第120話 夜のバイト

 次の患者は田中晴美19歳である。

渋沢吾郎:どうしましたか?

田中晴美:この時期、キャバクラやラウンジバイトをするか悩みませんか?顔はシールド(透明の顔全体を隠すやつ)をつけて出来るみたいですが、コロナが流行ってから辞めて今復帰するか悩んでます。大学通学がまだなので今は普通に単発夜勤のバイトしてますが貯まらないし、この先大学始まると夜勤は無理なので………。

渋沢吾郎:仕事なら在宅ワークでやったらどうですか?意外と儲かりますよ。

田中晴美:在宅ワークですか。例えば?

渋沢吾郎:添削のバイトとか。

田中晴美:なるほど。

渋沢吾郎:在宅ワークは意外と高収入ですよ。

田中晴美:本当なんですか?

渋沢吾郎:ネットに流れているのは詐欺ではありません。アフィリエイトを使うという手段もあります。

田中晴美:なら、在宅ワークやってみようかな。

渋沢吾郎:では、もういいですね。

田中晴美:はい。

 と、田中晴美は帰っていった。

 今夜は清子は仕事の雑務で帰りが遅いため、健太と奈美とゲームで遊んで寝た。

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