自由主義や個人主義について
自由主義や個人主義を強く主張するタイプの人には二種類いると僕は思う。
前者は自分自身に当てはめるだけでは無く、
世の中全体を考える。
そして、人は一人一人違う為に
多数派の支持する生き方だけでは平等になれない少数派の人達がいることを訴えているのだ。
つまり、様々な条件下で不条理な状況におかれた少数派の人達のイレギュラーな生き方を認めて欲しいと、そう考えるのだ。
対して後者はというと、自由主義や個人主義という言葉を利用して世の中に対してただただ不平不満を言い、楽に生きたいと現実から逃げているのだ。
今自分達が暮らしている日常社会がたくさんの人達に助けられ支えられることで成り立っていることに感謝の気持ちすら持たずに。
後者の考えを持つ人間に僕は言いたい。
自由主義だの個人主義だのという権利ばかりを主張する前に、自分自身が周りの人達の為に今まで一体何ができてきて何ができてこなかったのか?
そして、これから何か出来ることはないのか?
その件を先ずは考え一生懸命努力して行動する姿勢が大切ではないかと僕はそう思う。
そこに初めて人と人との信頼関係が生まれてくると思うのだ。
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