第219話 9月7日(土)レボ部の恋愛物語その5
今日も一日がやってきました。サスケと3人の女性との恋愛は激戦です。どうなるのでしょうか。場所は阿曽部のスタジオからスタート。
佐々木:今日も恋愛物語をやるけど、何かいまいちだよね。
名取:4人だけが主人公だから?
川村:そろそろフィニッシュしたらどう?
前田:フィニッシュはまだ早いよ。いろいろ考えているんだからね。
亀山:で、第8話の題名は「バンド結成」がいいと思うんだけど。
佐々木:まあ、とにかくスタートしてみよう。第9話スタート
第9話「・・・・・・」
4人でサスケに家に住むことになった。4人で済んでから2日目、女性の方で話し合いをしていた。
前田:みんなさあ。サスケ君と2ショットしていないよね。
増田:2発も打つんですか?
前田:ショットは打つという意味じゃないよ。
亀山:で、何かで勝負してサスケ君と2ショットを順番にやるのってどう?
増田:何で勝負するんですか?
前田:私は神経衰弱がいいなあ。
亀山:私は麻雀。
増田:なんか2人とも得意なものを言っていないですか?
前田:でも、麻雀は高校生でやるものじゃないよね。
亀山:お金を賭けるわけじゃないでしょ。
前田:サスケ君をかけているんでしょ。
増田:サスケさんはソースですか?
亀山:そのかけるじゃないわよ。
前田:今日は友子ちゃんがボケ役みたいね。
増田:まあ、私は好きでやっていますけど。
亀山:いや、サスケ君はかける方じゃなくてかけられる方じゃないのかなあ。
前田:ということは私たちが調味料?
亀山:私がトウガラシで久美は醤油で、友子ちゃんはわさびみたいよね。
前田:そのかけるじゃないけどキャラと一致しているね。
増田:で、サスケさんはどういう食べ物でしょうか?
亀山:私たちはサスケ君を食べるほうなのかなあ。食べられる方だと思うけど。
前田:私たちの大事なものをあげるからね。
増田:あげるって油で揚げるんですか?
亀山:私たちは天ぷらじゃないわよ。
前田:で、どういう勝負でサスケ君とツーショットする?
増田:ジャンケンが一番公平だと思います。
亀山:じゃあ、ジャンケンね。まった無し。ジャンケンポン。
とジャンケンには久美ちゃんが勝った。友子ちゃんと恭子ちゃんとのジャンケンは恭子ちゃんが勝った。ツーショットの順番は久美ちゃん恭子ちゃん友子ちゃんと決まった。
佐々木:「カーット」
名取:3人とも勝負に出たわね。
助平:サスケはどうするんだ?
佐山:とりあえず、3人ともツーショットで話してみる。
名取:で、第9話の題名は「女の勝負」でいいと思うけど。
佐々木:で、第10話は「久美ちゃんとのツーショット」になるな。
佐山:しかし、みんなの前で2ツーショットって、これって2ショットと言えるのか?
亀山:文句は言わないの。
佐々木:じゃあ、始めるか第10話「久美ちゃんとのツーショット」開始。
第10話「久美ちゃんとの2ショット」
ジャンケンでサスケとツーショットする順番を決め、まずは久美ちゃんがサスケの部屋に来た。
前田:サスケ君。中に入っていい?
佐山:いいよ。
と、久美ちゃんがサスケの部屋へ入った。
前田:へえー。これがサスケ君の部屋なのね。
佐山:3人じゃないの?
前田:今日は3人まとめてはこないよ。1人づつ30分話して終わり。
佐山:そうか。よく考えたら久美ちゃんと2人きりって初めてだね。
前田:そうよね。いつも3人だったからね。
佐山:で、久美ちゃんにあげるものがあるよ。
前田:何?
佐山:運気アップアクセサリー。総合運が上がるんだ。
前田:へえ。どこで買ったの?
佐山:占い師さんの所で買ったんだ。
前田:サギじゃないの?
佐山:でも貴重だよ。シラサギだからね。天然記念物だよ。
前田:で、アクセサリーの形が円が2つあるんだけどどういう意味?
佐山:それは2人の「えん」が会うようにという意味だと思う。
前田:サスケ君。冴えているね。でも、恭子と友子ちゃんにも「えん」のアクセサリーをあげるの?
佐山:うーん。痛いとこ突かれたなあ。
前田:私はサスケ君が3人とも大事にしたいと思っているのはよくわかるわよ。だけど、それがかえって逆効果になるのも覚えていてね。決めるところは決めたね。
佐山:俺、3人も惚れているんだ。ただ、誰か1人を決めるとなると後の2人が傷つく、2人が去って、1人が残る形にしたいと思っている。それってダメ?
前田:うーん。サスケ君の気持ちは分かったけど、これじゃあ、3人とも去るよ。
佐山:だけど。この話は恭子ちゃんや友子ちゃんにはできない。久美ちゃんなら話せると思っただけ。
前田:なるほど。素直に言ってくれたのはありがたいけど、それって3人とも大事にしているんじゃなく、3人とも突き放す感じよね。
佐山:真剣に考えているから、こういう答えになっているのもわかる?
前田:都合がよすぎるよ。
佐山:やっぱり本心を言うと、誰がいいか心の中では決めているんだ。だけど、言えなくてさあ。
前田:言えないということは少なくとも私じゃないということ?
佐山:それは誤解だよ。
前田:でも、そういう風に聞こえる。
佐山:さっき行ったことをよーく考えてみて。そして逆も考えてみて。
前田:私。サスケ君とつきあえない。
佐山:なんで?
前田:だってサスケ君が私を去らせようとしているから。
佐山:だから、逆も考えてみてと言っているんじゃない?
前田:じゃあ、私にキスそして。
とサスケはほっぺにキスをした。
前田:ほっぺじゃなく口にして。
佐山:今はこれで勘弁して。俺、本当は3人のことをよく知りたいんだ。
前田:優柔不断。といったとこね。いいわ。今回はほっぺで許してあげる。
佐山:俺のタイプはね。優しい人、良く考える人、器量がある人だから。
前田:なるほどね。いろいろ私たちを試しているのね。
佐山:いや、そういうわけではないんだけど。
前田:わかった。今日は許してあげる。
佐山:なんか、真剣な話になっちゃったね。
前田:だって、今回は3人とも2ショットなのよ。真剣な勝負するにきまっているじゃない。
佐山:そうだよね。
前田:でも、本音が聞けて良かった。
佐山:久美ちゃん。俺。本気で3人とも好きになっている。で、俺を突き放さない久美ちゃんに何か恋心が生まれてきている。
前田:なんか、長期戦になりそうだね。
佐山:で、サッカーで言えば、久美ちゃんは前半、恭子ちゃんは後半、友子ちゃんは延長戦、で、勝負が決まらずPKに持ち込むかもしれない。
前田:じゃあ、PKで勝てばいいのね。後半と、延長戦で点を取られたら許さないからね。で、PKのゴールキーパーはサスケ君だからね。
佐山:なんかサッカーの例えがみょうにドンピシャだね。
前田:で、あと残りの時間はどうしようかな。
佐山:久美ちゃん。俺の肩、枕にしていいよ。
前田:じゃあ、お言葉に甘えて。
佐山:俺の肩は高級だよ。どこの店にも売っていないからね。
前田:確かにそうだね。
と、久美ちゃんはサスケの肩に頭を乗せた。
前田:なんか、落ち着くね。パーブティーよりも落ち着く。なんか心地がいい。
佐山:俺もなんか今日は久美ちゃんとずーといたい。
前田:そう。その心を忘れちゃだめよ。あと、同じセリフを他の2人にずーといたいと言っちゃだめだよ。
佐山:なんか1点取られた感じ。
前田:あとね。サスケ君膝枕してみる?
佐山:本当にいいの?
前田:得点を入れるには体を張らなきゃね。スポーツは体を張るからね。
と、サスケは久美ちゃんの膝に頭を乗せた。
佐山:なんかいいなあ。ペナルティーエリアに入った感じ。でも、オフサイドには気を付けてね。
前田:例えば?胸とか?お尻とか?
