第525話 2月16日(木)これからの生徒会企画2
神山:発表会は何するの?
佐々木:みんな何か浮かんだ?
角田:俺は、新入部員3人だけでいいと思うが。
田中:それは不公平。
羽島:全員で一つのテーマをしない?
佐々木:どういうテーマ。
羽島:「セックスと健康について」。
川村:さすが助の女バージョン。
角田:これをみんなで論じるのか?
亀山:これは亜里沙ちゃん一人でやって頂戴。
羽島:なんでー。
阿曽部:これじゃあ、クイズ大会の方がましだよね。
長崎:ペーパークイズ大会ってどうだ?全員紙に書いてあるクイズを解くのだ。
阿曽部:これじゃあ、普通のテストと変わらないじゃん。
佐々木:でも、学力が上がるじゃん。
朝霧:賞金付きだったらみんな勉強するよね。
阿曽部:誰が金出すの?
朝霧:阿曽部君。
阿曽部:なんで?
朝霧:阿曽部君。ミス・勲風学園コンテスト、You Tubeに載せたでしょ。そこで稼いだお金を出しなさい。
阿曽部:朝ちゃんは抜け目がないよね。
水戸:俺は、抜け目がないのは阿曽部のような気がするけど。
角田:だが、クイズ大会じゃ、ギャグは少ねーな。
佐々木:で、問題は、国語・理科・社会が中心になるよな。
名取:だけど、本当にギャグがなければつまらないわね。
佐々木:じゃあ、カルタ大会はどうだ?
長崎:じゃあ、カルタでジャカルタへ行くのか?
小島:今の面白い。
田中:今の面白かった?
佐山:香ちゃんは駄洒落系に弱いからね。
小島:そう。洒落ているのに弱いの。
田中:香。駄がぬけてる。
佐々木:後はコント・もしくは漫才やる?
名取:いつ?
佐々木:23日の水曜日。校内漫才大会だ。
川村:美華ちゃんたちはどうするの?
佐々木:いま、受験で忙しいから無理だね。
田中:美華ちゃんたちって誰?
小島:受験って、高校受験?
羽島:一個下の彼女?
長崎:中学受験だよ。
小島:えー。長崎君って。彼女いるの?
長崎:それはミス・勲風学園レボ部コンテストの時に行ったじゃん。
田中:あれ、本当だったの?あと6年は我慢しなきゃって。
羽島:じゃあ、サスケ君は?
佐山:俺もいる。
亀山:そう。高校生の私たちを振ってね。
小島:驚き、桃の木、桜の木って感じ。
羽島:じゃあ、コントはどうやってコンビを組むの?
佐々木:それは明日考えよう。今日は、これからは雑談。
田中:雑談よりコンビ決めるのが大事じゃない?
長崎:雑談からギャグがオギャーと生まれるから雑談は大事なのだ。
秋山:理解した?
小島:なるほど。
と、今日のレボ部はこれで終わります。またね。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます