼ねなく楽しめるし、バトルの駆け引きも面白いですから。




僕の作品では、基本強キャラは強キャラとしか戦わせません。


それに、より強い力にはそれ相応の代償やリスクを背負うのは世の中の当たり前の性ですから。

僕が鬼滅の好きな点は、無惨も含めて味方も敵キャラもみんなそれぞれにコンプレックスを持っていて、

その部分に現実社会で生きる僕達は感情移入できるしリアリティーも感じられると思うのです。












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