第693話 6月16日(金)角田と水戸のコント

 今日は角田と水戸のコントを行います。

角田吾郎:水戸。俺たちこのコンビでコントは初めてだな。

水戸宝徳:そうだな。初めてのキスと同じ感覚だ。

角田吾郎:俺は水戸とキスしたかねーな。

水戸宝徳:俺もやだ。

角田吾郎:じゃあ、キスを持ってくるのはやめろ。

水戸宝徳:じゃあ、はじめてお饅頭を食べたとこと同じだいいか。

角田吾郎:さすが水戸。お饅頭とは爺くさい。

水戸宝徳:ただの爺ではない。ご隠居だ。この印籠が目に入らぬか。

角田吾郎:大きすぎて入らねーよ。

水戸宝徳:角田。成敗されたいのか。

角田吾郎:剣道7段の俺に勝てるのか。

水戸宝徳:まあいい。今日は勘弁してやろう。

角田吾郎:しかし、今日はいいことあったか?

水戸宝徳:角田と会ったことか。

角田吾郎:水戸よいいこと言ってくれるじゃねーか。

水戸宝徳:角田は?

角田吾郎:俺も水戸と会ったこと。

水戸宝徳:なんか俺たちきもいぞ。

角田吾郎:それもそうだな。

水戸宝徳:で、角田。今、成敗したい奴いるか。

角田吾郎:ゴキブリぐらいだな。

水戸宝徳:ゴキブリはせこい。

角田吾郎:じゃあ、蚊だな。

水戸宝徳:人間でいないか?

角田吾郎:信一さんの大企業計画を邪魔する奴。

水戸宝徳:それもそうだな。

角田吾郎:信一さん。運が回ってくるといいんだけどな。

水戸宝徳:信一さんは目が回ってるんじゃないか?

角田吾郎:最近疲れているからな。

水戸宝徳:1年以上も勉強ぶっ通しだからな。あの年齢で。

角田吾郎:人生は死ぬまで勉強だ。

水戸宝徳:それがボケない秘訣らしいな。

角田吾郎:でも、信一さんは学んでいるのはALLジャンルだな。

水戸宝徳:オールマイティーになりたがっているからな。

角田吾郎:オールマイティーか。頭がよさそうなお茶だな。

水戸宝徳:ってなわけで、みんな。信一さんに愛の手を

 と、水戸と角田のコントは終わった。

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