Act.5-57 獣王決定戦開戦直前〜悪役令嬢の忙しい二日間〜 scene.2 上

<一人称視点・アネモネ>


 午後、王宮の門付近に転移してから、門にいる騎士に王宮立入の許可証を見せ……って、なんでディーエルがいるの!?


「陛下からアネモネ殿が来たら案内するように頼まれたのだ。……陛下曰く下心があるからということだが、私にはよく分からん。……ところで、何故侍女の服装をしているのだ?」


 この人も大概だよねぇ……真面目というか、融通が効かないというか。普通、下心のところまで言っちゃう? 下心ってのは隠すものでしょう? それ、聞き流すものであって相手に報告するものじゃないから……ってか、第二騎士団の皆様、動き出すの遅過ぎ。


「陛下の意図はなんとなく分かっていますわ。装備の新調のついでに騎士団長の皆様にはそれ相応の装備を用意して欲しいということですよね。……それから、侍女のお仕着せですが、似合っておりませんか? これなら、王宮内でも目立たないと思うのですが……」


「無論、目立つであろうな。アネモネ殿は美人だからな、何を着ていても目立ってしまうであろう」


「…………統括侍女様からも同じようなことを言われましたが、そんなに目立ちますかね?」


 まあ、アネモネは美女だけど。そうデザインしたのは他でもないボクだしねぇ。

 鼻の下を伸ばしている騎士達は放置して、ボクとディーエルは謁見の間に向かう。今回も謁見を中断してこの場所を使うみたいだからねぇ……最近、用途を間違えて使うことが多い気がする。


 集まっていたメンバーは、ラインヴェルド国王陛下、バルトロメオ王弟殿下、ヴェモンハルト王子殿下、魔法省特務研究室所長のスザンナ、第一騎士団騎士団長のジルイグス、第三騎士団騎士団長のモーランジュ、第一騎馬隊隊長のイスタルティ、第二騎馬隊隊長のペルミタージュ、近衛隊隊長のシモンそして……。


「ようやく来たか。早速だが、こいつが第二王子のルクシア=ブライトネスだ」


 ラインヴェルドやヴェモンハルトの金色の髪色ではなく、銀色の髪を持つ第四王子ヴァン=ブライトネス似の美男子。

 銀縁の丸眼鏡をかけ、少し背は低めで床に擦れてしまいそうな大きな白衣を身に纏っている……ヴェモンハルトが武闘派なら、この人はまさに研究職、対極をなすような存在だよねぇ。


「ご挨拶が遅れました。私はルクシア=ブライトネスと申します。兄とは派閥の関係であまり一緒にいるべきではないと考え、滅多に会わないようにしておりましたので兄と関係のあるローザ様ともなかなか会う機会を作ることができませんでした。――ずっとこの日を楽しみにしておりました。お父様からクソ面白い奴がいるとよく聞かされておりましたので」


 ボクが「お前、ルクシアに一体何を話したんだよ!」という視線を向けるけど、ラインヴェルドは絶賛抱腹絶倒中で全く視線に気づいていないようだ……というか、五月蠅い。


「とりあえず、クソ陛下……黙ってもらっていい?」


「アハハハハ、お前だけだぞ! 国王である俺にそんな態度取れるの!!」


「……ちっ、これは一発沈めて黙らせないと、いけないようだねぇ!!」


 裏武装闘気を使って刀を作り、謁見の間の床を砕く勢いで地を蹴って加速、ラインヴェルドに斬りかかる。


「アハハハ、そう来なくっちゃな!! 聞いたぜ! 昨日、カノープス達と殺り合ったんだろ!! 俺抜きでそんなクソ楽しいことやるとか……俺だってクソ楽しみてえんだよ!!」


 『ノートゥンク』と『真なる王の剣ソード・オブ・ジェニュインレガリア』の二刀に武装闘気と覇道の霸気を纏わせて連続攻撃を仕掛けてくるラインヴェルド――その剣に合わせて覇道の霸気を纏わせた武装闘気の刀で斬撃を放つ。

