先日、地上波で『天気の子』観ました。
新海誠監督の『天気の子』僕は好きです。
その年の一時的な流行で観客を惹きつけるのではなくて、現代を生きる僕達が今の社会にどんな不安を抱えて、どんな部分に希望を感じて生きようとしているのかをストレートに描いているからです。
天気の子の映画はコロナ渦より前にあったにも関わらず、コロナ渦で世の中のニーズにパラダイムシフトが起こっている現状においても、
この物語が観客の僕達に投げかけるテーマの説得力は決して揺るぎません。
僕が『天気の子』の作品の中で特に上手いなと思ったところは、登場人物が誰一人根っこの部分に人間関係で余裕をかましていないところです。
若者軽視でも若者重視でもなく、大人社会の中で揉まれながら真剣に生きているリアルな若者の大変さを描いているだけではなく、中高年や高齢者目線からの今の世の中を一生懸命生きようとする気持ちまでも、人それぞれが抱えるコンプレックスをしっかりと描いているところです。
だから、僕は物語の最初からラストまで安心して観ることができました。
僕以外にも『天気の子』を観たことがある方へ。
みなさんは『天気の子』の映画を観てどんなことを感じましたか?
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