第103話 会社での男子上司の女子部下への発言
次の患者は斎藤雄二32歳です。
渋沢吾郎:どうしましたか?
斎藤雄二:部下への指導で、部長に逆に怒られました。しかし、全部虚偽の報告を部長が鵜呑みにしてます。ある女性社員にちょっと怒っただけです「できないならやらなくていいよ」と言いました。そのことを部長に大げさに報告したらし「帰っていいよ、どっか行って」みたいに私が言ったことになりまして・・・。
私は、部長に「そこまで言ってません」と言ったのですが、 部長は、「本人がそうとらえて私まで報告してきたのだから言ってなくても、言い過ぎて部分もあるだろ」と。本当ならその女性社員に詰め寄りたいところですが、また面倒になるといやだったのでやめました。
渋沢吾郎:私は言い方がまずかった気がします。強めに言えば、そういう風に解釈する人もいるでしょう。で、この場合は「やらなくていいよ。」ではなく、どうしたらいいかを言うべきだったと思います。また、確かに詰め寄ってもいいことは無いでしょう。だが、部長に叱られたことをあまり根に持たないほうがいいと思います。部下の指導の仕方や上司の部下の見方がわかったと思います。また、人間関係は円滑になるようにした方が仕事してはやりやりやすいとおもいます。いがみ合いは会社にとって仕事が円滑に行くのを妨げるので良くないと思います。ですので、会社のためを考えた行動をとるのが会社員としての役目だと思います。うまく、円滑に行くようにした方がいいと思います。どうでしょうか?
斎藤雄二:ありがとうございます。目が覚めました。会社を第一に考えて動くことに専念します。
渋沢吾郎:いい心がけですね。では今日はこれでいいですね。
と、斎藤雄二は納得して帰った。
そして夜。吾郎は清子と話した。
渋沢吾郎:なあ清子。俺の会社は円滑に回っているか?
渋沢清子:そうね。みんな会社のためを思って頑張っているよ。
渋沢吾郎:そうだよな。会社は社会奉仕事業だからな。
渋沢清子:あなたの会社も大きくなったね。私の休み時間が少なくなってきたよ。
渋沢吾郎:そうだな。俺のカウンセリングも週1にしてあるし、後の日は他の人に任せているし、自分の会社の運営で忙しいな。
渋沢清子:でも、健太と奈美が大きくなったら会社うちでもらわなきゃね。
渋沢吾郎:でも、2人じゃ足りないかもな。
渋沢清子:そうね。まだ欲しかったよね。でも、会社が忙しすぎる。
渋沢吾郎:清子。子供もっと増やさないか?
渋沢清子:あなたも好きね。
渋沢吾郎:もちろん好きだ。
渋沢清子:じゃあ、今日もじゃんじゃん出していいからね。
と、今日の吾郎と清子はドリームナイトを過ごした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます