第64話 AIに囲まれた世界~国際共有地保護法案
『始まったなぁ…。国際共有地保護法案が国際共有地で可決されたなぁ。』
『そうですねぇ…2200年を境にAIの管理下における国際共有地が次々に出来てから少しづつ国境もなくなりましたけど…まさかねぇ。この国も中華国際共有地に入るとはねぇ。』
『国際共有地はネオアメリカ(エリア51)が全世界を統一するのかもなぁ。エリア51には多くの宇宙人が存在して国境をなくす為に2200年に姿を現してから争い事が起きる度に国際共有地を作りましたからねぇ?今では、ネオアメリカ国際共有地(アメリカ、イギリス、オーストラリア、メキシコ、カナダ)、中華連合(北朝鮮、韓国、中国一部)、中華国際共有地(香港、台湾、日本、南沙諸島)、東南アジア国際共有地(タイ、シンガポール、マレーシア)、ロシア国際共有地(ロシア、ドイツ、フランス、オーストリア)が存在していますよねぇ。国境がないのは良いですけど…この流れだと徐々にエリア51から派遣されたAIが管理する地域が拡大するかも知れませんねぇ?』
『そうかもなぁ…。来年ぐらいには中国で争っている地域も一つまとめる為にすごい事が起きるかもなぁ。以前のように核の力で無差別に廃虚にしてしまうかもなぁ…。アフリカみたいにならなければよいけど。エリア51の宇宙人を怒らせたらあり得るかもなぁ…。』
『そうそう、最近、地下に帝国がある事実を知りましたよぉ。』
『そうだなぁ。ビックリしたよぉ。何でも、やりたい放題の帝国だからなぁ。でも、AIに選別されたら一生出てこれない。』
『ギャンブル、風俗、暴力、酒、ドラッグなどなんでもありでしょ?確か、金、土、日が定休日でそれ意外はがむしゃらに働くみたいですよねぇ?エリア51の宇宙人が管理していて、そのお金が共有地の資金源とはねぇ?コロシアムで地上に出る為に年に1度、格闘家が殺し合いのバトルを行うからすごいですよねぇ?』
『そうだなぁ。とにかく、生きる為には必死で大学で勉強しないと機械のガラクタ同様に地下に送られてしまうという事かもなぁ。でもなぁ…本当にそれが誰もが幸せになるという事なのかなぁ?』
『ですよねぇ?でも、好きな事が出来たり、依存症を治すのは個人の尊厳に反すると考えたかららしいですよぉ。でも、この世界には必要がないと全世界が決めた事が地下帝国が生まれた背景にあるみたいですよぉ。今から200年前に秘密裏に作られたみたいですけど…どうりで死刑や犯罪のニュースが報道されないとは思っていたけどまさかねぇ?依存症の人の施設もどうなったのかなぁ…って思っていたけど…』
『200年も経過してから報道されるとはなぁ…。しかし、行方不明の大半が地下帝国にいたとはなぁ?』
『ですよねぇ?行方不明になった家族が現実を知ったらショックですよねぇ?優雅に暮らしていたらねぇ?それに、地下帝国に住んだらたいていの人は依存して出ていきたくないみたいですけど…名誉や有名になりたい人が地上に出てみたくなるみたいですけど…。』
『とはいえ、ギャンブル依存症、ドラッグ依存症、ゲーム依存症、DV依存症、買い物依存症、ネット依存症、アイドル依存症、SEX依存症などさまざまな依存症の孤独を癒す場所があるのはある意味天国なのかも知れないないけどなぁ。たいていは孤独で寂しくて理解してもらいたいと思っているからなぁ。』
『人間って寂しい生き物かも知れないですねぇ?』
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