第25話 聖夜祭の翌日

 ここ数日のソフィアは、エルテナ神殿での聖夜祭の準備に早朝から夜更けまで(場合によっては深夜まで)かかりきりだった。

 その為、港町クナートの聖夜祭の様子は分からないままだ。だが、神殿の慌しさから、どれほどの規模で盛り上がっていたのかは想像に難くなかった。正直、人の多い場所は避けたいため、仕事があって良かった、と本気で思っている。



 とはいえ、今日は聖夜祭の“翌日”――つまり、シンとの約束の日だ。



 朝起きた後、珍しくすぐにはベッドから出られず、ソフィアは横になったまま薄暗い天井に視線を彷徨わせた。正直、シンと一緒にこの町の中を歩く事など、したくない。彼の知人に会って、(色んな意味で)あらぬ誤解を与えたくない。今までの様に、町中偶然会って、たまたま道中が一緒になったという事とは、訳が違う。わざわざ待ち合せて出かけるのだ。

 ゴロリと身体をベッドの上で転がすと、皺にならない様に文机の椅子の上に掛けていたアレクから貸してもらったワンピースと、アトリから贈られたリボンが視界の隅に入った。彼女達の厚意はありがたい。だが、それらを身に付けて出掛けるという事を憂鬱に思っているのも本心だ。複雑そうな顔でソフィアは横になったままじっとワンピースとリボンを見詰めた。



(……悩んでいても仕方ないわ。約束してしまったんだし。……これが終われば、シンへの借りは返せるんだから、全力を尽くさなくちゃ)


 口を一文字に結んだままぎゅ、と一度強く両目を閉じ、そして開く。そのまま身を起こすと、ソフィアは身支度を始めた。



* * * * * * * * * * * * * * *



 正午の鐘が鳴るにはまだまだ時間があるのだが、本日のルートを確認するためソフィアは早めに橙黄石シトリアやじり亭を後にした。



 今日のクナートは、そろそろ雪が降ってもおかしくない程空気が一段と冷えている。外気に触れた瞬間、ソフィアは小さくくしゃみをした。


 アレクから譲り受けた薄茶ベージュの外套はまだリボンやレースがそのままで、アレクから借りたワンピースに合わせるには少し幼い様に感じた。その為、今日は外套を羽織らずに出てきた。とはいえ、濃紺色のワンピースは厚手の布で出来ており、今までの服よりも格段に防寒に優れている。また、布地は厚地の割には柔らかで軽く、今朝袖を通した際は感触に驚き目を丸くしてしまった程だ。

 ワンピースの裾や胸元には細かな蔦の葉の意匠の刺繍が施されており、襟ぐりと袖口に白い飾り布がついていた。もちろんソフィアは生まれてこの方、この様に品のある服を着た事……いや、触れた事などない。だから、引っ掛けて傷をつけたりしない様に、細心の注意を払って着替えた。

 また、普段使用している(アトリから貰った、バザーの品で売れ残っていたという)金属製の髪留めは、このワンピースと合わない事はソフィアでも分かる。アトリが予言めいた(?)贈り物をしてくれたおかげで、普段はしない様な髪型にする事が出来た。

 とはいえ、凝った髪型など出来るはずが無い。聖夜祭当日はエルテナ神殿に数多くの人――女性も多く訪れており、特に男性と連れ立ってきている女性は装いも気合が入ってた。もちろん髪型も。凝った髪型は出来ないが、責任感と気合と持ち前の器用さで、所謂“なんちゃって”凝った髪型、程度には何とか出来た。両サイドの髪をゆるく編みこみ、首の後ろで2ヶ所リボンで留める。本当であれば、後ろの髪も編んだり結ったりすれば良いのだろうが、自分の目が見えない場所をどうやって操作(?)したら良いか、どう頑張ってもサッパリ分からず、タイムアップとなった。



 ひゅぅ、と寒風が過ぎ去りソフィアの髪とリボンを揺らす。とたんに思考の沼から覚醒する。長々と道端で考え込んでいたようだ。――余程行きたくないのか、と自分自身にやや呆れる。こんな調子ではシンに借りを返すどころか、逆に気を遣わせてしまう。改めて気を引き締めると、ソフィアは歩くのを再開した。



 だが、大通りに近付くにつれ、普段とは違う町の様子に気付く。



(え……聖夜祭、って昨日終わったんじゃなかったっけ……)


 水色の目を丸くしたまま立ち止まる。そう、クナートの大通りに面した建物の壁には、見渡す限り、未だに四大神のシンボルをかたどられた金属板の飾りや、乾燥させた花々や草木、リースなどが飾られているのだ。今朝は霜が降りたのか、金属板の飾りの表面にも水滴がまだついており、それが日の光を浴びてキラキラと輝いている。

 どこか違う町に迷い込んでしまったのではないか、と本気で動揺するが、遠くに見える石造りの鐘楼はここが港町クナートである事を証明している。……――否、鐘楼くらい、別の町でもあるのではないか、……困惑したまま視線を彷徨わせる。

 行き交う人々はどことなくせわしない様子だ。露店で日持ちしそうな干し果物や四大神を表す植物を乾燥させた小さなオブジェ……の様なもの、など購入している者もいる。



「おかあさーん、これほしい!」

「駄目よ。もう船の時間に遅れるから、また来年ね」


 通り過ぎていく小さな子どもと大人の女性の会話が、おのずと耳に入る。


「おとうさんにおみやげはー?」

「ちゃんと買ったから大丈夫。ああ、でも干し果物を買おうかしらね。船に乗ったら食べましょう」

「わぁい!」


 少し視線を向けると、先ほど通った露店で親子らしき2人は買い物をしている。



(そうか……別の町や村から来ている人が、お土産を買って帰る為に、今日も露店が出てるのね……って、神殿の方アトリ、大丈夫かしら……)



 つい周囲に気を取られ、余所見をしながら数歩歩く――と、とん、と肩に小さな衝撃があった。驚いて目線を動かそうとした途端、唐突に上から声が降って来た。


「いってぇぇえ! 骨が折れた!」

「え」


 大声に思わずビクリと身体を強張らせ反射的に声の方向を見ると、肘の辺りを押さえている男が目に入った。恐らくその男が、今声を上げた人物だろう。中肉中背で黒髪黒目。背丈はシンより恐らくやや高い。年齢は20代……か、30代くらいと思われるが、人間観察眼があまり高くない(といういうか低い)ソフィアには「成人してる男の人」程度しか分からなかった。


「おい! 嬢ちゃんよぉ~ 何よそ見して歩いてやが……ん゛ンッ」


 彼は肘を押さえていた手を握り締めて振り上げ、顔を紅潮させて声を荒げたが、途中からおかしな音に裏返った。そのまま、徐々に彼は違った意味で顔を赤らめ、しどろもどろとソフィアに声を掛けた。


「あ……い、いや、俺が余所見してたんだな! お嬢さん、どこか痛くないか?!」

「……え」


 急に演技がかったような猫なで声で男はソフィアへ向かって前のめりになる。その勢いに、思わず無意識にソフィアは身を引いた――とたんに、ふわりと後方へ身体ごと引っ張られ、驚きの声を上げる間もなく、ソフィアと男の間に誰かが身体を割り込ませた。


「君こそ、骨が折れたんじゃなかったっけ。――良かったら、神殿まで運んであげようか?」


 心配そうな声音。だが、誤魔化しが通じないと思わせるような芯の通ったテノール。深緑色の外套に小さな荷物を持った男性の背中。呆然と見上げるソフィアの目に柔らかな茶色い髪が映った。

 そのまま、彼は男に言葉を続ける。


「僕は智慧神ティラーダに仕えているから、ティラーダ神殿なら案内できるよ?」

「えっ あっ あ、いや、大丈夫! 言い間違っただけだ! その……俺がぶつかったから、彼女の骨が折れてないかパニックになっちまって……」

「そうなの? それなら後は僕が診るから大丈夫だよ。次はぶつからないように気をつけてね」


 にっこりと男に微笑むと、後ろめたさからか、それとも言いようの無い迫力に負けてか、男はそそくさと去っていった。それを見送ってから背に庇っていたソフィアの方へくるりと振り返り、怪我が無いか問おうとして彼は……シンはそのまま目をまん丸に見開いて固まった。



 ほんの一瞬、シンは表情を取り繕う事を忘れた。


 朝露に光る四大神のシンボルの様に日の光を弾く美しい青みがかった銀の髪は、普段と異なり丁寧に編まれ、深い紺色の細いリボンで留められている。そして濃紺色のワンピースは、普段若い人々が好んで着るような流行のものではないが、オーソドックスな形で随所に同色系の刺繍が施されている落ち着いたものだった。襟や袖口には白い飾り布がついており、一段と清楚な装いを際立たせる。普通の若い娘であればなかなか着こなすのは難しい――下手に質素にまとめようとすると服に負けるだろうし、逆に派手な化粧を施せば服が地味になってしまう。どちらにせよ台無しになる事が予想される。

 だが、ソフィアの場合はこの落ち着いた雰囲気のワンピースがまさあつらえたかのように似合っていた。透き通る様な白いかんばせ、森の奥にひっそりと湧き出す清水の様な淡い水色の瞳、白金細工の様な髪――濃紺色の品のあるワンピースやリボンは、ソフィア元来の造形的な美しさを“際立たせるための”ものだった。



 時間にして本当に僅かの間だが、シンにとっては長く生きていてこの様に頭の中が真っ白になった事は記憶にない。そもそも、特徴的な髪の色で後姿でもすぐにソフィアだと分かっていた。それに、彼女が非常に幼気で可憐な姿という事も、とうに分かっている。それなのに、正に“言葉を失った”のだ。物理的にも精神的にも。

 しかし、それでもさすが年の功というべきか。シンはすぐに笑顔になると少し身を屈めてソフィアの瞳を覗き込んだ。


「……えっと、怪我が無いみたいで良かった。ソフィア」

「え? ああ……あたしは全然。でも、さっきの人」

「ああ、彼の事は気にしなくて良いと思うよ」

「でも、骨が折れてるって」

「ソフィアは折れたの?」

「あたしは全く怪我してないって、今言ったでしょ?」

「じゃあ、彼だけ怪我をするのはおかしくない?」

「…………打ち所の問題?」

「もー、そんなの普通ないから!」


 真面目な顔で答えるソフィアを見て、シンは笑いながら否定した。それから小首を傾げて柔らかく微笑む。


「それで……どうしたの? その服」


 その言葉とシンの笑顔に、何故かソフィアは心がささくれ立つ。反射的に「どうせ似合わないと言いたいんでしょうけど、」と口を尖らせながら前置きして彼をじろりと睨んだ。


「これは、少しでもマシになれるように努力した結果よ。不満があるならあたし自身に言って。この服は仕立てもデザインも良いものだわ」

「え」


 今度はシンの方が目を丸くした。


「どうしてそんな事言うの。――その逆だよ。とっても似合ってる」


 慌ててシンが言うが、あまり信用したような表情にはならず、つまらなそうに「ふーん」とだけ応えた。そのまま、話題をやや強引に変える。


「それよりも、あなた来るの早くない? ここが孤児院から中央広場への通り道って風にも見えないんだけど」

「あ、分かる?」


 急な話題変換にも関わらず、気にした様子も無くシンは、あははと朗らかに笑った。


「実は、朝からずっとそわそわしてて。だって、ソフィアと2人でお出掛けでしょ? いてもたってもいられなくなって、結構早くから町に出てたんだ」


 照れた様に鼻の頭を指で掻きつつ、シンははにかんだ。


「時間があったら、町も案内したかったし。出来たらソフィアとたくさん話したかったから」

「あたしは用が済んだら帰るけど」

「えー」

「元々、そういう話だったでしょ」

「うーん……あ! じゃあ、今度は僕がソフィアに借りって事で!」

「ばっかじゃないの!」

「だって」


 まるで子供の様に不満げにやや口を尖らせるシンを見て、ソフィアは呆れた視線を投げかけた。「いい年して何言ってるの?!」と追い打ちをかけようとするが、さすがに失礼かと思い直して言葉を飲み込む。そのまま小さく息を吐くと別の言葉を口にした。


「待ち合わせ、14時の予定だったけど」

「? うん」


 シンはきょとんと首をかしげる。


「まだ、正午にも時間があるわね」

「うん、多分、あと1時間弱、かなぁ」

「今更分かれて、後数時間、時間を潰してから待ち合わせしなおす、なんておかしな話しだから」


 むすっとしたまま、ソフィアは小さくシンを睨む。決して怒っている訳ではないが、どういう表情をしたら良いかわからない。


「仕方ないから、このまま時間を潰しましょ」

「それって、僕と一緒にって事?」

「いいえ、たまたま行く方向と行く場所が一緒なだけよ」

「えー」

「じゃ、適当に歩くわよ」

「あ! 待って! なら、せっかくだから僕がこの町を案内するよ!」

「え、あ、いえ……」

「遠慮しないで! まず、市場かなぁ。この時期は異国からの露店も多くて、色んな人や物があって楽しいよ! さ、行こう!」

「あっ……」


 あまり人が大勢いそうな場所は、と言いかけたが、正に人が大勢いそうな場所を喜々として案内し始めたシンに、思わず言葉を飲む。今日はシンの為の日だ。単に苦手というだけで、彼の意思を尊重しないわけには行かない。思わず小さく不貞腐れた様に頬を膨らませて俯く。


 まだ南西寄りの大通りですら、人通りは普段よりもずっと多い。再び余所見をしていた若い女性とぶつかりそうになり、慌てて避ける。そのままよたよたと数歩よろけてしまい、シンに気づかれなかったかと慌てて辺りを見回す。

 そこで、ソフィアは不意に自分に注がれるいくつかの視線に気がついた。1つや2つではない。どこからなのか分からない程だ。驚いてよろけたまま固まっていると、数歩先を歩いていたシンが振り返り、困ったように微笑むと踵を返して戻ってきた。


「――そうだった。ごめん」

「? え?」

「こんなに可愛いのに、皆の視線を集めないはずなかったよね」

「……寝てるの?」

「え? 起きてるけど。どうして?」

「寝言が聞こえたから」


 思わずジト目で引きながら言うと、シンは「ひどいなぁ!」と言いながらくしゃっと笑顔になった。


「うーん、もっと僕の事信用してほしいんだけどなぁ……あ、そうだ」


 笑いを収めようと努力しつつ、ふと何かに気付いた様に声を上げ、持っていた包みをソフィアに差し出した。


「? なに?」

「うん、会ったらすぐ渡そうと思ってたんだ。――ソフィアへの贈り物」

「――はぁ?!」

「聖夜祭。……終わっちゃったけどね。でも、終わったばかりだからギリギリセーフって事で」

「い、いや……なんで?」

「言ったでしょ。僕、ソフィアのお父さんになりたいって。もっと頼って欲しいって」

「いえ、間に合ってます」

「でも、僕はそうしたいの」

「よく分からない……何なの?」


 混乱した様にソフィアが眉を下げると、シンはにこっと笑った。


「だからね、聖夜祭の贈り物を贈っても、何にもおかしくないって事! 僕がソフィアの事を家族みたいに思ってるって事は間違いないんだから、その僕が贈り物を贈るのはおかしくないでしょ?」

「え? ……え? いえ、あの……まっ」

「もちろん、貸し借りもなし! 贈りたいから贈っただけだもの」

「で、でも……こういうのは、きっちりとしておかないと、後で困るから」

「どういう後なんだろう」

「言っておくけど、困るのはあなたの方だからね」


 断ろうにも、シンに口で適うとは全く思えなかった為、早々にソフィアは白旗を揚げた。


「……し、仕方ないわね。……今日、寒いし。……今日はあなたに借りを返す日だし。……分かったわよ」


 小さな口を尖らせて、むすっとした表情で小さく途切れ途切れに、だったにも関わらず、言い終わったとたんにシンは笑顔になり、包みを開いた。薄い布で包んでいたその中身は、柔らかそうな大きくて長い“布”だった。薄茶ベージュの色彩のそれは、光の加減で淡い黄色にも見える。だが、見た事も無い謎の布を差し出され、ソフィアはどうしたものかと困惑して固まった。その様子に、シンはふわりと嬉しそうに微笑んで「こうするんだよ。――ちょっと動かないでね」と言いながら、ソフィアの細い肩にその布をまとわせた。

 柔らかいその布は薄手にも関わらずすぐに彼女に温かさを与えてくれた。思わず不思議そうにソフィアはその布に手を当てる。


「……?」

「ショールだよ。――うん、良かった。すごく似合ってる!」


 満足そうにシンが微笑んだ。「今日の服にもピッタリだ」「可愛い」など、惜しげもなく褒め言葉を口にする。耐え切れずにソフィアが声を上げた。


「ほんっと、そういうお世辞いらないから! そもそもあなたね、通りすがりの人の中に、おかしな誤解する人がいるかもしれないのよ?! あなたはもっと周りを見て行動するように、相手を選んで言葉にするように、って以前言わなかったかしら?!」

「んー、覚えてるけど、僕ちゃんと周り見てるし、相手も選んでるし」

「それが出来てないから言ってるんでしょー!」

「ソフィアは誤解しないでしょ」

「するわけないでしょ!」

「なら、気にしないのが一番! おかしな事いう人の言葉は、聞き流せばいいんだよ」


 あっけらかんと笑いながらシンが言う。度々彼はこの様な言葉を口にするが、その都度ソフィアは何となく妙な感じがしていた。だが、シンが敢えて口にしない事を聞くほど親しいとは思っていない為、今回も聞き返すことをしない。


「……そろそろ行きましょう」


 踵を返し、スタスタとシンの横を通り過ぎようとした時、「待って」と彼が呼び止めた。丁度シンの数歩先で、ソフィアは振り返り小首を傾げる。

 微笑みながら近寄り、そのままシンはソフィアの小さな片手をとり、有無を言わせずそのまま自身の外套の左袖口に誘導した。


「ここを握ってて。はぐれるといけないし」

「いえ、だいじょ」

「さっきはぐれかけたでしょ。――それとも、手を繋ごうか?」


 にっこりと笑顔で左手を差し出すシンに、慌ててソフィアは「冗談じゃないわよ!」と声をあげ、差し出された彼の手ではなく、深緑色の外套の袖口を、不貞腐れた様な顔をしたまま、ぎゅう、と握った。



 それと見て、シンは悪戯が成功した子供の様に満面の笑みをたたえたのだった。

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