向き合う夜

痛みにしても

苦しみにしても

察することはできても

向き合うのは自分自身で

それは多分、察する以上に

身の置き所がなくて

それを眠れないこんな夜に

この身をもって実感している


右腕が疼く

手に力が入らなくて

夜間痛いつものことなのに

暫くおさまっていたから

尚更、弱気になる

あちこち、こんなのばっかり

たかが、かもだけど、されど


自分の不安や弱さと向き合う夜


どうにもならないことも多いけど

でも諦めたくなくて


痛み止めを飲んで腕をさする


もうすぐ夜が明ける

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