第440話 12月28日(水)レボ部版キャバクラ編(阿曽部編)その1

 今日は阿曽部の番だ。では、スタート。

阿曽部:みんな女子軍団の所に行ってくる。

角田:生きて帰って来いよ。

 と、阿曽部は女子軍団の方へ行った。

阿曽部:やあ、みんな。頑張ってる?

亀山:お金いくらもらえるの?

名取:恭子。急に成金主義にならないの。

阿曽部:で、どう?みんな楽しい?

川村:阿曽部君ってあんまり物怖じしないね。

阿曽部:大会社の息子だからね。たまに、接待を父親に連れられて、こういう場で商談していたよ。

川村:まとまるの?

阿曽部:自分の店だから、自分の有利に商談が成立させるために、女の子に骨折ってもらっってたわけ。

朝霧:女の子強いね。骨折るんだ。

阿曽部:そうい意味じゃなくて、力になってもらうことだよ。

名取:まあ、手っ取り早く言えば、女子に弱い男性の相手と商談する場合、大変な契約をものすごく有利にするのね。

阿曽部:その通り。

亀山:なんか卑怯じゃない?

阿曽部:でも、そうやって昔の人は乗り越えたの。

川村:今はやらないの?

阿曽部:今は、あんまりしない。

名取:で、後はどんな機能があるの?

阿曽部:社員のストレスのはけ口にも使ってるよ。相手が女性の方が話しやすい場合ってない?

川村:あるのかなあ。

亀山:どんな感じになるの?

阿曽部:じゃあ、僕が疲れた男子社員。朝ちゃんがキャバ譲やってね。

朝霧:うん。

阿曽部:こんばんは。朝ちゃん。

朝霧:阿曽部君。どうしたの?

阿曽部:悩みがあるんだ。

朝霧:どんな悩み?

阿曽部:便秘がちなんだ。

朝霧:じゃあ、親指おしてあげるね。

阿曽部:悪くないね。って感じ。

川村:それって、社員の悩み相談?

亀山:でも、なんかしょぼい悩みだったような。

朝霧:でも、これ重要じゃない?

亀山:後は何かあるの?

阿曽部:今度も僕が男役やるから朝ちゃんキャバ嬢役をやってね。

朝霧:うん。

阿曽部:朝ちゃん。いつもありがとう。

朝霧:いつも会社のためにご苦労さん。

阿曽部:朝ちゃん。君が彼女だったらいいなあ。

朝霧:じゃあ、彼女になってあげる。

阿曽部:朝ちゃんありがとう。

朝霧:チャンチャン。

亀山:なんか、突っ込みどころ満載よね。

川村:こんな簡単の彼女に恋人関係が成立するわけないじゃん。

阿曽部:でも、こういう社内恋愛もありよね。

亀山:女子社員にキャバ譲やらせてるの?

阿曽部:やりたい人だけ。

朝霧:しかも、結婚していない女子のみ。

阿曽部:ここで出会いができるシステムになってるんだよ。

名取:効率いいね。

前田:よく考えるね。

亀山:金持ちのやることはよくわからないよ。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る