第326話 オペレーション・サンダーボルト(前編)

 サブアームへの動力供給カット。サーマル及びグラフィックセンサを停止。各部アクチュエータへの神経伝達率を80%に制限。ハーモニックブレードの補助動力を機体へ還元、パージ。弾薬切れを起こした突撃銃も、死重でしかない携帯式電磁加速砲パーソナルレールガンも同様の対応。

 後は何を捨てれば、どれだけ耐えられる。皆が退避するまでにどれだけかかる。分からない。

 自分が囮となった北東方向への誘引は功を奏したのか、玉匣や友軍部隊と反対側へゲル体から大きく離れることができている。しかし、ここまでで見せつけられたアンノウンの移動力は想像を絶するもので、傾斜や障害物の影響もほとんど受けない相手である以上、自分が離れた際の安全に関する絶対の保証が得られない。


『ここまで捨てても稼働限界まで10分そこら――いやまだだ、装甲の自動修復停止、オペレーティングシステムの操縦補正を解除!』


 無くなったところで自分は飛べるし戦える。800年前の戦場に立っていた頃から、そんなもの当てにしていないのだから。

 機体側の感覚はほとんど失われ、頼りにできるのは自分の目耳と勘くらい。

 だが、稼働時間を1分でも1秒でも伸ばせるなら上等だ。それだけで、少しでも遠くへ連れていけるのだから。


 ――問題はその先だが、どうするか。


 両腕で握りしめた収束波レーザーフラ光長剣ンベルジュを横へ振り抜き、迫っていた赤い液体を焼き切る。その飛沫が装甲につける小さな傷は、残念ながらもう消えない。

 残っている武器は、光散る剣のただ一振り。これが無くなればいよいよ徒手空拳だが、そうなると機体ごと身体を消化されるだけだろう。

 それでも。


『いいぞ、ついてこい! 行けるとこまで連れてってやる!』


 ブースターを吹かして機体を捻れば、腰を掠めてゲル体が通過する。装甲表面が大きく溶け落ち、一歩間違えばフレームまで貫通していただろう。それでも、モニターには損傷状況を知らせるインジケータすら表示されない。

 いい加減、アンノウンも苛立ってきたのだろう。左右から迫る壁のように持ち上がったゲルが押しつぶそうとしてくるのを、まるで谷を縫って飛ぶかの如き機動で躱せば、今度は下から間欠泉のような勢いで噴き上がってくるなど、全く息つく暇を与えてくれない。

 機体が揺さぶられたのは、全力の後退機動でも避け切れなかった証拠だろう。

 空戦ユニット右安定翼に被弾。頭部レーダーユニット破損。左脚部ジャンプブースター損傷、推力低下。

 まだだ、まだ飛べる。もっと遠くへ。


『相棒、聞こえるか! 生きてるな!?』


『ッぅ――なんとかねぇ!』


 前からのしかかるように迫った波を、上昇しながらの後方宙返り1回で躱す最中、唐突に鳴った通信機に、危うく舌を噛むところだった。


『カッ、さっすがエース様だ。女共を黙らせてくれたお前に、天からのプレゼントがあるぜぇ』


『1歩間違えたら、君の同族になれそうだって時にかい!?』


『俺からアイデンティティを奪おうとすんじゃねぇよ。さっさとデータリンクを再起動しやがれ』


 ダマルの口調から、どうにも玉匣との集結は上手く行ったらしい。それだけでも十分な成果なのだが、この状況でいやに自信ありげなプレゼントとは、一体何のことか。

 少々訝しい話ではあるが、推理している余裕など今はない。天才的な相棒が言うのならと、ヤケクソ気味にデータリンクを起動させた。

 接続中の文字が浮かぶこと数秒。その間にも僕は翡翠を振り続け、稼働限界までを示すカウントダウンは続いていく。

 呼吸すら忘れそうな緊張感の中である。おかげで接続と表示された瞬間、軽くむせてしまった。


『げほっ……通信指揮車経由の衛星データ送信だって? それに、LSL-003って言ったら……はぁっ!?』


 今までとは違う汗が頬を伝う。いや、緊張や不安という意味では同じかもしれないが、少なくとも自分はここまでのプレッシャーを感じたことがない。

 しかし、骸骨はこちらの反応を想像していたのか、カッカッカ! といつもよりなお高らかに笑って見せた。


『びっくりだよなぁ? 衛星軌道に浮かんだ危険物の心臓は、800年経っても動いてんだとさ。万一に備えて、色々探してくれた爺さんに感謝しろよ。それと、通信指揮車を持ってきてくれた奴らにもだ。怪獣相手にゃ最高のプレゼントだろ?』