 荒々しく、激しく、しかし宛らダンスのように優雅な剣の舞はボクの判断で唐突に終わりを告げる。


「はい、これで満足したでしょう?」


「まぁ、これくらいで勘弁してやるか。次はもっと楽しませてくれよ」


 壊れた床を治し、状況についていけなくなって「はっ?」という表情のまま固まっているディーエル達が復活するのを待って、ボクはローザの姿に戻る。


「改めまして、お初にお目に掛かりますわ、ルクシア様。私は、ローザ=ラピスラズリと申します。以後お見知り置きくださいませ」


「なっ、見事なカーテシーだけど本性知っていると白々しく思えてくるだろ? 素の方が俺の好みなんだけどな」


「お父様は著しくぶっ壊れた方が好きですからね。……ローザさんもお父様も心の中に獣を飼っているのは同じですが、お父様と違ってローザ様の獣はお上品でよく躾けられているのですよ。ただし、お父様やカノープス以上の残虐性を持ち合わせているようですが」


「涼しい顔で真紅の花を咲かせるヴェモンハルト様とスザンナ様にだけは言われたくないセリフですわ! 私なら跡形もなく消し飛ばします」


「……いや、それはどっちもどっちだと思うのだが……寧ろ、跡形もなく消す方が残虐性が高いのではないか?」


 スザンナとヴェモンハルトのジト目はスルーして。


「ルクシア様は薬学研究棟の所長をなさっていらっしゃるのですよね?」


「ええ、学園時代に魔法薬に興味を持ちまして、その頃から今日まで研究を続けております。……その結果、主に第一王子派閥からは毒薬学博士の狂人王子などと呼ばれているようですが」


「本当に私の派閥の貴族達は酷いことを言う人ばかりだよね……もう、纏めて殺しちゃっていいかな?」


「とりあえず、そこのクソ殿下は自重というものを学ぼうねぇ。一応ゴミでも貴族なんだし、断罪は何かをしでかしてからでいいでしょう? 基本は疑わしきは罰せずでいかないと誰もいなくなった状態になっちゃうよ? しかし、毒薬学ねぇ……確か、最低二十年はかかると言われている薬学博士の免許と、後は医師免許なども取得しておられるのですよね? 生憎と私はそちら方面の知識は人並み程度にしかなく、ルクシア様からすればつまらない人間だとは思いますが、魔法薬の作製自体は可能ですので、お近づきの印にこれを」


 ラインヴェルドはボクが作り出した小瓶を見て何か察したらしい、「おっ、あれをプレゼントするのか。なかなかいい趣味してんな」って悪戯っ子のように笑っている。


「……これは?」


「神水と呼ばれる魔法薬ですわ。飲めば失った四肢の再生などもできる私の知る限り最高の……もしよろしければ研究対象の一つになさってください」


「本当によろしいのですか? このような貴重なものを……。ありがとうございます。全くどのような理屈かは分かりませんが、ありがたく頂戴します」


「さて、挨拶はそれくらいにして、そろそろ始めてくれないか?」


「そうだねぇ……それじゃあ、順番にこのテントに入ってもらおうかな?」


 統合アイテムストレージから空間魔法が施された遺物級レリックのテントを設置し、まずはラインヴェルドから順に中に入ってきてもらう。

 中で必要に応じて着替えてもらい、装備を提出してもらうという流れねぇ。……まあ、長くなるから割愛して、で結局どんな装備になったかというと。


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国王陛下の燦煌双剣サンクトゥス・レガリア

▶︎ブライトネス王国の真なる王権の象徴と『ニーベルングの指環』の魔剣の二つの幻想級武器にユニークシリーズの光と炎の剣を加えて生み出した国王陛下のためだけの至高の双剣。


スキル:【燦きの焔の剣】、【煌きの光の剣】、【ー】、【破壊成長】


【管理者鑑定】

分類:『異世界ユーニファイド』アイテム

レアリティ:独創級

付喪神度:50,000/99,999,999,999【該当者:ブライトネス王家一族/神話級ゴッズ化条件、付喪神度の最大化+武器に認められる+王の資質(カリスマ、強い意志、幸運)を示す】

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熾天煉獄の国王陛下エンピレオ・アンド・ゲヘナ

▶︎ユニークシリーズの灼熱のローブ、灼熱のスリーピース、灼熱のグローブ、灼熱のシューズにブライトネス王国の国王に伝わるマントと幻想級の城塞騎士王の銀鎧などを組み合わせて作り出した国王陛下のためだけの至高の装備。天空の熾天使と煉獄の悪魔の意匠が刻まれた鎧とマント、手袋と靴からなる重装備だが普段使いも可能なように調整されている。


スキル:【火焔流】、【燐火】、【炎帝】、【火柱】、【超軽量化】、【ー】、【破壊成長】


【管理者鑑定】

分類:『異世界ユーニファイド』アイテム

レアリティ:独創級

付喪神度:85,000/99,999,999,999【該当者:ブライトネス王家一族/神話級ゴッズ化条件、付喪神度の最大化+武器に認められる+王の資質(カリスマ、強い意志、幸運)を示す】

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深海の主の聖剣アビサル・コールブランド

▶︎幻想級のアーサー王伝説に登場する魔法の力が宿る石に刺さった剣とユニークシリーズの深海のダガーとが合わさった深海の主に相応しい聖剣。


スキル:【深海の主の水刃】、【泡爆】、【ー】、【破壊成長】


【管理者鑑定】

分類:『異世界ユーニファイド』アイテム

レアリティ:独創級

付喪神度:80,000/99,999,999,999【該当者:バルトロメオ/神話級ゴッズ化条件、付喪神度の最大化+武器に認められる】

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溟渤貴公子の軍務長官アビサル・ディレクタージェネラル

▶︎ユニークシリーズの溟渤のマフラー、溟渤のコート、溟渤のスリーピース、溟渤のシューズに幻想級の海王の革鎧などを組み合わせて作り出した軍務省長官のためだけの至高の装備。深海を彷彿とさせるコードとスリーピーススーツ、靴からなる。


スキル:【幻影・蜃気楼】、【大海嘯】、【慈愛の湧水】、【水流噴射】、【破壊成長】


【管理者鑑定】

分類:『異世界ユーニファイド』アイテム

レアリティ:独創級

付喪神度:30,000/99,999,999,999【該当者:バルトロメオ/神話級ゴッズ化条件、付喪神度の最大化+武器に認められる】

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激情を覆い隠す者ハイディング・パッション

▶︎幻想級のディアルムド・ウア・ドゥヴネの双剣とユニークシリーズの覆い隠す者の剣とが合わさった覆い隠すものの象徴が描かれた双剣。


スキル:【刀身透明化】、【衝撃喰】、【旱魃之王】、【破壊成長】


【管理者鑑定】

分類:『異世界ユーニファイド』アイテム

レアリティ:独創級

付喪神度:40,000/99,999,999,999【該当者:ヴェモンハルト/神話級ゴッズ化条件、付喪神度の最大化+武器に認められる】

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血塗れ王子の魔導外套クリムゾン・プリンス

▶︎幻想級の大賢者のローブとユニークシリーズのミッドナイトローブとが合わさった魔法のローブ。宮廷魔法師特務研究室のものとはデザインを変え、真紅を基調としたオリジナルデザインにしている。


スキル:【多重魔法】、【ー】、【ー】、【破壊成長】


【管理者鑑定】

分類:『異世界ユーニファイド』アイテム

レアリティ:独創級

付喪神度:0/99,999,999,999【該当者:ヴェモンハルト/神話級ゴッズ化条件、付喪神度の最大化+装備に認められる】

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神罰の魔杖ネメシススタッフ・オブ・アロン

▶︎幻想級のモーセがイスラエルの神から授かったとされる杖とユニークシリーズの魔竜の杖とが合わさった神罰を象徴する魔杖。


スキル:【悪食之竜】、【魔竜魔法】、【ー】、【破壊成長】


【管理者鑑定】

分類:『異世界ユーニファイド』アイテム

レアリティ:独創級

付喪神度:52,000/99,999,999,999【該当者:スザンナ/神話級ゴッズ化条件、付喪神度の最大化+武器に認められる】

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大賢者の魔導外套アークパンデット・ローブ

▶︎幻想級の大賢者のローブとユニークシリーズのミッドナイトローブとが合わさった魔法のローブ。


スキル:【多重魔法】、【ー】、【ー】、【破壊成長】


【管理者鑑定】

分類:『異世界ユーニファイド』アイテム

レアリティ:独創級

付喪神度:0/99,999,999,999【該当者:スザンナ/神話級ゴッズ化条件、付喪神度の最大化+装備に認められる】

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魔導科学者の白衣マジックサイエンティスト・ローブ

▶︎幻想級の大賢者のローブとユニークシリーズのサイエンティスト・コートとが合わさり、その上でカスタマイズされた化学者の白衣。


スキル:【私財を投げ打つ研究狂信者】、【どこでも研究室】、【ー】、【破壊成長】


【管理者鑑定】

分類:『異世界ユーニファイド』アイテム

レアリティ:独創級

付喪神度:6,900,000,000/99,999,999,999【該当者:ルクシア/神話級ゴッズ化条件、付喪神度の最大化+装備に認められる】

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・ハイ・ソニックブリンガー

▶︎幻想級のソニックブリンガーにユニークシリーズの神速太刀を加えた速さ特化の両刃剣。


スキル:【超軽量化】、【音速斬撃】、【真空刻斬】、【破壊成長】


【管理者鑑定】

分類:『異世界ユーニファイド』アイテム

レアリティ:独創級

付喪神度:39,000/99,999,999,999【該当者:ジルイグス/神話級ゴッズ化条件、付喪神度の最大化+装備に認められる】

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・騎士団長の鎧

▶︎ジルイグスの鎧と幻想級の神速騎士の革鎧とユニークシリーズの白薔薇ノ鎧とが合わさり、その上でカスタマイズされた騎士鎧。ジルイグスのものはオーソドックスな騎士鎧の形を取っている。


スキル:【身体強化】、【ー】、【ー】、【破壊成長】


【管理者鑑定】

分類:『異世界ユーニファイド』アイテム

レアリティ:独創級

付喪神度:200,000/99,999,999,999【該当者:ジルイグス/神話級ゴッズ化条件、付喪神度の最大化+装備に認められる】

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・ハイ・ソニックブリンガー

▶︎幻想級のソニックブリンガーにユニークシリーズの神速太刀を加えた速さ特化の両刃剣。ディーエルのものは他に比べて刀身が長めで横幅が短めになっている。


スキル:【超軽量化】、【音速斬撃】、【真空刻斬】、【破壊成長】


【管理者鑑定】

分類:『異世界ユーニファイド』アイテム

レアリティ:独創級

付喪神度:0/99,999,999,999【該当者:ディーエル/神話級ゴッズ化条件、付喪神度の最大化+装備に認められる】

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・騎士団長の鎧

▶︎ディーエルの鎧と幻想級の神速騎士の革鎧とユニークシリーズの白薔薇ノ鎧とが合わさり、その上でカスタマイズされた騎士鎧。ディーエルのものは戦乙女風のデザインになっている。


スキル:【身体強化】、【ー】、【ー】、【破壊成長】


【管理者鑑定】

分類:『異世界ユーニファイド』アイテム

レアリティ:独創級

付喪神度:100,000/99,999,999,999【該当者:ディーエル/神話級ゴッズ化条件、付喪神度の最大化+装備に認められる】

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・ハイ・ソニックブリンガー

▶︎幻想級のソニックブリンガーにユニークシリーズの神速太刀を加えた速さ特化の両刃剣。


スキル:【超軽量化】、【音速斬撃】、【真空刻斬】、【破壊成長】


【管理者鑑定】

分類:『異世界ユーニファイド』アイテム

レアリティ:独創級

付喪神度:0/99,999,999,999【該当者:モーランジュ/神話級ゴッズ化条件、付喪神度の最大化+装備に認められる】

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・騎士団長の鎧

▶︎モーランジュの鎧き幻想級の神速騎士の革鎧とユニークシリーズの白薔薇ノ鎧とが合わさり、その上でカスタマイズされた騎士鎧。モーランジュのものはオーソドックスな騎士鎧の形を取っている。


スキル:【身体強化】、【ー】、【ー】、【破壊成長】


【管理者鑑定】

分類:『異世界ユーニファイド』アイテム

レアリティ:独創級

付喪神度:100,000/99,999,999,999【該当者:モーランジュ/神話級ゴッズ化条件、付喪神度の最大化+装備に認められる】

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・天津神之金剛宝杵

▶︎幻想級の大倭秋津洲の中世神話に登場する矛にユニークシリーズの鉾を加えた英雄殺しに相応しい究極の鉾。


スキル:【破壊王】、【ー】、【ー】、【破壊成長】


【管理者鑑定】

分類:『異世界ユーニファイド』アイテム

レアリティ:独創級

付喪神度:63,000/99,999,999,999【該当者:イスタルティ/神話級ゴッズ化条件、付喪神度の最大化+装備に認められる】

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・騎馬隊長の鎧

▶︎ジルイグスの鎧と幻想級の神速騎士の革鎧とユニークシリーズの白薔薇ノ鎧とが合わさり、その上でカスタマイズされた騎士鎧。騎馬隊長の鎧は騎馬に適したように軽量化に拘った一品。


スキル:【超軽量化】、【騎馬超加速】、【ー】、【破壊成長】


【管理者鑑定】

分類:『異世界ユーニファイド』アイテム

レアリティ:独創級

付喪神度:200,000/99,999,999,999【該当者:イスタルティ/神話級ゴッズ化条件、付喪神度の最大化+装備に認められる】

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・天津神之金剛宝杵

▶︎幻想級の大倭秋津洲の中世神話に登場する矛にユニークシリーズの鉾を加えた英雄殺しに相応しい究極の鉾。


スキル:【破壊王】、【ー】、【ー】、【破壊成長】


【管理者鑑定】

分類:『異世界ユーニファイド』アイテム

レアリティ:独創級

付喪神度:0/99,999,999,999【該当者:ペルミタージュ/神話級ゴッズ化条件、付喪神度の最大化+装備に認められる】

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・騎馬隊長の鎧

▶︎ペルミタージュの鎧と幻想級の神速騎士の革鎧とユニークシリーズの白薔薇ノ鎧とが合わさり、その上でカスタマイズされた騎士鎧。騎馬隊長の鎧は騎馬に適したように軽量化に拘った一品。


スキル:【超軽量化】、【騎馬超加速】、【ー】、【破壊成長】


【管理者鑑定】

分類:『異世界ユーニファイド』アイテム

レアリティ:独創級

付喪神度:69,000/99,999,999,999【該当者:ペルミタージュ/神話級ゴッズ化条件、付喪神度の最大化+装備に認められる】

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近衛守護騎士の両装備レイピア・アンド・マインゴーシュ

▶︎シモンのレイピアとマン=ゴーシュに幻想級の細剣とユニークシリーズの細剣を加えた最強の近衛騎士に相応しい細剣と短剣。


スキル:【破壊王】、【ー】、【ー】、【破壊成長】


【管理者鑑定】

分類:『異世界ユーニファイド』アイテム

レアリティ:独創級

付喪神度:98,000/99,999,999,999【該当者:シモン/神話級ゴッズ化条件、付喪神度の最大化+装備に認められる】

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・騎士団長の鎧

▶︎シモンの鎧に幻想級の神速騎士の革鎧とユニークシリーズの白薔薇ノ鎧とが合わさり、その上でカスタマイズされた騎士鎧。シモンのものは防御に優れたオーソドックスな騎士鎧の形を取っている。


スキル:【身体強化】、【ー】、【ー】、【破壊成長】


【管理者鑑定】

分類:『異世界ユーニファイド』アイテム

レアリティ:独創級

付喪神度:69,000/99,999,999,999【該当者:シモン/神話級ゴッズ化条件、付喪神度の最大化+装備に認められる】

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 ルクシアには、お金の一部を魔法薬の素材に変換できる【私財を投げ打つ研究狂信者】とあらゆる場所で簡易研究所を顕現できる【どこでも研究室】の二つのスキルを設定した魔導科学者の白衣マジックサイエンティスト・ローブをプレゼントした。

 ちなみに、騎士団長と騎馬隊隊長にはコピペみたいな装備が支給されることになった。全員不満そうだったけど……それ、相当強い武器だからねぇ!!


 結局、自分達でそれぞれの色を出せるように頑張ってもらうということで装備の話は一旦打ち切り、ボクは陛下を通じて侍女にアーネストを呼んでもらうようにお願いすると、もう一つのメイン――紙幣の作成の仕事のためにラインヴェルドと共に王座の下の隠し通路から地下に向かった。

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