第317話 研究者、斯く語りき

 ギリギリと音を立てる大きな爪を前に、コンクリートの壁は発泡スチロールのように崩れていく。

 その比較的小柄な異形は、果たして何がしたかったのか。扉を前にした通路の奥で、どうしてか壁面に張り付いて、明後日の方向に向かって掘削作業を行っている。

 思考など読めるはずもないが、ソレは何か違和感を感じたのだろう。ふと、壁を掘り進む爪を止めると、感覚器が備わっていと思しき部位をぐるりと回し、通路の先へと向けた。

 薄暗い空間の奥で瞬く光。

 腫れあがった肉のような腕が裂け、分厚い皮を纏った背中が柘榴のように弾けると、ソレは自らがコンクリート片を散らばせた床にもんどり打って倒れ込む。ただ、音を発するような器官は持っていないらしく、叫びもせずにしばしのたうったかと思えば、やがてぐるりと体をまるめて動きを止めた。


『まさか、施設そのものを破壊しはじめるとは……ミクスチャの制御ができなくなっているのか?』


 自動散弾銃を構えたアランは、固まった異形の姿を装甲越しに見下ろしながら訝しげに呟く。

 何せルイスの飼い慣らすミクスチャは、機甲戦力と渡り合えるような力を持つ存在である。施設を損壊するにしても、飼い猫が壁紙で爪を研いでぼろぼろにしたり、襖や障子を破壊するのとは訳が違うのだ。首輪に絶対的な強制力がなければ、化け物を飼い慣らそうなどと誰が思うものか。

 ただ、現実は見ての通りである。散らばったコンクリート片の傍らには、銀紙のように潰された鎧が転がり、そこから人だったであろう物の跡が伸びていた。


『酷い話だが、手綱の切れた化物に奇襲されたとすれば、私兵隊の惨状にも納得がいく。さっきの連中は、律儀に命令を守ろうとしていたようだが』


『……わからない。御大は、一体何を考えている?』


『それは本人に直接聞くといい。この扉の向こうで、本当に待っているならだけどね。マオ、扉を頼む』


「ええ、任せて」


 俯き気味に小さく首を横に振るノルフェンを横目に、僕は新たな蓄電池を携帯式電磁加速砲パーソナルレールガンに叩き込み、第一貯蔵庫と神代文字で刻まれた扉に長い銃身を向けた。

 壁際をマオリィネが駆けていく。翡翠を盾にする格好でファティマがミカヅキを構え、ノルフェンの後ろには小柄なアポロニアとポラリスが入り込む。

 一瞬、橙色光を灯す4つのアイユニットがこちらへ向けられていたような気がした。


『なぁポラリス。お前、戦っているアマミのことを、怖いと思ったことはあるか?』


「どして? キョーイチはこわくないよ?」


『……強いな、お前は』


「でしょ? わたしって、1人分じゃないみたいだから、キョーイチといっしょにたたかったことも、なんどだって――んん、あれ、どうだっけ……?」


 翡翠の外部マイクは、小声の会話を拾い続ける。

 アランが僕の何を恐れたのかはわからない。否、僕の意識はむしろ、返答に聞こえたポラリスの不思議な一言に引っ張られ、しかし、今は戦闘前だとまとめて切り捨てる。

 将来に望むことも、皆をもっと知りたいと思うことも、全てが終わってからでいい。時間はまだ先にある。

 自動開閉装置の前に立ったマオリィネの姿に、深呼吸を1つ。


『突入用意!』


 全体に走る緊張感。

 3つ立てられたガントレットの指が1本ずつ折りたたまれ、それが拳となった瞬間、目の前の扉は勢いよく開かれた。

 金属の足が床を打ち鳴らし、4つの影がそれに続く。

 アラン曰く、この部屋がイーサセラ・テクニカの中枢らしい。残念ながら、内装は扉に刻まれていた名前に違わぬ貯蔵プラントそのもので、またも円筒形をした白いタンクが並んでいるだけで、心臓部のイメージとはかけ離れていた。

 とはいえ、重要なのは施設の見た目ではなく、そこに何があり、誰が居るのかだろうが。


『お待ちしておりました、神代人』


『ルイス……!』


 声は遥か頭上より。1歩踏み出したアランの視線の先を追えば、天井クレーンの上に2つの人影を見つけた。

 ズームした先。片方はまるで級友とでも会ったかのようにニコニコしながら、やぁ、手を振る熊女。サンタフェである。手首に巻かれた包帯は、シューニャから受けた銃撃によるものだろう。現状、彼女についてはどうでもいい。

 問題はその隣に立つ白衣の男。こけた頬に白い髪、輝く眼鏡は古代の品だろう。あまりにもマッドサイエンティストらしい風貌は、逆に騙されていないかと疑ってしまうほどである。

 しかし、翡翠のシステムは、男の声が前回の通信と同一人物であると示しており、僕は銃口を向けたまま静かに息を吐いた。


『お前が、ルイス・ウィドマーク・ロヒャーか』


『はい。この度は矮小なこの身に対し、お連れ様共々ご足労頂き感謝の極み』


 工業的な空間に、ポツンと浮かんだ明らかな違和感と言えばいいか。

 老境に差し掛かっているであろうルイスという男は、自ら発した言葉に違わず、慇懃に腰を折ってみせる。

 だが、それをマオリィネはフンと鼻で笑った。


「私兵にあれだけ守りを固めさせておいてよく言うわ。そんなに私たちが怖かったのかしら?」


「はて……兵共には、あなた様方をここへ案内するよう伝えておいたのですが、どうやらいたずらに御迷惑ばかりおかけしたようで。大変失礼いたしました」


 琥珀色の瞳が細められてもなお、白衣の研究者は揺らがない。

 それは銃口を向けたままのこちらとて、同じことだったが。


『案内や礼儀などどうでもいい。端的に問う、貴様の目的はなんだ。何のためにキメラリアをミクスチャへ作り変え、カサドール帝国を操り世界に戦乱を振りまいた』


 自分の声が広間に反響する。自動放送の方がまだいくらか感情が籠っていると感じられるような、冷たく淡々とした声が。

 ルイスは顎に指を当てると、僅かな間を置いて何を察したのか、ふむ、と小さく頷いた。


「何か誤解されているようですが、この場所は正しくテクニカで、私はあくまで研究者です。我々の研究がカサドール帝国と繋がりを持ち、技術や知識を取引することで成り立っていたことは認めますが、戦乱は全てウォデアス・カサドールの意志によるもの。我らが帝国の決定に関与することなど有り得ません」


『ミクスチャを最強の獣と呼び実戦投入させたことも、部下に帝国軍を支援させたことも、あくまでただ取引を行っただけだと?』


「その様子ですと、そこの元部下は何も語らなかったのですね。私はただ、師であるコルニッシュ・ボイントン博士の大願を果たそうと、研究を続けているだけだと言うのに」


 ああ嘆かわしい、と。ルイスは額に手を当て、目鼻先に迫るであろう天井を仰ぎ見る。

 それは迫真の演技なのか、あるいは本心によるものか。どちらにせよ、彼がトリガを引かなかったのは奇跡だろう。


『ふざけるな! 母を躊躇いなく殺した貴様に、父の志を語る資格など!』


「アラン・シャップロン。感情だけの言葉など無価値だと教えたはずだ。よく考えたまえ。先に裏切ったのはどちらだ。私か? モーガルか?」


『何ぃ……!?』


「研究とは常に失敗の積み重ねだ。私は確かにアストラルを捉えることに失敗したが、だからといって可能性が全て潰えた訳ではない。にもかかわらず、1つの結果と私への疑いによって諦念に囚われ、研究を単なる慰めへと変えたのはモーガルではないか」


 白衣から覗く骨ばった手が、その鎧こそ疑いの証だと赤い装甲を指さす。

 しかし、ルイスはすぐに後ろ手を組み直すと、まるで憐れむように小さく首を横に振った。


「それでも、私は彼女を責めようとは思わん。人間とは、キメラリアのように人種の未来を秘めることもなく、ミクスチャのように進化した肉体を持ってもいないのだ。失われゆく自らの時間を儚み、諦念に至ることもまた、彼女が人間であったことの証左と言える」


 ガチン、と、ノルフェンのマニピュレータが音を立てた。


『どこまで――どこまで俺の両親を愚弄すれば気が済む! ルイス!』


 突撃銃のトリガに指がかかる。僚機によるロックオンを示す薄く小さいレティクルが、白衣の研究者を囲む。

 しかし、ドス黒く渦巻いているであろう怒りにも、彼の理性は耐え抜いたらしい。僕が左腕を上げて制すると、アランは暫く固まった後、ゆっくりと1歩、後ずさってくれた。

 銃口は向けたまま。しかし、それ以上の動きはなく、僕は改めてルイスへと視線を向けた。


『その言い方だと、ミクスチャのような化物になることが、人種全体の目指すべき進化であるように聞こえるが?』


「ミクスチャの身体構造は、確かに人種よりも遥かに優れた美しいものです。しかし、残念なことに社会性や文化性、ひいては知性と呼ばれるものの獲得には至っておりません。私はこの不完全な進化が、常に不安定な空間中のエーテル濃度にあると考え、1つの成果に辿り着きました」


『それが、エクシアンだと?』


「左様です。アルキエルモにてご覧いただいたモデル1は、サンタフェを連れ帰った個体も含め、肉体の不安定化を防ぐことができず失敗しましたが――」


 部屋の奥からいくつかの自動ドアが開く音が聞こえたのと、翡翠のレーダーが新たな反応を捉えるのはほとんど同時だった。

 コツン、と何者かの足が暗い床を鳴らす。薄暗い空間の中に、光を反射して輝く瞳が見える。


「こちらのモデル2におきまして、先の問題は全て解決されております」


 奥へ続く扉から男が2人。左右に並ぶ巨大な円筒形タンクの影から女が2人。男はクシュとファアルで、女はシシとフーリーと言ったところだろう。

 ガウンのような薄衣1枚だけを身に纏う一方、その背には重々しい見た目の金属剣を担いでいる。


 ――対機甲軍刀。どこからを掘り起こせば、そんな化石が4本も見つかるんだか。


 最初期の機甲歩兵部隊が使用していた、単純極まる金属の刃。当然、その切断力はマキナの装甲に対して不十分だったが、当時は低いエーテル機関出力に影響を受けない武装として重宝されていたとも聞く。

 しかし、エーテル機関のダウンサイジングが進んだことで、機関出力による武装への制約は過去の物となり、自分が軍学校に入る頃には儀仗用として以外目にすることのない武装となっていた。

 そういう意味において、僕の驚きは先のプラズマトーチを起動して見せたケットより断然薄い。ただ、見た目から重量級の対機甲軍刀を平然と担ぐ怪力が脅威であることは変わらず、ポラリスを庇って平静を装っていたマオリィネですら、その声は小さく震えていた。


「またとんでもない感じね。アステリオンがファティマを吹っ飛ばすなんて、あり得ないと思っていたけど、こいつらと同族なら納得よ」


「なんか、こわい……こわくない?」


「何も恐れることはありませんよ。よろしければ、キメラリアのお嬢様方も如何です? 高いエーテル親和性と汚染体制を両立される毛無の方ならば、これらのように完璧な進化となることは、この私が保証いたしますが」


 アルキエルモでもそうだったが、ルイスは己の研究成果に相当な自信があるらしい。

 一体それがどこから来るのか。僕には信じられる要素もメリットも思い付かず、勧誘を向けられたキメラリア2人に至っては、あからさまな不快感を顔へ貼りつけた。


「ふざけたこと言わないでください。その口すり潰しますよ」


「自分もお断りッス。揃いも揃って死体みたいに生っ白い顔しといて、なーにが完璧ッスか」


『――だそうだ。僕は家族である彼女らの意思を尊重する』


「それは残念。ですが、あなた個人のお考えはどうですかな? エクシアンへと進化することは、飢餓に倒れることも、病に侵されることもなく、寿命という生命の定めすら過去のものとなることに他なりません。家族と仰るほどキメラリアを愛されているならば、この意味はよくご理解いただけると思いますが」


 まるで自分が共感して当然かのような言葉に、どの口が、と出かかった声を必死で飲み下す。

 キメラリアの自由意思を無視した人体実験も、ルイスが善行と信じている以上、長年に渡って形成されたその歪んだエゴイズムは、この場で自分が何を言ったところで早々変わることはないだろう。

 そういう意味では、感情で話すなとアランを諫めた彼の言葉は、自分にとっても理にかなっている。感情を乗せるのなら、弾丸でも十分なのだから。

 1つ息を吸って吐き、僕は改めてルイスへと視線を向けた。


『――そこまでして、こちらへ取り入ろうとする目的はなんだ? 神代人という存在に、何を望んでいる?』


「私は神代技術の研究者ではありますが、自らのような矮小な存在が神代人の代わりとなり得ないことは、重々理解しております。いくら師より受け継ぎ築き上げた知識があれど、神代を知らぬ私のそれは幻と変わらない。故に、神代人たるあなたに、我が成果に対する啓示を頂きたいのです。研究を大いに飛躍させる可能性を秘めた神代の知識は、世界中の金塊ですら相手にならぬほど重いのですから」


 遥か頭上より差し伸べられるルイスの手。天海恭一という男に対し、研究者は想像を絶する価値を見出したらしい。

 同じようなことを、いつだったか家族からも言われた気がする。現代社会の教師たる彼女がそれを興味と呼び、今の自分があることを思えば、あながちルイスの勘定も間違いではない。

 おかげで僕は、彼と対峙してから初めて、脱力したように笑えたのだろう。


『あぁ成程。迂遠な言い回しの割に、分かりやすい取引内容の説明、感謝する。おかげで僕は、貴方との取引には応じられないことを、ハッキリと再確認することができた』


 水の流れるようにサラリと出てきた回答に、ルイスはカッと目を見開くと、両の手で天井クレーンの手すりを握って身を乗り出した。


「何故です!? あなた方神代人は、キメラリアを心から愛しておられるはず! その愛おしむべきキメラリアが、世界蔓延る未熟で独善的な人間文明に鎖をつけられ、隷属させている現実を見て、何も思わないと仰るのですか!? いやそんなはずがない! 私はただ、この劣等種が支配する世界の不条理に立ち向かうため、キメラリアという種の進化を――」


『博士、あなたは僕という男、あるいは神代人全体に対し、大きな勘違いをされているようだ』


 ハッキリとした口調で、僕はルイスの長ったらしい理想を遮る。

 こちらとしては大して意外でも、ましてや勘違いを起こすような内容ではない気がするのだが、揺らがぬ信念に立つ研究者を驚愕させられたのなら、中々悪くない戦果であろう。

 何より、隣に立つノルフェンが、小刻みに肩を揺すってくれたのだから、これ以上など望むべくもない。


『確かに僕は、800年前の文明世界に生まれた人間だ。その倫理観が根付いている以上、キメラリアの差別的な扱いを含めた現代のあり方に、怒りや悲しみを覚えることも多々ある。だが、僕は決してキメラリアだから、デミだからと、社会における不当な扱いに怒り、また 家族と呼んで愛する訳じゃない。もちろん、彼女らの毛並みに宿る恐るべき魅力は認めるが――』


「は……? 毛並み、とは?」


 途中までうんうんと頷きながら聞いてくれていたマオリィネは、途中からゆっくりと首を傾げる方向へシフトし、当事者であるケモノーズに至っては苦笑を浮かべ続けていたかと思えば、何故か最後になって自らの尻尾を繕い始める始末。唯一、始終キラキラした目でこちらを見ていてくれたのはポラリスだけだった。理解しているかはともかくとして。

 だが、彼女らの何を差し置いたとて、ポカンと口を開けたルイスの間抜け面を拝めたのだから、この脱線は価値を得たと言っていいだろう。

 僕は構えていた携帯式電磁加速砲をゆっくりとおろし、空いた左手の人差し指を、天井の上に向かって突きつけた。


『お前は神代人はキメラリアを愛おしんでいたと、そう言ったな。だが、現実はそうじゃない。僕も含めた大半の神代人はキメラリアの存在すら知らず、逆に知っていたであろう僅かな権力者や研究者たちは、傲慢にも文字や知識をほとんど教えようとしなかった。その結果が今だ。コルニッシュ博士は先進的叡智を持つ聖人だったかもしれないが、神代人全てがそうであるという考えはお前の妄想に過ぎない。世界のため、種族のためなどという理想は、所属を失い彷徨うばかりの機甲歩兵の手に余る。わかるか研究者。僕はあくまで、愛する家族や友人知人たちとの、穏やかな暮らしを守るために戦う。その上で、お前の行いを容認することなど断じて不可能だ』


 深く息を吸って吐き、改めて携帯式電磁加速砲を皺の刻まれた眉間に向けて構えなおす。


『ハッキリ言ってやる。虫唾が走るとな』


 単純明快な拒絶の言葉。そして宣戦布告。

 コルニッシュ博士が目指していたことを、僕が正しく知り得ることはないだろう。だが、それがどのような形であったにせよ、ルイスに共感する理由にはなり得ない。

 だからどんな御託を並べたところで、その結論は全てこの一言に帰結する。

 言い切った後、部屋の中には沈黙が漂い、どこかで回るファンの音がやけに大きく聞こえていた。それも間もなく、背後から聞こえてきた小さな笑い声によって掻き消されたが。


「んふふ……毛並みですって、アポロニア」


「もーちょっと雰囲気考えてくれたら、最高だったんスけどねぇ? ま、褒めてくれるならなんだっていいんスけど」


「わ、私だってほら、デミだし?」


「もふもふ?」


 身内たちが納得してくれたかはわからない。おかげで僕は少々居心地が悪く、どうだろうとノルフェンにヘッドユニットを向けたのだが、アランは小さく肩を竦めるのみ。

 そんな中、唯一予想通りだったのは、頭上から降りてきた氷のように冷たい声である。


「……認めねばなりますまい。どうやら私は、神代人を過大評価していたようです。志を持たぬ神代の叡智よ。それでも私は、人種の希望を絶やさぬためならば、神殺しの大罪をも被ってご覧に入れましょう」


 表情を凍らせたルイスがそう告げれば、エクシアンたちはゆっくりと背中の対機甲軍刀に手をかけ、こちらも全員が得物を握る手に力を込める。


『来るぞ!』


 長い携帯式電磁加速砲の銃身に、鋭い青いアーク放電が迸った。

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