『そんなもの、一体どこから……いや、出所なんかどうだっていい! 天雷てんらいがどんな戦略兵器かくらい、君は知っているだろう!? アンノウンだけをピンポイント照射するなんてとても――』


『安心しろよ。こっちはもう山の向こうまで退避できてる。味方部隊も含めて、な』


 ゴクリと咽が鳴り、鼓動が一気に速くなる。

 軌道爆撃用重レーザー軍事衛星、天雷。大量破壊兵器禁止条約によって戦争行為への使用が禁止されてなお、企業連合の力を象徴するシンボルとして衛星軌道に浮かんでいた破壊の神。

 海上の無人島に対して行われた試験照射で、あらゆる生命を蒸発させて焦土に変えた話は、世界的なニュースとなったほどの代物である。その後、実戦に投入されたという話を、少なくとも僕は聞いたことがない。否、できなかったはずだ。

 社会からの視線に、熱核兵器同様の禁忌と見なされていたのだから。


『本当に、できると思うかい?』


『実際ちゃんと狙えるか、ちゃんと撃てるかは博打だぜ。動いてるっつっても、800年無整備の骨董品なんだ。それでも、そいつを消し飛ばすなら、やるしかねぇだろ?』


 それとも放置して逃げるか、とダマルは言外に問うてくる。

 できるなら、一旦全部隊で安全域へ脱出してから、アンノウンの動静によって戦略兵器の使用不使用を決定する。これぞ賢い選択、と言えるだろう。

 だが、理想は所詮理想。誰もが無事に脱出するという前提の時点で、実現可能性は既に未知数であり、予想が外れれば各地により甚大な被害をもたらすことも十二分に考えられる。

 仕切り直しができるなんて楽観的な考えは、どうしても僕にはできそうになかった。


『……わかった。照射までは?』


『天雷は既に攻撃位置へ移動してる。エネルギーチャージのインジケータを信じるなら、大体10分ってとこだな』


 チラとモニターの片隅へ視線を向ける。

 カウントダウンを続ける数字。上等だ、と機体を捻ると同時に収束波光長剣を振るいながら、小さく頬を緩めた。


『了解した。翡翠はアンノウンの行動を抑制しつつ、目標座標の連続送信を実施する。天雷の準備が完了次第、速やかに照射を開始してくれ』


『言わんでもわかってるだろうが、敵を引き付けて長居しすぎるなよ。お前が言った通り、天雷の威力は――』


 突然、ザザザと激しいノイズが走り、骸骨の声が掻き消える。


『ダマル? どうした、応答を……信号途絶? あぁ、成程』


 無線機の状態を確認すれば、通信回路途絶を示すエラーが表示されていた。どうやら向こうに何か問題が起こったのではなく、飛散したゲル体に通信ユニットが破壊されたらしい。おかげで回避運動を行いながらホッと胸を撫でおろす。

 いよいよ、本当に1人と言うことらしい。だがむしろ、相棒も新しい部下も愛しい娘たちも、皆が安全地帯に居ると思えば、心細さなど微塵も感じなかった。

 最低限のインターフェースに再び視線を投げる。その片隅に表示された数字に、不敵な笑みが込み上げてきた。


『稼働限界まで7分。これでは話にならないが――』


 アクチュエータ出力および神経伝達率50%。収束波光長剣、破棄。通信系、照準リンク以外を完全切断。画面に浮かび上がる更新された機能制限の表示。それが重なる度少しずつ、しかし確実に稼働限界が伸びていく。

 それでも、まだ足りない。

 10分より長く、翡翠を動かし続けるために必要な代償。それがあまりにも想像通り過ぎて、僕はやれやれとため息をついた。


『さて……初めての試みだ。自分の身体と感覚はどこまで持つやら』


 ため息ついでに苦笑を1つ。

 それを最後に、僕はシステムに対し、残しておいた切札を使う指示を出した。



 ■



「翡翠、聞こえるか? 応答しろ、翡翠――チッ、こりゃあ信じるしかねぇか」


 ザーとしか返ってこない音声に、俺は深くため息をつく。

 すると間もなく、指揮所の中へいくつもの足音が飛び込んできた。


「ダマルさぁん! どうなったんですか!? おにーさんは!」


「ひすい、だいじょうぶだよね!? やられちゃってなんて、ないよね!?」


 猫と雪ん子の圧力に、相変わらず頭蓋骨だけの状態にある俺は、逃げることもできずにカタカタと震えるのみ。手足の代わりをしてくれている女神様も、これには苦笑するばかりで気持ちを汲んでくれそうにはなかった。


「落ち着けって。レーダーから反応が消えたわけじゃねぇし、変わらず動き回ってんだぞ。単に通信機がイカれたってだけだぜ、多分な」


 目がないために視線を誘導することも難しく、どうすれば彼女らに正しく情報を伝えられるものかと悩んだ。ただでさえスケコマシに関わる話である。下手に誤解などされた日には、スーパーニャンコパワーで頭蓋骨を陥没させられ、永久凍土に埋められかねない。

 その危機的状況から俺を救ってくれたのは、比較的冷静に聞こえる平坦な声だった。


「だから、レェダァは光ってるって、言ったのに……むぎゅ」


「ふふ、可愛い子たち。導師様は本当に愛されていらっしゃるのねぇ」


 出てくるなり、シューニャの頭が柔らかそうな胸に埋もれる。

 これが何のことない日常の景色なら、俺の口は自然に、今すぐそこを代われ、と吐き出したところだが、今回ばかりはそうもいかない。

 何せ、そのシューニャにそっくりな顔をしている割に、表情もスタイルも真反対という女性、サンスカーラ・フォン・ロールは命の恩人と呼ぶべき存在なのだから。


「助かったぜ姉さん、アンタには感謝しかねぇ。あのモニター爺さんがこっそり整備してたことも驚きだが、まさかそれをここまで届けてくれるとはな」


 装輪装甲指揮通信車レグホーン。800年前の企業連合軍が用いた、強力な衛星通信能力と情報処理能力を持つ大型指揮車両は、ガーデンの格納庫に残されていた物だろう。現代においてその能力を用いるような場面は想像ができなかった俺は、単なるデカくて重いゴミとして一切触らなかったのだが、まさかこんな形で使うことになるとは、世の中わからない物である。

 それもまさか、サンスカーラが案内人、パシナが運転という役割分担までして、この絶妙なタイミングに届くなど、奇跡以外の何物でもない。

 だから俺は、動かない頭では申し訳ないと思いながらも、改めて感謝の言葉を口にすれば、最強の姉はふふんとたわわな胸を張ってみせた。


「そうでしょうそうでしょう! うんうん、流石はダマル君。頭骨だけなのに、人を見る目があるみたいでお姉ちゃん嬉しいわぁ」


「この格好見て驚かねぇアンタの方がすげぇんだが、誰かから聞いて――あ」


「えっと、シューニャちゃんのお姉さんだって聞いたし、ダマルさんのこと知らないみたいだったから、驚くといけないって思って話したんだけど――もしかしてダメだった、かなぁ?」


 頭上から降ってくるゆるふわボイス。ありもしない耳が溶けそうではあるものの、出所がジークルーンの気遣いなら、社会的な部分で困るようなこともない。


「カッ、妙な気の回し方はお前らしくていいぜ。とはいえ、色々切羽詰まってるんでな。悪ぃが茶飲み話は後回しにさせてくれや。サフェージュ! 反帝国連合軍の方はどうだ!? 蜘蛛の姉ちゃんは帰ってきたか!?」


「いえ、さっきマオリィネ様のお姿は見えましたが、ウィラさんはまだ。でも、樹木兎ポミプース軍団の最後尾が峠に入ったので、もうすぐかと」


 車載機関銃座で警戒に当たっているもう1人の立役者。サフェージュへと声をかければ、天井から垂れたフッサフサの尻尾がブンブンと振られる。

 借金返済の使い走り坊主が、知らない間に立派な伝令員となって馴染んだものだ、なんて。

 どことなく年寄りのようなことを考えていれば、コツコツと床を鳴らしてマオリィネが帰ってきた。


「エデュアルトには、わかる範囲で状況を説明したわ。あんな化物を見た後だから、兵たちの退却が早いこと早いこと。それこそ、1番のんびりしていたのは、話しながら移動していたグランマとウィラじゃないかしら」


「そりゃ結構。蜘蛛姉ちゃんだけなら、どうにでもなるだろ」


 予想より遥かに素晴らしい展開だと思った。

 もっと壊乱して落伍者だらけになるかと思っていたが、エデュアルトやグランマの統率力は相当なものらしい。見事というべき落ち着いた退却である。

 フェアリーについては半ば信仰の対象である上、取り巻きの格が違うので敢えて触れる必要も無いだろう。

 ただお疲れさんとだけ言えば、マオリィネは何を思ったのか少し表情を固くし、俺の真横にふわりと黒髪を下ろしてきた。


「ねぇダマル、やっぱり妙じゃない? サンスカーラは偶然かもしれないけど、なんであのカラはこの一大事になってから、反乱勢力を引き連れて本体に合流、それも大量の樹木兎に乗って来るなんて……まさか、グランマはフォート・サザーランドの時点で、こうなることがわかってたのかしら?」


「運命を操ってるってか? だとすりゃ本物の妖怪だし、俺たちの手にゃ負えねぇよ」


 訝しげな耳打ちに対し、俺はふぅとジークルーンの手の中で深く息を吐く。

 確かにあの犬面がこの装甲指揮通信車に続いて、広葉樹を背中に生やした戦車並みの巨大兎を連れ、反乱軍の部隊だと言い張る光景にはビビりもした。それが帝国領西部では動く森として、主要な木材資源とされていると聞いて、もう一段驚かされてもいる。

 だが、それがどうしたというのか。今はそのジャンボウッサピョン軍団が本来、どういう意図から動員されたにせよ、トラック代わりとなって味方部隊を退避させてくれているのだから、他の理由などなんでもいい。

 恭一は落ち着いていたが、翡翠の稼働限界は確実に近づいているはず。タイムリミットはそう遠くない。ならば、今俺たちが成すべきは、天雷の照射に伴う被害を可能な限り減らし、自分たちの身を確実に守ることだけ。それ以外を気にする余裕などないのだ。


「ダマルさん、もしかして不安なんスか?」


 それは意外な言葉だった。

 真正面にしゃがみ込んだアポロニアは、真面目な顔をして俺を見る。お前には髑髏の表情がわかるのか、流石に言えなかった。


「何でそう思うんだよ?」


「なんとなく、ッス。こう、何かを怖がってるような気がして」


「……かもしれねぇな。だが、勝利の女神もついてんだ。これ以上甘えてられっかよ。ジーク、モニターの前に置いてくれ」


 その呼び方はやめてよぉ、と困ったように言いながらも、ジークルーンは俺を丁寧に机へと降ろしてくれる。

 天雷の照準位置は既に固定され、カウントダウンは間もなくゼロを刻もうかというところまで迫っていた。


「あっ、ダマルさん! ウィラさんが帰って――わわっ!?」


「大きな声を出さないの、キツネちゃん。わざわざ汚物に報告なんて要らないわ。私の用事はおしまい、ね?」


 音もなく唐突に帰ってきた蜘蛛女は、サフェージュを抱えて降りてくると、こちらに一瞥もくれないまま流れるように助手席へと座り込む。その流れるような動きに、隣の運転席のパシナは不思議そうにくるりと頭を回していた。

 最初に余計なことを言った俺が悪いのだが、色々物申したいことはある。ただ、これで状況は整った。


「よし、始めるぞ。アポロ、全員にレグホーンか玉匣の中へ入るよう伝えてくれ。1人も残すな。それから手の空いてる奴らは、車両のハッチは全部確実に閉鎖されてるか確認を頼む」


『アランよりダマル、こちらはタマクシゲの中で待機中。サラマンカは回収済み、ファティマとポラリスも居る。ハッチの全閉、確認』


 人が多かったからだろうか。最初に押し寄せてきた2人は、いつの間にか玉匣へ戻っていたらしい。定員を考えても、その方がいいだろうが。


「後は全員、こっちに乗ってるッス」


「天井も後ろも扉は閉めたわ。これでいいかしら?」


「ねぇシューニャちゃん、皆物々しい感じだけどさ、今から何が始まるのよぅ?」


「わからない。けど……」


 振り返ることはできなくとも、多くの視線が集まっていることはひしひしと伝わってくる。

 そうだ、俺も含めてここに居る誰にもわからない。だから空洞だらけの頭骨にあるのは、アポロニアに言われた通りの漠然とした不安だけ。

 画面一杯に広がる赤い警告メッセージ。


「LSL-003、攻撃認証最終フェーズ。企業連合総長一色巽いっしきたつみより直接入力。議会承認は戦時特別法により省略、事後可決されるものとする。制御系獲得……照射はエネルギーフルチャージと同時」


 本当にやるのか、本当にいいのか、後戻りはできないぞと、800年前の倫理感を埋め込まれたシステムが叫ぶ。

 俺がやるんだ。俺にしかできない。それが古代文明ですら使われなかった危険兵器のトリガでも、怪獣相手なら躊躇う必要などあるものか。


「設定最終入力……よし」


 始まる攻撃へのカウントダウン。もう後戻りはないと、レーダーへ視線を向けた。


「さぁ、もう十分だぜ相棒。空からでけぇ雷が降って来る前に逃げやがれ」


 残り1分。レーザーは太いが直線照射であり、翡翠の全開速度なら余裕を持って降り注ぐ熱量から逃げ切れるはず。

 アイツならわかっている。そう思っていた。


「……何してるんだよ相棒。遊んでねぇでサッサと距離を取れって……なぁ、なぁオイ!!」


 最初から潤いなどない口の中が乾いた気がして、一気に思考が凍りつく。

 通信が繋がらないことは分かっていても、怒鳴らずには居られなかった。血の通わないはずの頭蓋骨が、冷たくて冷たくて堪らなかったから。

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