糾弾
謝り続けるたった一人に向けて
ただ一度の失言で
大勢が正義の名のもとに
言葉の
それは不思議に権力に向かっては
弱まって続かなくなるのに
何故か個人になると声高に
まるで焼きゴテで烙印を押すように
間違えることが許されない怖さ
追い詰めるだけ追い詰めても、なお
気が済まないと向けられる非難
正しければ何をしてもいいの?
哀しい時代になった
堪らなく息が苦しい
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