佐山:まあ、そう言った感じかなあ。
前田:サスケ君は正直よね。
佐山:で、このまま静かにすごそうか。
前田:そうね。
と時間ぎりぎりまで久美ちゃんはサスケに膝枕をさせていた。
前田:じゃあ、時間だから私は去るね。
と、久美ちゃんとの2-ショットは終わった。
佐々木:「カーット」
と、久美ちゃんとの2-ショットは終わった。
佐々木:「カーット」
助平:なんだか見せつけているなあ。
川村:で、恭子と友子ちゃんは他の部屋で待機でしょ。
助平:そりゃ、こんなこと知られたらドラマが作れない。
佐々木:しかし、恐れ入ったよ。カメラの前であそこまでするのかと。
名取:今度は恭子よね。どういう展開になるか楽しみよね。
佐々木:じゃあ、次は第11話「恭子ちゃんとの2ショット」だね。久美ちゃん。元の部屋に戻って。
前田:うん。
佐々木:じゃあ、それではスタート。第11話:「恭子ちゃんとの2ショット」開始。
久美ちゃんは女性軍団の部屋に戻った。
亀山:ねえ、久美。どうだった?
前田:もう少しで落ちそうだったんだけどね。
増田:なんか微妙です。
亀山:まあ、とにかく私が今度はサスケ君の部屋に行きます。
と、恭子ちゃんはサスケの部屋へ行った。
亀山:サスケ君いる?
佐山:恭子ちゃん。いいよ。入って。
と、恭子ちゃんはサスケの部屋へ入った。
亀山:先ほどは久美といい思いをしたでしょ。
佐山:いや、大したことはしていないよ。
亀山:でも、大体想像はつくわよ。
佐山:そんな想像よりも宝くじ1等の想像の方がいいと思うよ。
亀山:いや、久美との行為は1等より上よ。ロト6よ。
佐山:まあ、まあ、とにかく恭子ちゃんにプレゼントをあげるよ。
と、サスケは恭子ちゃんに十字架のペンダントをあげた。
亀山:ありがとう。私はクリスチャンじゃないけどクリスマスはこれをつけなきゃね。
佐山:俺もクリスチャンじゃないんだけど十字型のペンダントって多いじゃん?
亀山:で、十字型以外のものがあったらどうする?
佐山:五字型で、五円玉のペンダントだね。
亀山:で、五円より高かったりして。
佐山:でも、ごえん(ご縁)があるだろ。
亀山:そうだけどね。
と、サスケは恭子ちゃんに十字架のペンダントをあげた。
亀山:でも3人ともご縁があるようにというのはちょっとダメなんじゃない?
佐山:日本で多重結婚が認められればいいんだけど。
亀山:サスケ君。1人にしなきゃだめよ。
佐山:でも、3人に会うたびに心が動かされる。みんないい人だよ。レボ部は優しい人たちだよ。
亀山:でも、3股は厳しいわよ。
佐山:本当のことを言ったら傷つくかなあ。
亀山:それは私のこと?
佐山:そうじゃないよ。
亀山:本当に?
佐山:俺としてはまだ迷いがある。誰が一番相性がいいのか。
亀山:ずいぶん欲張りだね。3人とも去っちゃうわよ。
佐山:それは困る。俺は本気で3人とも大事にしたいのに。ただ、去る者は追わずという感じかなあ。
亀山:じゃあ、私は去るわよ。いい加減すぎるし、都合がよすぎる。後の2人で何とか頑張って。
佐山:そうだね。恭子ちゃんとは相性は悪くないんだけどなあ。
亀山:ただ、私はサスケ君に本当に思われている気分がしない。優しいのは認める。だけど、恋人としては無理みたい。
佐山:恭子ちゃんごめんね。あえて引き止めないよ。
亀山:でも、友情で結ばれたい。
佐山:それは俺も同感。
亀山:友情が会うだけに親友になりたいわね。
佐山:そうだね。なんか真剣な話だからギャグ他飛ばなかったなあ。
亀山:ギャグに羽があるの?って、その飛ぶじゃないか。
佐山:でも、空を飛びたい。
亀山:思わす「翼をください」という歌を歌いたくなるわね。
佐山:その翼は本当はタッキーアンド翼の翼じゃないの?イケメンだし。
亀山:違うわよ。サスケ君が空を飛びたいと言うからよ。翼は羽の事よ。
佐山:羽かあ。羽を伸ばせたらなあ。
亀山:羽は鳥の特権だね。
佐山:でも、鶏は気の毒だね。飛べないし、食べられるだけだし。
亀山:本当に人間で良かった。
佐山:だけど、恭子ちゃん。ありがとうね。俺をふってくれて。
亀山:自分からふれない人には嫌われることを言うかあ。サスケ君は難しい人だね。
佐山:1人に絞りたいからね。
亀山:そのようだと久美も脱落したんじゃない?
佐山:してないよ。
亀山:うそでしょ。自分から去るようにさせているサスケ君は久美に嫌われていてもおかしくないじゃん。
佐山:嘘じゃないよ。久美ちゃんとは保留になっている。
亀山:信じられない。もしかして、サスケ君は久美のことが一番いいと思っているんじゃない?
佐山:友子ちゃんもいるし、はっきりしたことは言えない。
亀山:でも、友子ちゃんは小学生よ。つきあうなら久美にすべきじゃない?
佐山:それは俺が決めることだからこれ以上はなし。
亀山:なんでよ。
佐山:友子ちゃんは小学生なのに性格がよすぎる。それに小学生なのに数検3級、英検2級を持っているんだよ。
亀山:信じられない。
佐山:滅茶苦茶頭がいいんだよね。
亀山:うらやましい。でも、久美も英検2級はあるよ。
佐山:知っているよ。3人とも素敵だから迷ったわけ。でも、今日で2人に絞れた。
亀山:サスケ君って罪な人よね。
佐山:ごめんね恭子ちゃん。
亀山:でも、サスケ君の一面が見れてよかった。今からは私とサスケ君は親友だね。
佐山:恭子ちゃんもいい人と出会うよ。
亀山:じゃあ、私は帰るこれ以上いてもしょうがないから。
佐山:ありがとうね。
と、恭子ちゃんは女性軍団の部屋に行った。
前田:どうだった?
亀山:わたし。ふられた。あとは2人に任せるね。私は家に帰る。
と、恭子ちゃんは家に帰った。
増田:恭子さんふられたんですね。久美さんが大丈夫ということは私がふられる(降られる)のかなあ。傘が必要かなあ。
前田:恭子は短気だから勝負を焦ったんじゃない?
増田:久美さん。余裕ありますね。私はふられないようにしますよ。
前田:友子ちゃんって本当に小学生?
増田:では、私が行ってきます。
と、友子ちゃんはサスケの部屋にいった。
佐々木:「カーット」
助平:ついに恭子ちゃんふられちゃったね。
川村:なにか励ます?
朝霧:私は気分すっきりアロマジュースがあるよ。
名取:なんか、無理やり気分がすっきりする感じだわね。
助平:で、恭子ちゃんはどこへ行ったの?
神山:トイレで泣いているみたい。
佐々木:やっぱりふられてのはショックだったようだね。
神山:恭子は強気な反面繊細なところがあるのよ。でも私はわかっていたけどね。
助平:美子ちゃんは瞑想ができるから何でもおみとうしだよね。騙せないよね。
佐々木:じゃあ、次は「友子ちゃんとサスケの2ショット」開始。
第12話「友子ちゃんとサスケの2ショット」
増田:サスケさん。中へ入っていいですか?
佐山:どうぞ。
と、友子ちゃんはなかへ入った。
増田:こんばんは。サスケさん。湯加減どうですか?
佐山:鯉の湯加減なら食べられる感じかな。
増田:食べる鯉じゃなくて恋愛の恋の湯加減です。
佐山:42度ぐらいかなあ。
増田:お風呂と一緒でちょうどいい情熱の熱の温度ですね。
佐山:友子ちゃん。うまいこと言うね。
増田:で、私、ホットケーキを持ってきました。気持ちが落ち着くように
佐山:なんかホットするなあ。
増田:ホットな家族が夢ですから。
佐山:食べていい?
