第185話 受験勉強での過度な痛み
次の患者は川端九朗48歳である。
渋沢吾郎:どうしましたか?
川端九朗:私は、48ですが、大学を目指して受験勉強います。
渋沢吾郎:それはいいですね。
川端九朗:しかし、勉強中の体の痛みに対応できません。どうしたらいいでしょうか。
渋沢吾郎:薬と食べ物と運動ですね。それで、痛みは緩和されると思います。
川端九朗:それはどういうことですか?
渋沢吾郎:あなたの場合は体が緊張状態で集中し過ぎて体が痛んでいます。エネルギーがその集中で体にたまって悪さをしているのです。ですから、運動で発散させるか、食べ物を食べて、リラックスさせるか、鎮痛剤を飲むといいでしょう。
川畑九朗:なるほど。
渋沢吾郎:今日はこれでいいですか?
川端九朗:はい。
と、九朗は帰って行った。
夜、吾郎は清子と話した。
渋沢吾郎:九朗さんの場合は過度な集中力が体を傷める原因になっていたみたいだ。薬は体の緊張をほぐす薬を出しておいた。少しは楽になるだろう。
渋沢清子:で、どこの大学行くの?
渋沢吾郎:どこだろう。緊張状態から言うと相当ハイレベルじゃないかな。
渋沢清子:あなたの洞察力には参るよね。
渋沢吾郎:48から大学とは何かよっぽどの理由があるんだろうな。
と、吾郎は清子にマッサージをしてもらいながら話していた。
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