第426話 12月24日(土)クリスマスライブその1
こんにちは今日はクリスマスライブが始まります。ではスタート。
江藤:ではこれから勲風学園レボ部によるクリスマスライブを送りたいと思います。
吉本:まずはクリスマスなので、カップルコントを行います。では、最初は助平・川村ペアーです。どうぞ。
と、助と愛ちゃんがやってきた。
助平:みなさんこんにちは世の中のスケベを代表する助平実と、
川村:世の中の愛を代表する川村愛のコンビから始まります。
助平:ねえ、愛ちゃん。今日いいことあったぜ。
川村:何?
助平:愛ちゃんの顔を見れたこと。
川村:助ったら。今日私もいいことあった。1万円札が落ちてたの。
助平:それどうしたの?
川村:もらっちゃった。
助平:ネコババ?
川村:だって、名前書いてなかったし。
助平:書いてあるじゃん。福沢諭吉って。
川村:それはお札の人物。
助平:で、何に使ったの?
川村:助とのホテル代。
助平:それって、それも共犯?
川村:でも、いいことは何回起こってもありがたいことですよね。
助平:何回も怒るの?何か嫌なことあったの?それとも生理?
川村:怒ってじゃなく起こって。よ。
助平:なんでばかなことを言っている私たちですが、お互い共通点があるんです。
川村:わかった。愛でしょ。
助平:俺は、求愛だと思う。
川村:なんか、求愛って言い方微妙。それだと、交尾と同じじゃない。
助平:じゃあ、なんていうの?
川村:H。
助平:Hって何?鉛筆の濃さ?
川村:ここまで来てボケないでよ。助はHの代名詞なのになんで私がみじめになるの?
助平:愛ちゃんが勝手にみじめになってるだけじゃん。それに俺はHの代名詞ではない。固有名詞だ。
川村:助。お帰り。
と2人は抱きしめる。
助平:愛ちゃん。愛ちゃんってなんで柔らかいの?
川村:柔軟剤で洗っているからかな。
助平:愛ちゃんは洋服?
川村:冗談よ。
助平:愛ちゃん世界で一番好きなものは何?
川村:助。
助平:で、一番愛しているのは?
川村:うな重。
助平:俺より食べ物が上?
川村:だって、うな重うまいんだもん。うな重で満足してるの。助は満足させてくれないし。
助平:そうか。じゃあ、Hだったら満足する?
川村:私はそちらかというとソフトタッチがいいな。ソフトに強く。
助平:ソフトに強く?なんか逆の名詞が並んでいるような、かなり高度な技だ。
川村:そんなに固い?
助平:それはかなり硬度な技。
川村:「こうど」違いね。
助平:じゃあ、そろそろ閉めに行きますか。
川村:助。漏らしたの?
助平:それは、閉めじゃなくおしめ。
川村:まあ、今日はこれぐらいで許してあげるね。
助平:こちらこそ。
と、助平・川村ペアーが終わった。
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