増田:もちろんいいですよ。
サスケはホットケーキを食べた。
佐山:うまいよ。ホットのジョークよりうまい。
増田:サスケさん。さすがですね。
佐山:じゃあ、俺からのプレゼントはハート形ブローチ。かわいいでしょ。
増田:ありがとうございます。お母さんも泣いて喜ぶと思います。
佐山:お母さんにあげるの?
増田:これは親孝行です。
佐山:わかった。もう1つあげる。5円玉の首飾り。「ご縁」があるようにと
増田:ありがとう。買い物には小銭は必要ですからね。で、あわせて55円ですか?
佐山:よくわかったね。5円(ご縁)と5円(ご縁)が二つそろって55円というわけだ。よくわかったね。
増田:で、サスケさん。私のことをどう思いますか?
佐山:かわいくて、賢くて、大人の考えがあるし、小学生離れしている。で、少し毒舌が混じるのもかわいい。
増田:恭子さんほど毒舌は混じらないですけどね。
佐山:でもキスしたら毒が移るなあ。毒舌だけに。
増田:私の毒は薬と同じですよ。良薬口に苦しですからね。私の薬あげましょうか?
佐山:とりあえず薬は薬局でもらうよ。
増田:違います。私の薬を口移しです。
佐山:・・・・・・。
増田:で、サスケさん。私と久美さんとどっちを選びますか?
佐山:まだわからない。両方とも大事な存在だからね。ただ、友子ちゃんの方が1歩リードしている。
増田:それって久美さんにも1歩リードしているとは言っていないですよね。
佐山:なんて言ったらいい変わらない。あんまり突っ込まないでほしい。
増田:それって久美さんがいいのですか?
佐山:まだわからない。ただ、お互いが衝突することなく穏やかに過ごせる関係がいいんだ。
増田:その言葉はうまいですね。私に突っ込ませないセリフですね。
佐山:そういうわけじゃなかったんだけど、友子ちゃんも大事だよ。
増田:なんか久美さんと長期戦になりそうだなあ。野球で言えば延長戦ですね。
佐山:そうだね。
増田:でも、どっちかにしてくださいよ。
佐山:心配はしないでね。あと、友子ちゃん。いいものあげる。ワンピース。
増田:ありがとうございます。
佐山:それは俺をふらなかったお礼。
増田:私にサスケさんをふらせようとしたのですか?で、久美さんはふらなくて恭子さんはふったと。サスケさんって罪な人ですね。
佐山:まあ、なんで3股になったのかわからないが、今日からは2股だね。
増田:人間は股は1つですからね。2股だったら宇宙人ですからね。
佐山:たしかに。
増田:で、今日は私のひざまくらはどうですか?
佐山:さすが友子ちゃん。お言葉に甘えて。
と、サスケはひざまくらをして2人とも黙っていた。
しばらく時間がたった。
増田:サスケさん。もう時間だから一度自分の部屋に戻りますね。
と、友子ちゃんは女性軍団の部屋に戻った。
前田:友子ちゃんどうだった?
増田:私、サスケさんとキスしました。私の方が一歩リードしていますよね。
前田:信じられない。私はほっぺだったのよ。
増田:久美さん。大事なのは心ですよ。キスとかという行為じゃないですよ。
前田:それって励ましているの?友子ちゃん余裕ね。でも、行為には気持ちが入っている証拠でしょ。
増田:今度は2人でサスケさんのところへ行きますか?
前田:そうね。
と、2人はサスケの部屋に行った。
前田:サスケ君中へ入っていい?
佐山:いいよ。
と、久美ちゃんと、友子ちゃんが入ってきた。
佐山:あれ?恭子ちゃんは?
増田:自分から引きました。
前田:もしかして未練があるの?
佐山:いや、この2人でいいよ。
前田:で、納得いかないのはキスはなんで私はほっぺで友子ちゃんは口なの?納得がいかない。
佐山:いや、友子ちゃん。リードするのがうますぎてね。
前田:確かに。
増田:で、サスケさんは私と久美さんはどっちを選びますか?
佐山:1人区の選挙みたいだなあ。まずは2人区というわけにはいかないの?
