第177話 背中を押す人が欲しい
今日の患者は佐藤優美25歳である。
渋沢吾郎:どうしましたか?
佐藤優実:毎日電話で話している友達がいます。付き合いは長いですが会ったことはないです。彼と話しているのは楽しいです。彼に会ったことある友達は優しい人と話していました。私は親からコロナが落ち着くまでは外食や友達と遊びに行くのはやめてと言われています。今年はまだ友達と2,3回しか会ってないです。外食やどこかに遊びに行くのは1年半くらいしてません。たくさんの人が我慢していることはわかっていますが気持ちが落ち込んでしまいます。それを彼に話したら、何日休みだから息抜きしにいくかと言われました。友達と外出ダメと言われるなら仕事と言ったら?僕自身もしっかり対策するよと。彼は優しさで言ってくれてると思います。少し前にアプローチされたこともあり私は迷っています。優しい人だと思いますか?
渋沢吾郎:あってみたらどうですか?迷っても仕方がないですよ。友達のイメージから言うと相当よさそうですね。まずは、会わないと始まりません。会いましょう。
佐藤優実:ありがとうございます。背中を押す人が欲しかったんです。では失礼します。
と、佐藤優実はあっけなく帰って行った。
夜、吾郎は清子と話した。
渋沢吾郎:世の中、背中を押してくれる人って大事だな。
渋沢清子:そうね。背中を押してもらって何かができるっというのはよくあることよ。
渋沢吾郎:背中を押されるだけで人生救われる人は多いからな。
渋沢清子:じゃあ、今日のHはあなたが背中を押してね。
渋沢吾郎:マッサージをしてほしいのかい?
と、今夜の吾郎と清子も仲良く過ごしました。
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