第256話 10月1日(水)学園祭3日目その4
次は佐々木と美子ちゃんと雪絵ちゃんである。
佐々木:美子ちゃん。今日の運命はどう?
神山:問題ないよ。
小山:美子さん私には彼氏はできますか?
神山:いつかはできると思うよ。
小山:なんか私だけ独りぼっち。みんな恋人いるし。
佐々木:まあ、とにかくゲームをしよう。
神山:トランプはどう?
佐々木:将棋大会があるよ。言ってみよう。
と3人は将棋大会をしている部屋に行った。
佐々木:で、大会で一丁やってみるか。
小山:将棋部と将棋して勝ったら商品がもらえるみたいですよ。
神山:じゃあ、やってみよう。
と3人とも将棋をやった。結果は3人とも白星だった。
神山:私たち勝っちゃったね。
佐々木:美子ちゃんはあらかじめ相手が何をするかわかっているから、美子ちゃんに叶う人はいないよね。
小山:なんか反則のような気がする
将棋部の人:神山さんですか?僕に勝った相手は初めてだ。しか僕は将棋7段だ。神山さん。将棋部に入ってもらえませんか?
神山:雪絵ちゃんに勝ったら入ってあげる。
将棋部の人:本当にいいの。もうけもんだ。
小山:じゃあ、やりましょう。あなたの名前を教えてください。
中村:中村三成。では、始めましょう。
小山:では順番は私が最初。
そして途中経過を飛ばした。
小山:王手飛車取り。
中村:王を逃がす。
小山:飛車をとって王手
中村:右に金を張る
小山:桂馬で金銀取り
中村:王で銀をとる
小山:角で王手
中村:参りました。
と雪絵ちゃんは7段の中村に勝った。
中村:この俺が負けるなんて。しかも小学生に。
小山:実は私はゲームでは名人級なの。すいませんでした。
中村:ありえない。・・・。
小山:で、なにもらえるの?彼氏でももらえるの?
中村:彼氏かあ。今日の君のプレイに感動した。僕が彼氏じゃダメかい?
小山:いいんですか。私は小学生ですよ。
中村:それでもいい。君は唯一俺を負かした人だから。
小山:でも、わしはレボ部員ですよ。
中村:頼む。俺と付き合ってくれ。
小山:中村さんがレボ部に入ってくれたらいいよ。
中村:わかった入る。
佐々木:三成。本当にいいのか?
中村:ああ。
小山:三成さんは高1ですか?
中村:うん、そして、毎日1回は将棋をやりたい。
小山:いいですよ。
佐々木:これで雪絵ちゃんも報われるな。万歳しなくちゃな。
神山:雪絵ちゃん。よかったね。
小山:うん。
佐々木:しかし、三成よ。レボ部の動きは活発だから、将棋部は暇ないぜ。
中村:別に将棋はレボ部に入ってからもできるよな。
神山:そうよね。三成君対レボ部で将棋やりたいね。おそらく中村君は惨敗すると思う。正直将棋部部員より強いよ。
中村:もしそうだったら俺は将棋部をやめる。
佐々木:で、レボ部に入るわけだね。
中村:ああ。でも、俺はギャグは苦手だ。面白いことはいえないし。
佐々木:まあ、そのうち慣れてくるよ。
中村:そうだな。でも俺は将棋からは離れられない。キャプテン翼からサッカーを取り上げたらなにもできなくなるの同じだ。
佐々木:そうだな。四次元ポケットのないドラえもんっていう感じだよな。
中村:なんか、レボ部は面白そうだ。よろしく頼む。
佐々木:O.K.だ。
中村:でいつから活動?
佐々木:明日からだ。
中村:早いなあ。新幹線なみの速さじゃねーか。
佐々木:いや、地球の自転並の速さだぜよ。
中村:それならすでにまわってるよな。
神山:で、今日はこの後どうしようか。
中村:じゃあ、今日はずーと将棋やる?
佐々木:だが、将棋部弱すぎだ。
神山:修行が足りないね。
中村:じゃあ、美子さん。もう一回勝負する?
神山:そうね。王以外は私は金2つと歩3つでいいよ。
中村:ハンデか?俺をなめているのか?
佐々木:美子ちゃん勝てる者は世の中いないけどね。
中村:その自慢を絶望にしてやるぜ。
神山:私が勝ったら、どうする?
中村:ハンデありで勝てると思っているの?歩と金だけだぜ。負けたら将棋部止めてやる。
佐々木:そしてレボ部員になるわけだな。
神山:じゃあ、将棋やろう
そして美子ちゃんと三成とのす勝負が始まった。結果、美子ちゃんが勝った。
中村:そんな俺が負けるなんて。なんで負けるんだ?ハンデありで。
佐々木:まあ、当然の結果だな。美子ちゃんは、心の中が読めるからね。それに先が読める。
中村:しかし、あんだけハンデくれたのに・・・。これは名人を超えて超名人だな。
佐々木:で、今日の終わりでみんな集合するからその時三成をみんなに紹介するよ。
中村:わかった。
佐々木:なんか自己紹介のネタを考えておいてよ。
中村:そうだ。今、レボ部員の性格を知りたい。教えて?
神山:いいよ。私が説明するね。まずは佐々木君。佐々木君はみんなのまとめやく。助h名前の通りちょっとスケベ。愛ちゃんは愛にうるさい。清彦君はおいしいところをたまに持っていく。静香ちゃんは料理の名人。そしてペチャパイのBカップ。阿曽部君はオタクで大会社の社長の息子。ゲームが得意。朝ちゃんはすっきりさっぱり系、私は占い師、で、なんでもあてる自信あり。チャンポンはラーメン屋の息子。そして自分のことを朕と呼んでいるんだけどね。で、久美ちゃんは恭子ちゃんとのコンビで久美ちゃんがシチューで恭子ちゃんはカレーって感じ。美華ちゃんは寿司やの娘、友子ちゃんは天才少女。角田君は水戸君と助と組んで黄門組なのよ。
中村:なるほど。
小山:三成さん私とたくさん思い出作ろうね。
中村:ああ。そうだな。
小山:じゃあ、私を抱きしめて。
中村:ああ。
神山:雪絵ちゃん。よかったね。
小山:これでみんなの仲間入り。えへへ。
佐々木:で、これからどうしようか?
中村:アイスでも食べるか?俺のおおごりだぜ。このアイスは俺の気持ちだ。
小山:アイスで愛す。って感じですか?
中村:うまいこと言うなあ。
小山:そして味もうまいよね。
中村:雪絵ちゃん結構面白いね。
小山:三成さんといるとなんか私。幸せ。
中村:だが、黄門組と相性が悪い気がする。
小山:なんで?
中村:黄門組は徳川家で徳川家は石田三成の天敵だからだ。
佐々木:確かに。
小山:で、これからどうします?
中村:まずは徳川家を潰すしかないね。
佐々木:それでどうするんだ?
小山:それって信長の野望のゲームで潰すの?
中村:さすが雪絵ちゃん。信長の野望で徳川家を叩き潰す。
佐々木:三成はゲームを好きそうだな。
中村:もちろん。とくに三国志はたまらない。
佐々木:なんか、阿曽部といい勝負だな。
中村:なんか、麻雀したくなった。
神山:私たちはドンジャラで我慢しなくちゃね。
佐々木:三成はトランプはやるか?
中村:いまは調子が悪くてスランプ。
佐々木:でもノリが良ければステップ。で、前進。
神山:で雪絵ちゃんのスナップは最高だよ。
中村:ステップの次はスナップかい。
小山:そしてお菓子はスナック。
中村:スナックは止められない止まらないかっぱえびせんを食べるべきだね。
小山:でもイカのスナックはないのかなあ。イカはいかが?
中村:イカはいかんよ。
小山;:私はイカスって感じだけどね。
中村:おれは拒否反応でいかでいかいようだけどね。
佐々木:胃かいようでいたいよう。
小山:今のいいですね。
佐々木:というわけで、今日、三成をみんなに紹介する。O.K.か?
中村:ダメと言ってもO.K.しなければならないんだよね。とりあえず、O.K.。
神山:佐々木君。この後どうする?
中村:俺はここの3人に将棋部を助けてもらいたい。
佐々木:どうして?
中村:どうせやることないんだろ。将棋部を助けてくれ。今日1日だけは将棋部のふりをして、他の来客の相手をしてもらいたい。
佐々木:将棋部と共に将棋をやって、勝つと何かもらえるのか?
中村:ああ。勝つと相手から1000円もらえるんだ。美子ちゃん、佐々木、雪絵ちゃん、も遠慮なく稼いでくれ。
佐々木:なるほど。レボ部にもメリットがあるわけか。金が欲しいから丁度いい。その企画乗った。
と、佐々木ら3人はこの日、将棋部で遊んだ。
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