第204話 8月24日(日)勉強会13 1人が大事について
今日もレボ部は勉強会をします。今日のテーマは何でしょうか。
佐々木:今日のテーマは生命にしたい。みんなはどう思う?
助平:なるほどな。
秋山:この世に存在するものは全て生命だよね。
名取:で、生命ほど大事なものはないわよね。
佐々木:そう、1人1人が大事なんだ。1人だけ例外なんてない。
朝霧:そうだよね。ドミノ倒しも1個倒れないのがあれば後が続かないもんね。
阿曽部:その時はドミノのルートを複数にすればいいんじゃない?
助平:どっからドミノが出てくるんだ?
川村:1つ1つが大事ということよ。だからもちろん1人が生きていけない世の中はありえないし、1人を殺すために全員を納得させることもあり得ないよね。
佐々木:殺すことは生命の尊厳を無視することだと思う。また、生きているから価値があるのではないか?
長崎:朕は価値あるものが勝ちな気がする。
川村:じゃあ、全員勝たなきゃね。
助平:だれもチャンポンのダジャレに突っ込まないのかよ。
名取:でも、全員勝たなきゃというのは的を得ていると思う。全員が勝つということは全員が幸せになることだと思う。
佐々木:生命はこの世に存在して進歩させることが最大の目的だと思う。
秋山:そうだよね。だから、人は生きていくんだよね。簡単に死んじゃいけないんだよね。
神山:宗教も人が生きるためのものであって人を殺すものではないと私は思う。
宗教は生かされてこそ存在価値があると思う。
川村:みんな真剣だね。
名取:これは、大事なものを守るために今は私たちは力を蓄えなければならない。と私は思う。
助平:みんな考えがそうなら、団結すれば何かできそうだなあ。
佐々木:ここで謎かけ「平和を願うこととかけまして 和を保つと説くその心は
みんなで手をつなぎましょう」
助平:これは通訳が必要だなあ。
秋山:みんなが手をつなげることは協力の証で平和になることを意味して、和を保つは輪でもあると考えられると思う。
佐々木:いやあ、実に見事な解説だ。
川村:まさか佐々木君に通訳が必要な時があるなんて考えなかったよ。
助平:佐々木は難しいことを時々いう。朝ちゃんは天然で意味の分からないようなことを言うが実は深い意味がある。そんな感じか?
朝霧:私の天然パワーは地球を救うのよ。そして阿曽部君の天然パワーも地球を救うのよ。
助平:阿曽部が天然???
阿曽部:それは天然というより自然界の力を借りて事業をやるという意味だよ。例えば、農業とか。ソーラーパワーとか。
名取:なんか朝ちゃんと阿曽部君は完全に繋がっているわね。
秋山:静香ちゃん僕たちも負けられないね。
川村:助。私たちも負けられないね。
亀山:全員負けなかったらこの試合は全員ドローなの?
前田:何の試合よ。
名取:主張大会の試合といえそうもないわね。
秋山:生命をかけた試合だから大変だったね。今日は生命がテーマだから。
名取:生命は一番大事だからね。生きているからこそ価値がある。死んだらそれで終わりよね。
神山:生きているときに生きるとは何か価値あるものは何かを考えた時に人は簡単に死なしてはならない。私はそう思う。
朝霧:三途の川へ行くなら往復切符を買ってちゃんと帰ってこなきゃダメってことよね。
名取:なんか今の朝ちゃんのセリフ、芸術を感じた。
佐々木:というわけで、堅い話だがみんなも堅い話好きだよね。
助平:ダイヤモンドより硬いかもしれない。
朝霧:私は豆腐より硬い方がいいな。
助平:この言葉誰か通訳できる?
秋山:崩れないほどの固さが柔軟な要素が入っていいという意味じゃない?
川村:よく清彦君は通訳できるね。
朝霧:そのうち朝ちゃん通訳士の資格とれるかもしれないね。
川村:その資格はもちろん民間だよね。国家資格じゃないよね。
朝霧:もちろん民間よ。で、合格率はマイナス100%
佐々木:マイナス100%って俺は理解できない。
阿曽部:朝ちゃん特有のボケだね。
秋山:マイナスだから全部外れたら合格なんじゃない?
名取:でもそれじゃあ、試験にならないんじゃない?
秋山:朝ちゃん通訳士はまずはボケから始めなきゃいけないから全部外れが正解で、ボケ度を競う。
阿曽部:だが、外れて正解ということは正解じゃないか。外れにならなくなっちゃうなあ。
助平:今度はそう来たか。俺はついていけない。
朝霧:そうね。全部間違えたら合格よね。ボケから始まるからね。
助平:朝ちゃんもうまいこと言うなあ。正解と言わずに合格という。俺にはかなわない。
朝霧:で、これが3級
助平:3級?2級や1級もあるのかい。
とこんな感じにきょうは話が進んでいった。というわけで、今日は終わり。生命の大切さが伝わったでしょうか。では、また明日。
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