百合好き悪役令嬢の異世界激闘記 〜前世で作った乙女ゲームの世界に転生した悪役令嬢が前世の因縁と今世の仲間達に振り回されながら世界の命運を賭けた戦いに巻き込まれるって一体どういうことなんだろうねぇ?〜
Act.8-61 再び、ライヘンの森へ。 scene.1
Act.8-61 再び、ライヘンの森へ。 scene.1
<一人称視点・ローザ・ラピスラズリ・ドゥンケルヴァルト>
『管理者権限・全移動』でライヘンの森に転移したボク、欅、榊、槐の四人。
その後、榊と槐に共同体を築いている魔物達を集めてもらった。
……なるほどねぇ、アルラウネが四体、流れ者だという
ところで、言葉を話して意思疎通なゴブリンは彼のみで、本能ではなく明確な自我を持っていた彼はゴブリンの集落を追いやられ、このライヘンの森に流れ着いたそうだ。
「初めまして、ボクはローザ・ラピスラズリ・ドゥンケルヴァルト。欅の義姉で、一応形上はこの地の領主となる。勿論、君達の生活を壊すつもりはないから安心してねぇ」
『これはどうもご丁寧に、俺は
『オーガを代表して、俺が挨拶しよう。俺達は元々ここよりも遠い地に住んでいたが、魔物の群れの縄張り争いに負けて流れ者になった。俺達は元々人語を解し、共同体を築いていた、お前達人間から見れば異端な存在だ。……俺達にも意思があり、心がある。俺達の安息の地を奪う者には容赦しない』
『オークです。人間を襲いたくはありませんが、俺の命が脅かされるようなら容赦はしません。平和的なお話をしたいと思っています』
『私は
『うふふ、あたしはローレライよ。恋愛話とお歌が大好きなの。歌ってもいいかしら?』
『『『『『『『『『『『
……もしかして、歌が自分で思っているほど上手くないのかな?
『『『『アルラウネですわ♡ お姉様にお会いできる日をとても楽しみにしていました♡』』』』
凄い息ぴったり……かつての欅達を見ているようだねぇ。
「先に断っておくけど、ボクは君達の生活を脅かすつもりはない。今後、領主に就任するだろうけど、君達の生活は保証するし、君達が望むなら人間や他の種族とも交流できるようにしたいと思っている。……具体的に言うと生活を保証する代わりに君達にはボクの会社の社員となってもらいたい。勿論、君達が望むならねぇ。社員にならずともこの地で生活をすることはできるし、人を襲わないっていう制約を守れば問題ない。人間からも襲われないようにボクも手を打つけど、これは社員・社員じゃないに関わらず適用される。まあ、どうしたいかって話だねぇ」
『あたしは興味ないわ。水辺でお歌を歌えればそれでいいもの♪』
『俺は生きる意味を探しています。その答えを探すのに働いてみるというのは丁度いいかもしれませんね』
『流れ者になってから多少なり腕は上がった。拾い物の武器で武装し、多少の剣の心得がある者や、魔法の使い手もいる。何かを生産することはできないが、荒事では力になれるだろう』
『俺にもできることがあるなら、是非』
『私にもできることはありますか?』
『『『『お姉様の親衛隊に永久就職させてください♡』』』』
……まあ、凡そ方向性が決まったねぇ。しかし、欅、榊、槐が膨れっ面になっているけど、君達自覚ある?
◆
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強化は一通り終わった。それに伴い、姿に変化が現れた魔物もいるから、大きく変化した魔物について情報を纏めておこうと思う。
まずは碧羅、身体がゴブリンの性質を残し、緑色のままであることは変わらないものの全体的に筋肉質に変化した。
瑪瑙、碧羅ほどではないけど更に大柄になり、より筋肉質な見た目になった。
日長、月長、玻璃、紫水、翡翠はオーガから鬼人系に変化したことで分類上は魔族兼魔物となった。
鬼の魔物から角の生えた人間というイメージに変化し、日長は深紅の髪と瞳、漆黒の角を持つ容姿端麗な青年、月長は青黒い髪に褐色の肌、純白の一本角を持つ冷静沈着な青年、玻璃は鋭い眼光を湛えた小さな二つの角を持つ青年、紫水は紫色の長髪を束ねた若武者風の黒い一本角を持つ青年に、翡翠は緑色の髪と白磁のような角を持つ可憐な少女へと変化した。
ちなみに、槐達の容姿は
幻鹿は鳥の胴体と翼、オスのシカの頭と脚を持った姿から、鳥の羽が赤く燃え上がるようなものに変化し、瓏玲は上半身女性、下半身魚のような人魚の見た目から変化なし、ってところだねぇ。
槐達六人はこれからラピスラズリ公爵家で数週間研修を行う。
碧羅、日長、月長、玻璃、紫水の五人については、これからエヴァンジェリン辺りに剣の稽古をつけてもらえるように頼んでみる予定で、魔法系統が得意そうな翡翠はこちらも魔法の使える人に協力を願おうと思っている。
幻鹿、瓏玲の二人はこれまで通り適当に暮らすみたいだし、瑪瑙、藍晶、翡翠の三人についてはビオラ商会の幹部の誰か……まあ、モレッティ、アンクワール、ジェーオの三人になるとは思うけど、相談してちょっとずつ決めていく感じになるかな? ……まあ、ライヘンの森の改造は叙爵されて正式に領地として認められてからでないとできないから、そこまで焦る話ではないんだけどねぇ。
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