増田:サスケさん。また嫌われようとしたでしょ。
前田:え?そうなの?確かに2股と思ったから心の中ではむっときたから。
佐山:友子ちゃん小学生なのによくわかるね。
増田:愛するということは相手を理解することだと思います。
前田:なんか、私。自信なくしちゃった。どういうわけか友子ちゃんの方が私よりサスケ君のことを理解しているみたい。私はこの辺で引き時かなあ。
佐山:もう退いちゃうの?
前田:未練があるの?
佐山:久美ちゃん。ありがとう。
前田:わかった。私はひくね。
と、久美さんは帰っていった。
増田:サスケさん。大丈夫ですか?心の中では泣いていませんか?
佐山:確かに。
増田:久美さんはいい女性ですよね。誰かいい人見つかりますよ。
佐山:友子ちゃん。抱いていい?
増田:いいですよ。
と、サスケは友子ちゃんを選んだ。
佐々木:「カーット」
川村:なんか、絶好の演技よね。
助平:で、久美ちゃんと恭子ちゃんとは絶交って感じか?
亀山:助平君それはひどいんじゃない?私と久美は自分から引いたんだからこれでいいのよ。
朝霧:引くんだったらギターも弾く?
佐々木:で、この物語はこれで終わりかあ。
助平:やけにあっさりしているなあ。
佐山:友子ちゃん。一生大事にするよ。
増田:ありがとうございます。
亀山:なんで、私たち高校生が小学生に負けるんだろうね。
宮下:恭子さん。友子を甘く見ないで下さいよ。この年で東大の問題が解けるのですから。
小山:そう。友子は全国統一テストで日本1なのよ。
前田:ああ。なんで勝負しようとしたのかなあ。もっと引き延ばせばよかったかなあ。
亀山:久美。これって計算がいよね。途中から入ってきた友子ちゃんに奪われるとは思わなかった。私。美華ちゃん軍団に2敗目よ。雪絵ちゃんに今度彼氏を取られたら美華ちゃん軍団は悪魔だよね。
小山:でも、なんか私は一人取り残されている感じ。
佐々木:で、この恋愛物語はここでおいて。
亀山:置き場所なんてないよ。
佐々木:まあ、悔しいのはわかるけどさあ。あえて置こうよ。
川村:まあ、今日は恭子ちゃんも久美ちゃんも自分から引いたんだからいいんじゃない?
亀山:サスケ君は女性を馬鹿にしているわよ。
前田:恭子。もういいんじゃない?これで決まったんだから。
阿曽部:で、結局美子ちゃんの占いは当たっていたわけか。
前田:阿曽部君知っていたの?
阿曽部:当たり前じゃん。舞台設定はうちのスタジオでやるんだから。あらかじめセットしなければならないから美子ちゃんに聞いてあらかじめ用意しておくものを用意したわけ。
亀山:もしかして、ネックレスも阿曽部君が用意したの?
阿曽部:その通り。
亀山:サスケ君。反則よそれ。
阿曽部:でも、あげるよそのアクセサリー。出演料として。
亀山:なんかこのアクセサリーを見ると恋愛ドラマを思い出すから質屋に出すわ。
前田:いらないと言わないところが恭子らしいね。
佐々木:じゃあ、次で最終回の「サスケと友子ちゃんの永遠」を行ってみよう。
増田:いいですよ。
佐々木:じゃあ、スタート。
最終回「サスケと友子ちゃんの永遠」(レボ部は最終回ではありません)
友子ちゃんとサスケは話を始めた。
増田:サスケさん。私を選んでいただいてありがとうございます。で、なんで私を選んだのですか?
佐山:最後まで残ったから。それに、いろいろ考えたんだ。久美ちゃんも恭子ちゃんも決して悪くない。ただ、友子ちゃんは俺との相性が一番いいみたいな気がしただけ。
増田:まだ、私の毒は残っていますか?
佐山:わかんない。
増田:もし残っていたら毒を吸ってあげますよ。
佐山:毒舌の口で毒を吸うの?
増田:でも、恭子さんも久美さんも毒を盛らせてしまいまいました。気の毒という毒です。私はさそり座だからしょうがないですかね。
佐山:友子ちゃん。うまいこと言うね。本当に小学生?
増田:で、サスケさん。家族を作るのはもう少し待ってくださいね。
佐山:待つしかないな。でも、友子ちゃんはいろいろ才能があるよね。
増田:サスケさんも忍術があるじゃないですか?
佐山:俺の忍術はたいしたことないよ。ただ、忍び込む術を持っているだけで忍術の感じ通りだよ。
増田:どこに忍び込むのですか?
佐山:心の中?
増田:それは立派な忍術ですね。で、それはジョークですか?ホントですか?
佐山:ジョークだよ。で、友子ちゃん。今日から友子ちゃん一途だからね。今日から恋人としてよろしく。
増田:こちらこそよろしくお願いします。
とレボ部の恋愛物語は終わった。
佐々木:「カーット」
助平:なんか、あっさり決まったな。
川村:私はサスケ君が友子ちゃんを選ぶなんていまだに信じられない。
名取:で、友子ちゃんとは本当に一途なわけ?
佐山:もちろん。
宮下:これで、友子も私と同じだね。
佐々木:小学生と高校生がつきあうのが2組になってしまった。江藤先生が何ていうか・・・。
名取:いいんじゃない?
長崎:そうか。朕の仲間が1人増えたか。
阿曽部:でも、これぐらいの時間なら学園祭で全部上映できる時間だね。
佐々木:確かにそうだ。ただ、みんな不思議がるだろうな。小学生の友子ちゃんを選んだのは。
佐山:でも、友子ちゃんは東大レベルの頭脳を持っているんだよ。
阿曽部:確かに。美華ちゃん軍団は小学生とは思えないぐらい子供離れしている。
宮下:だから私たち3人は親友でいられるんだよね。
助平:チャンポンは美華ちゃんたちに勉強を教えていると言っているが本当は友子ちゃんに教えてもらっているんじゃないか?
長崎:なかなかの突込みだ。だが朕は東大より上だ
増田:そうなんです。ターちゃんはどういうわけか私より頭がいいんです。
長崎:しかし、友子ちゃんはこれからはサスケの所に行くのだろう。生徒が減って寂しいがサスケに勉強を教えてやってくれ。
増田:サスケさん。勉強でわからないところがあったら何でも聞いてくださいね。
佐山:なんか、逆だな。俺ってなんかみじめに感じる。
亀山:で、一言、サスケ君。友子ちゃんを手放したら許さないからね。
前田:私もそう言いたい。
阿曽部:で、レボ部の目的が一つ達成したね。恋愛物語の次は何をやる?
助平:俺、新しくレボ部に入れたい奴らがいる。水戸と角田だ。
名取:肛門組だね。
助平:漢字が違うぞ。
名取:感じが違うの?どういう気分なの?
助平:その感じじゃない。スゲー屁理屈。
川村:もしかしてその2人を恭子ちゃんと久美ちゃんに紹介させる気?
助平:愛ちゃん鋭いね。
前田:助平君。気持ちはありがたいけど、今日はそんな気分じゃない。
亀山:私もそういう気分じゃない。
朝霧:気分悪いの?コーラック必要?
川村:朝ちゃんって時々無神経だよね。
朝霧:神経はあるよ。なければ体が動かないじゃない?
川村:朝ちゃん冴えてないよ。
朝霧:でも、気分が悪いんだから、何かでストレス解消しなきゃね。阿曽部君。恭子ちゃんと久美ちゃんのために焼肉パーティーやらない?
川村:それって失恋パーティー?
阿曽部:違うよ。朝ちゃんはそのパーティーに水戸と角田もつれてきたらどう?といっているの。
川村:阿曽部君も朝ちゃんのフォロー大変だね。
佐々木:じゃあ、明日は日曜日だから焼肉パーティーだ。というわけで、今日は解散。
と、今日はレボ部は解散した。
解散後恭子ちゃんと久美ちゃんが話をしていた。
亀山:しかし、まさか友子ちゃんにサスケ君をとられるとは思わなかった。
前田:私たちから去った形にさせられて感じじゃない?
亀山:しかし、なんでサスケ君は私たちを引き留めてくれなかったんだろう。
前田:1人に絞るためだと思うよ。
亀山:その真面目さはいいと思うけど、私はもう少しそばにいたかった。
前田:そば屋に行けばそばに行く感じになるかなあ。
亀山:負け組の駄洒落だね。
前田:でも、助平君が水戸君と角田君を呼ぶといったけどどう思う?
亀山:助平君の配慮だと思うけど水戸君と角田君はそんなにいい人なのかなあ。
前田:水戸君と角田君と助平君の三人で黄門組かあ。
亀山:美華ちゃん軍団の方がパワーがありそうね。
前田:美華ちゃんは寿司屋の娘、友子ちゃんは東大生レベルの小学生、確かにパワーあるよね。
亀山:で、雪絵ちゃんは普通の小学生なのかなあ。
前田:作者がそのうち作り上げるんじゃない?
亀山:まだ、謎なわけね。
前田:で、黄門組は得体がしれないわよね。私たちは自分で決めたいよね。助平君には悪いけどしばらく彼氏はいらないよね。
亀山:私も、サスケ君のやさしさが欲しかった。
前田:でも次にはいい出会いがあるよね。
と恭子ちゃんと久美ちゃんは話をしていた。
そして友子ちゃんとサスケの話が始まった。
増田:サスケさん。ありがとうございます。お礼に勉強を教えます。
佐山:高校生が小学生に勉強を教えてもらうというこは聞いたことないなあ。
増田:で、コツは簡単です。コツコツやればコツが2つでもっと簡単になります。
佐山:凄いダジャレだね。
増田:で、私、親に紹介するのはしばらく待とうと思うの。私が16歳になるまで待って。
佐山:そうするしかないか。あと3年とちょっとかあ。長い感じがする。
増田:でも、レボ部は常識を簡単に破るよね。
佐山:紙のように破るよね。でも、英才教育はどこで受けたの?
増田:私。幼稚園のころから幸村塾に通っていたの。個人のレベルで教育を受けられる塾なの。年齢とかは関係なし。たとえば、幼稚園でも中学生の勉強を受けれたわけ。
佐山:なんかそれ凄いな。
増田:幸村塾は佐々木さんのお父さんの塾ですよ。
佐山:知らなかった。
増田:そうですよね。サスケさんは最初からいなかったですけらね。
佐山:レボ部の主張大会でレボ部に入ったからな。
増田:でも、私は幸せです。作者に分けてあげたいです。
佐山:まあ、作者も苦労しているからなあ。
増田:で、今夜は美華の寿司屋で寿司食べませんか?
佐山:それいいなあ。
増田:じゃあ、美華のところへひきましょうよ。
と、サスケと友子ちゃんは美華ちゃんの所へ行った。
残りのレボ部は焼肉大会の打ち合わせを空いていた。
佐々木:焼肉だけににくいアイデアだね。
名取:なんかひざカックンされた感じのネタだわね。
助平:で、どこの焼肉屋に行く?
小山:私の焼肉屋ならサービスしますよ。
川村:雪絵ちゃんの家って焼肉屋さんなの?
名取:私も知らなかった。
川村:もしかしてレボ部は美華ちゃん軍団以外は全員知らなかったの?
みんなうなずいた。
小山:だって、私に主役がまわってこなかったんですから。
朝霧:で、お金は阿曽部君のおごりでいいよね。
阿曽部:確かにうちは大会社を経営しているから金があるけど、朝ちゃん。金遣い粗いね。
朝霧:お金持ちの人は貧し人を助ける義務があるの。わかった?
川村:朝ちゃんがまともなことを言った。朝ちゃん。熱でもあるんじゃない?
朝霧:あるよ。36.5度。熱がなければ死んじゃうでしょ。
川村:ずいぶん古いネタだね。なんかネタであるマグロに筋が入った感じだね。
朝霧:そう。私は筋が通っているのよ。わかった?
川村:なんか、切り返された。
名取:愛の負けね。
佐々木:じゃあ、雪絵ちゃんの焼肉屋さんでパーティーで決まりだね。
助平:水戸と角田はどうする?
佐々木:さっき電話したら来ないって。
助平:そうか。相性があいそうなのになあ。
佐々木:というわけで今日は解散。
と今日のレボ部は終わりです。明日の焼肉パーティーは昼間やります。どうなることでしょうか。明日のお楽しみ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます