第154話 7月29日(日)レボ部の仕事その9
佐々木:では、今日は図書館でバイトだ。
助平:図書館かあ。
佐々木:グループに分けてやる。グループは恋人同士だ。サスケの場合は3にんだがそれでいいか?
増田:佐々木さん。私たちはどうなるんですか?
宮下:子供は絵本でも読んでいなさい。
小山:佐々木さん。私たちは今日は友子と2人なの?
佐々木:今日の所は勘弁してくれ。
助平:じゃあ、各部署ごとに開始だな。
と、みんなは7グループに分けて本の整理をしだしたんだ。まずは助と愛ちゃんから。
川村:助。言っておくけどエロ本の立ち読みは禁止だよ。
助平:いやだなあ。図書館にあるわけないだろ。
川村:じゃあ、裸の美術画。
助平:それは芸術だ。しかも俺は生の写真しか興味ない。で、愛ちゃんは恋愛小説を相変わらず読むの?
川村:恋愛小説は飽きたわよ。登場人物はみんな腹黒くて主人公を大体いじめているよね。
助平:でも、薫風学園レボ部の恋愛小説は一番いいなあ。
川村:自画自賛だね。でも、私もそう思う。ロミオとジュリエットはレボ部と比べるとつまんない。
助平:で、今はどういう小説を読んでるの?
川村:私、愛についての倫理学を学んだけれど、男にとっては女をとることは 一国を支配するのと同じだってさ。
助平:どうせ支配するならアメリカがいいなあ。アメリカには裸でビーチを歩くところがあるだろ。
川村:私は日本がいい。日本を支配して国債を発行して国が破産してアメリカのものになるって、結局アメリカだね。
助平:日本が破産するっていうのは本当なのか?愛ちゃん。詳しいね。
川村:新聞に書いてあったよ。東○ポとか夕○フジとか。
助平:愛ちゃんスゲー。新聞読んでるんだ。
川村:でも、国際化が進むのはいいけど国債化は防がないとね。
助平:でも、愛ちゃんはなんか人生急いでいるね。
川村:うん。早く結婚して子供を産んで育てて大学に入りなおして教授をやるのも悪くないね。
助平:なんかやりたいことあるの?
川村:そう。バイオよ。恋することは健康にいいって科学的に証明するの。それいいでしょ。
助平:俺はエロが健康にいいっていう論文を書きたい。
川村:それで、私たち生理学の本の所にいるのね。凄い偶然ね。
助平:本当に偶然か?
と、愛ちゃんと助の会話はこれぐらいにしましょう。次は佐々木と美子ちゃん。
佐々木:美子ちゃん。宗教っていろいろあるけどどれがいいと思う?
神山:自分に合った宗教でいいと思う。で、宗教で一番大事なのは人生を全うすること。目的を果たすこと。人を大事にすること。と思う。けど、作者の信一さんはかわいそうよね。しかも、本人に情報がなく周りで何が起こっているかわからない状態。誰も教えないというのも不憫よね。
佐々木:信一さんは神と同様の考えを持っているのになあ。報われないのも宿命というわけか。
神山:でも、大変だからこそ人の痛みがわかるのよ。私は人の心を癒したい。そういう気持ちで占いやっているの。佐々木君は?
佐々木:俺も人の心を癒したい。カウンセラーになろうかなあ。
神山:でも、カウンセラーに来る人は常識は通用しないよ。みんなどこかが壊れているから、そのどこかを当てるのが大事なのよね。
佐々木:癒し同士だからいやらしい(いやしい)かなあ。
神山:ずいぶん強引なダジャレね。でも、やらしいのもいいかもね。エッチも癒しになるからね。
佐々木:でも、俺は信一さんの力になりたい。
神山:世界が違うからね。
佐々木:でも、俺たちは信一さんの脳の中にいるんだろ。何か助けになればなあ。
神山:そうよね。私たちはドーパミンよね。
佐々木:しかし、謎かけがしたくなった。
神山:そう?じゃあ、どうぞ。
佐々木:「占いとかけまして カウンセラーと説くその心は この2つができれば人を全員助けられるなあ。」
神山:なんか中途半端。つまんない。
佐々木:じゃあ、次。「ハープとかけまして マッサージと説きます その心はどっちも癒し系です。」
神山:じゃあ、私。「ハーブとかけまして マッサージと説きます その心はやっぱりアロマで思わずアロハ―」ってどう?
佐々木:僕より美子ちゃんの方が一枚上手に行っているなあ。
神山:でも、信一さんは不憫よね。みんなを救おうとしているのに妨害されて、盗撮もされているからやりたいことが半減されている。小説も盗まれているのよ。信一さん。気の毒よね。って毒を盛られているわけじゃないんだけど。
佐々木:信一さんを何とか助けたい。信一さんの病は満足なセックスしていないだけだ。だけど、相手が出てこない。噂はたっても誰もそばに来ない。それにデマも流されている。信一さんは不幸の中で生きていて誰も手を差し伸べない。苦しいよな。
神山:で、謎かけ行きます。「信一さんとかけまして そうめんと説きます。その心は このままずるずるいきそう。」
佐々木:今のは美子ちゃん。うますぎる。信一さんにはかわいそうだけど、このままずるずる生きそうだよねそうめんのように。
神山:でも、運命上は信一さんは大丈夫みたい。強運の持ち主。あと、頭がよすぎる。ただ、結婚運は婚期は逃しているから難しそう。理解者が現れるのを待つしかない。そんな状態。
佐々木:でも、信一さん。苦しそうだね。
神山:そうね。信一さんの状態を謎かけにすると、「信一さんとかけまして 結婚と説くその心は こんき(根気・婚期)が必要です。」
佐々木:美子ちゃんの謎かけうますぎるよ。下手なカルビーよりうまい。
神山:後は磨くしかないよね。
佐々木:風呂でも入るのか?
神山:体を磨くんじゃなく心を磨くの。って佐々木君無理にぼけたでしょ。
佐々木:俺のボケもたいしたものだろう。
神山:そうだね。納豆ご飯食べている感じだね。
佐々木:それって褒め言葉?意味不明のような感じ。
神山:後は磨くしかないよね。
佐々木:風呂でも入るのか?
神山:体を磨くんじゃなく心を磨くの。って佐々木君無理にぼけたでしょ。
佐々木:俺のボケもたいしたものだろう。
神山:そうだね。納豆ご飯食べている感じだね。
佐々木:それって褒め言葉?意味不明のような感じ。
神山:でも体も磨くのも確かに大事よね。不潔は女性は嫌うからね。
佐々木:となると、俺が言ったのは単なるボケではないというわけだな。核心をついたボケなわけだ。
神山:なんか変な風に「確信」したね。「核心」をついただけに。
佐々木:なんかダジャレ大会になってきたなあ。
神山:で、参加者は2名司会者は無し。ひどいダジャレ大会だね。
佐々木:というか、誰がテーマを出すの?って感じだよね。
神山:で、ここで謎かけ。「司会者とかけまして 参加者が誰もいないと説きます。その心は ここは死海者だから?」
佐々木:なんか相当無理したね。
神山:柔軟体操していないからかなあ。
佐々木:柔軟体操とは関係ないのでは?
神山:じゃあ、ここで謎かけ。「さっきのダジャレとかけまして 体が曲がらない柔軟体操と説きます その心は 無理があります」これはどう?
佐々木:美子ちゃん。凄い。尊敬するよ。
神山:後は磨くしかないよね。
佐々木:風呂でも入るのか?
神山:体を磨くんじゃなく心を磨くの。って佐々木君無理にぼけたでしょ。
佐々木:俺のボケもたいしたものだろう。
神山:そうだね。納豆ご飯食べている感じだね。
佐々木:それって褒め言葉?意味不明のような感じ。
神山:でも体も磨くのも確かに大事よね。不潔は女性は嫌うからね。
佐々木:となると、俺が言ったのは単なるボケではないというわけだな。核心をついたボケなわけだ。
神山:なんか変な風に「確信」したね。「核心」をついただけに。
佐々木:なんかダジャレ大会になってきたなあ。
神山:で、参加者は2名司会者は無し。ひどいダジャレ大会だね。
佐々木:というか、誰がテーマを出すの?って感じだよね。
神山:で、ここで謎かけ。「司会者とかけまして 参加者が誰もいないと説きます。その心は ここは死海者だから?」
佐々木:なんか相当無理したね。
神山:柔軟体操していないからかなあ。
佐々木:柔軟体操とは関係ないのでは?
神山:じゃあ、ここで謎かけ。「さっきのダジャレとかけまして 体が曲がらない柔軟体操と説きます その心は 無理があります」これはどう?
佐々木:美子ちゃん。凄い。尊敬するよ。
神山:あと、「信一さんとかけまして お茶と説く その心は 無茶苦茶」
佐々木:無茶苦茶ってお茶なのかい?
神山:でも、今のはいいでしょ。
佐々木:信一さんは半分はやけくそだからなあ。
神山:で、そのくそは肥料になるわけね。
佐々木:美子ちゃんうまいね。
神山:でも、どういう肥料になるのかなあ。
佐々木:その肥料で育った作物は食べるとやけくそになるのかなあ。
神山:試験のときに食べるといいね。わからない問題もやけくそで乗り切れるからね。
佐々木:本当かい。臨床実験もしていないのに?
神山:でも、信一さんのやけくそで作った肥料で育った作物は0シーベルトだと思うから、健康にはいいんじゃない?
佐々木:俺は普通の食事でいい。美子ちゃんの納豆ごはんで満足だよ。
神山:私の納豆ごはんの献立は、納豆にたまにお刺身が入っているんだよね。
佐々木:これだとメインは納豆じゃなく刺身だな。
神山:で、スープは餃子スープでサブメニューはステーキというのはどう?
佐々木:なんかサブがメインなんじゃない?
神山:確かにサブちゃんはメインよね。
佐々木:それは演歌歌手のサブちゃん。
神山:ということはサブちゃんはメインよりサブの食事で満足するのかなあ。
佐々木:なんか話があさっての方向へ行っている様な気がする。
神山:でも、サブは重要よね、試合を左右するからね。
佐々木:それはサブじゃなくサーブ。
神山:で、納豆のねばねばが出せれば相手は逃げるわけね。
佐々木:納豆はメインじゃなかったのサブじゃなきゃサーブは使えないよ。
神山:でも、納豆サーブっていいと思わない?ねばねばしているからレシーブするときに滑るよね。新しい技だよね。
佐々木:なんか非現実的なバレーボールだなあ。第一審判がそういうボールは選ばないよね。
神山:だけど、納豆は健康にいいからね。
佐々木:そのうち納豆ジュースなんてできたりしてな。
神山:それって新商品だね。これで運気まで上がったら最高だね。
佐々木:運気が上がるんなら売れるなあ。1リットル5000円でも売れるよね。
神山:でも、運気が上がらなかったら苦情がでるね。
佐々木:でも、阿曽部に提案してもいいよな。納豆ジュース。納豆オタクが買いそうだ。
神山:納豆オタクっているの?それにご飯と一緒に食べるからおいしいんじゃない?
佐々木:納豆ジュースをご飯にかけて食べるのもいいんじゃない?
神山:なんか逆に普通の納豆の方がいい気がしてきた。
佐々木:そうだね。納豆ジュースなんて売れないよね。
神山:でも、意外とあたったりしてね。
佐々木:お腹に当たるの?それとも商品が売れるの?
神山:両方なんじゃないかなあ。
佐々木:お腹に当たって下痢してダイエットっていう面ではいいかもしれない。
神山:でも、本当にお腹に当たるのかなあ。納豆サーブをお腹でレシーブした感じかなあ。
佐々木:美子ちゃん。繋げるのうまいね。
神山:得点とるなら繋げなきゃね。
佐々木:で、納豆じゃないけど、豆乳はダメなのかい?
神山:確かに、だけど納豆で飲み物作ったら粘りのある豆乳ができそうね。
佐々木:で、飲んだら根性がでる。
神山:粘りがあるだけに。
佐々木:でも、信一さん。苦労しているよな。この納豆乳をあげたいよな。
神山:で、豆乳は肌にもいいのよ。コラーゲンが入っているから。
佐々木:コラーゲンだけに、怒った源さんにならないようにしなきゃダメだよね。
神山:コラーが起こった言葉でゲンは源さんという人ね。かなり無理があるよね。
佐々木:そうだよね。ちょっときついかなあ。
神山:だってそういったコラーゲンを飲んだらみんな源さんになって名前が変わっちゃうよ。
佐々木:そう発展するかい。で、原産地は源さんかい。
神山:佐々木君。ギャグの実力上がったね。
佐々木:お互い様じゃないかい?
神山:でも、それは信一さんが頑張っているからよ。
佐々木:それを言ったらもともこもない。
神山:で、ここは図書館だから、ひそひそ話って疲れるね。
佐々木:それはヒ素の話かい。
神山:そうよね。ヒ素よりも酸素がいいよね。って話が違ってるよ。
佐々木:それはちがっているって気が違っているということ?
神山:そうよね。植物は木が違っているよね。だからヒ素から酸素の話になるんだけどね。って違うって。
佐々木:本当にこの会話一歩間違えたらわけわかんないね。
神山:でも、私たち成長したよね。
と、佐々木と美子ちゃんの会話はここで終わります。次は僕と静香ちゃんチームです。
秋山:静香ちゃん。今日も一段と素敵だね。老いを忘れる美しさだよね。
名取:おいおいって言わせてちょうだい。この年齢は年とることは老いというより成長よ。
秋山:でも、老いは来るんだよね。
名取:でも、まだ考えるのは早い。
秋山:いや、人生はあっという間だと言いたいんだよ。今から人生設計しなきゃね。
名取:で、フィナンシャルプランナーの勉強をしているわけね。
秋山:静香ちゃん。鋭いね。そう。新しいゲームの名前でさあ。って言ったらこの年齢じゃ本当にゲームだと思っちゃうよね。
名取:でも、まだ早すぎるんじゃない?
秋山:人生、少々焦った方がいいんじゃないかって思ってさ。
名取:でも、レボ部ってなんかみんな大人の知識をさりげなく言っているわよね。
秋山:信一さんが大人だからね。
名取:でも、私、レボ部のみんなで何かしたいと思う。こんなに団結力のある集団はないと思う。
秋山:そうだよね。結合の固いベンゼンみたいだよね。
名取:ベンゼンっていう化学物質を知っている人は少ないんじゃないかなあ。
秋山:じゃあ、水素結合がいい?
名取:私は炭素結合がいい。炭素結合でできている四次結合がいいんじゃない?
秋山:そこまで行くと、集団というより組織だよね。
名取:この話は専門的すぎかなあ。
秋山:でも、このレボ部の結束力はくさり(鎖)だよね。
名取:で、女子はアクセサリーっていうか、ネックレスよね。
秋山:でも、レボ部はプライドが高いからネックレスはブランド品かなあ。
名取:そういっていいと思う。
秋山:でも、お数珠の方がいいんじゃない?運気が上がるよ。
名取:お数珠かあ。私たちレボ部は仏様なわけね。
秋山:そういってもおかしくないね。優しいし、面白いし、静香ちゃんは最高だよ。
名取:なんか、今日は清彦君の中では私の得点は高いね。
秋山:いつもは100点なんだけど、今日は200点だよ。お数珠を買ってあげなきゃね。
名取:でも、お数珠はネックレスにはならないわよ。やっぱり。
秋山:じゃあ、5円玉に糸を通して首にぶら下げる?
名取:50円の方がリッチに見えるかもね。5円より価値が10倍よね。実際計算して。
秋山:そうだよね。それに50円の方が自動販売機でジュースがのめるよね。でも、5円は御縁があるようにということだけど、静香ちゃんと僕はもう縁があるから50円の方がいいね。50円の方が株があがるよね。
名取:この話。信一さん。相当頭ひねって考えているね。
秋山:でも、今の時代は電子マネーの時代だからね。カードだけで十分だよね。
名取:でも、カードを無くしたら大変よね。PASUMOなんかは誰でも使えるからね。
秋山:で、残りが5円になって帰ってくるわけね。
名取:まず、お金が入ったままじゃ残らないよね。
秋山:まあ、話がずいぶんずれたね。
名取:話のずれ方が半端じゃないよね。
秋山:なんか脱臼した感じだよね。
名取:それはずれ方じゃなくずれた肩。
秋山:相変わらず静香ちゃんの突っ込みは健在だよね。
名取:でも、清彦君のボケって突っ込みやすいよね。朝ちゃんのボケなんかどう突っ込んでいいかわからないからね。
秋山:朝ちゃんの突っ込みは突っ込むときに一時停止しなきゃだめだよね。少なくとも車になっているなら一時停止はしなきゃダメ。
名取:清彦君の言っていることもわけわかんない。
秋山:一時停止のときに右と左を向くだけだよ。
名取:なんかさらにわからなくなってきた。
秋山:で、ポイントは朝ちゃんを突っ込むときは斜めからだよね。
名取:まあ、その話は保留にしましょう。で、図書館のバイトだけど、国立図書館のバイトを持ってくるなんて阿曽部は凄いわよね。
秋山:金持ちはやっぱり違うなあ。何でもできる。
名取:でも、私、本をたくさん読まなきゃね。信一さんが読んでいない分。
秋山:そうだよね。信一さんはどこからネタがわいてくるんだろうね。温泉のように湧いてくるよね。
名取:ネタがわく温泉かあ。それいいわよね。
秋山:でも、プレミアがついて高くなりそうだなあ。
名取:ネタがわく温泉かあ。それいいわよね。
秋山:でも、プレミアがついて高くなりそうだなあ。
名取:でも、レベルが高すぎると逆にわけがわかんなっちゃうよ。
秋山:じゃあ、ネタがわく温泉には長くは入れないね。
名取:でも、私はいりたいなあ。温泉。清彦君と。
秋山:混浴かあ。まずは、家でやる?
名取:清彦君って大胆よね。
秋山:静香ちゃんが言い出したような気がするんだけど。
名取:で、朝ちゃんが入ってくると混欲になりそうね。
秋山:この際、みんなで混浴入りたいね。
名取:清彦君も助みたいなところあるよね。
秋山:静香ちゃんも愛ちゃんのようなとこあるんじゃない?
名取:私は肉食系じゃないわよ。でも、肉食も悪くはないと思っているわよ。清彦君となら。
秋山:じゃあ、すき焼きのような感じかい?
名取:そうね。好きなところから食べるのがいいね。
秋山:じゃあ、いきなり敏感なとこいこうかなあ。
名取:清彦君も根は助と同じだね。
秋山:じゃあ、周りからじわじわ責めるの?
名取:そうよね。でも、今の私はそれがいい。
秋山:時間をかけて楽しみたいわけだね。
名取:そうよ。
秋山:でも、静香ちゃん。愛しているよ。
名取:清彦君。・・・・・・。抱きしめていい。
秋山:うん。
と、静香ちゃんと僕は抱き合ってしまった。
名取:なんか、時が止まればいいのになあ。
秋山:時が止まったら誰が動かすようにするの?全員止まるんじゃ誰も元に戻せないんじゃない?
名取:じゃあ、スローがいい。
秋山:スローボールかあ。速球の後に来たらひとたまりもないよね。
名取:私は清彦君にはスローボールしか投げません。私の心を芯でとらえてね。
秋山:うん。
と、静香ちゃんと僕の会話はこの辺で終わります。次は朝ちゃんと阿曽部の会話です。
朝霧:阿曽部君。たまには図書館もいいよね。
阿曽部:そうだね。でも、ひそひそ話しかできないよね。
朝霧:私、秘書じゃないよ。
阿曽部:それは、ひしょひしょ(秘書、秘書)話。
朝霧:でも、阿曽部君は何でもありだね。図書館まで顔がきくというのは凄いよね。
阿曽部:僕の顔は鼻じゃないよ。
朝霧:それは顔が菊。で、私は何か、すっきりできる本がないかと思っているのよ。
阿曽部:ストレス発散法かあ。
朝霧:そうよね。ストレスはどこかに吹き飛ばしたいよね。
阿曽部:吹き飛ばすのはまさにストレス発散砲だね。
朝霧:どこから飛んでくるのかなあ。
阿曽部:北朝鮮だったりして。
朝霧:確かに北朝鮮のミサイルは日本の上空を通過するよね。
阿曽部:でも、実際戦争したらアメリカ抜きだったら負けたりしてね。
朝霧:日本は平和国家だからしょうがないよ。憲法で決まっているもん。
阿曽部:でも、日本人はお金持ちのイメージがあるけど、最近の経済は悪すぎるよね。
朝霧:で、信一さんが大企業計画で何とかしたいと思っているんだよね。
阿曽部:考えがあっても経済力、仲間、売り出す物、これがなければできないよね。でも、信一さんは、少しづつだけど前に進んでいるよ。
朝霧:でも、資本金がなさすぎるよね。
阿曽部:でも、今日より明日だよね。
朝霧:でも、阿曽部君が信一さんにお金を貸せれば一番いいのにね。
阿曽部:そうなんだよ。信一さんは違う世界だからお金貸せないんだよね。
朝霧:1兆円ぐらい貸せるんじゃない?
阿曽部:確かにうちの会社はそれだけでかい。しかし、信一さんに貸すのは不可能だよね。
朝霧:で、謎かけね。「信一さんとかけまして 大企業計画と説く その心は みんなを幸せにしたいのです。」
阿曽部:信一さんは優しいからね。
朝霧:でも、成功しなきゃ意味ないよね。
阿曽部:経済で、人を救うわけなんだよね。
朝霧:でも、なかなか動きが取れないのよね。
阿曽部:で、一番いいのは、この世界でドラえもんを作ることだよね。
朝霧:でも、ドラえもんがいても信一さんの世界へはいけないよ。
阿曽部:そうだよね。それじゃあ、意味ないよね。
朝霧:でも、私は何かレボ部で会社を立ち上げたいなあ。
阿曽部:僕の会社に就職する?大学卒業後。みんなにも言ってみようかなあ。
朝霧:なんか凄そうなのができそうよね。愛ちゃんはアイドルとして使うの?
阿曽部:そうだね。朝ちゃんと、美子ちゃんと静香ちゃんのコンビは最強だよね。
朝霧:で、お金はアイドル(あい$)だからドル?
阿曽部:ちゃんと円で払うに決まっているじゃん。
朝霧:なんか円だと涙が出るよね。えーん。えーん。とね。でもこれはうれし涙よ。
阿曽部:でも、レボ部には何か強いパワーを感じる。スカウターで計ってみたいぐらいだ。
朝霧:脳波の検査じゃだめなの?
阿曽部:戦闘力を図りたいんだよね。だけど、スーパーサイヤ人は図れないけどね。
朝霧:なら、スカウターを作りたいの?
阿曽部:いや、作った時点で戦闘力がわかったって生活には関係ない。作るだけ無駄かもね。
朝霧:でも、さっきスカウターで計ってみたいと言っていたじゃん。
阿曽部:一応、スカウターは氣の量を図るものであって、戦うためにあるんだけど、この星で誰と誰が戦うの?
朝霧:でも、ボクシングの試合で戦闘力をあらかじめ計って試合したら面白いかもね。
阿曽部:それいいなあ。そのネタは使える。が大量生産はしても無駄だからコスト的にはスカウターでお金稼ぎはできないね。
朝霧:阿曽部君はいがいとお金を読むのが凄いね。
阿曽部:でも、ドラゴンボールのポイポイカプセルはまねしたいよね。あれは3次元と4次元の空間を繋げれば可能だから。もし、うちがそれができたらノーベル賞だよね。それにいくらでも儲かる。
朝霧:でも、ドラゴンボールの話は古いかなあ。
阿曽部:でも、漫画界の伝説になっているよね。仙豆も凄いよね。
朝霧:なんかマニアックな話になってきたね。
阿曽部:僕は朝ちゃんには秋葉原は向いていると思う。
朝霧:で、歌って、踊ってって感じ?
阿曽部:本当に歌やらない?サポートするよ。
朝霧:でも、私が有名になったら困るのは阿曽部君じゃない?
阿曽部:それもそうだなあ。アイドルと言えば恋人がいないのが一般的だからね。
朝霧:で、ここで、謎かけ「朝ちゃんとかけまして アイドルと説きます その心は みんながすっきりさっぱりします。」ってどう?
阿曽部:朝ちゃんなんでそうなるのかな?
朝霧:CDを作るのよ。朝ちゃんCD。私の声で「顔を洗おうね」と言ったらすっきりするでしょ。その次は歯磨きしましょうって言うの。結構いいでしょ。
阿曽部:それはいい商売だなあ。目覚ましCDなわけか。
朝霧:で、目覚めのセリフは「さあ、起きようね。今日も一日頑張ろう。あれ、まだ起きれないのかなあ。黒板を爪で書いてみようかなあ。」で起きるのよ。
阿曽部:なんか、嫌な起こされ方だね。
朝霧:じゃあ、それでも起きなかったら、私のあえぎ声で目を覚まさせるの。
阿曽部:なんか、凄いCDだなあ。
朝霧:で、1パターンな起こされ方が嫌いな人にはいろんなCD をたくさん買ってもらうのよ。
阿曽部:朝ちゃん。そんなにバリエーションあるの?
朝霧:例えば、「目を覚ましたら 私の着替え姿が見えるよ。」とか。
阿曽部:それだとDVDだなあ。
朝霧:それをCDだから意味があるのよ。
阿曽部:後は「羊が1匹 羊が2匹 羊が3匹・・・」というのはどう?逆にいいんじゃない?
朝霧:逆にするなら「羊が100匹、羊が99匹、羊が98匹・・・」ってなるよね。
阿曽部:0になったらどうするの?
朝霧:それは「マイナス1匹、マイナス2匹、マイナス3匹・・・」かなあ。
阿曽部:起きるまで永遠に続くね。
朝霧:朝ちゃんCDは目覚まし時計にはかなわないかなあ。
阿曽部:CDじゃなく電話だったらいいんじゃない?
朝霧:モーニングコール代かあ。
阿曽部:でも、それっておいしい商売だよね。
朝霧:でも、私の携帯番号がわかっちゃうんじゃない?
阿曽部:非通知にすればいいんじゃないか?
朝霧:でも、それを仕事にするには無理があるよね。
阿曽部:でも、ホテルでは使えるよ。よし。この案会社に提出してみよう。
朝霧:阿曽部君は自分の会社で働いているの?
阿曽部:うん。だけど、レボ部が終わった後だよ。
朝霧:それじゃあ、勉強する暇がないんじゃない?
阿曽部:勉強しながらやっているよ。
朝霧:阿曽部君は器用だね。
阿曽部:で、通信教育のバイトなんかは仕事をしながら勉強できるよね。
朝霧:高校1年生の阿曽部君が高2・高3の勉強の採点をするの?
阿曽部:大学のも少しやっているよ。中学の時にたくさん勉強したからね。
朝霧:なんか自分より下の年齢の人に採点されるって知られたらクレームがつくんじゃない?
阿曽部:いや、社会は実力がものを言うからね。
朝霧:なんかそれって法律的にはいいの?
阿曽部:わかんない。でも、うちの学校はバイトは認めているからね。
朝霧:で、ここで謎かけしようよ。
阿曽部:うん。じゃあ、僕から「朝ちゃんとかけまして モーニングコールと説きます その心は 朝から気分が爽快です。」
朝霧:そうだよね。これから阿曽部君にモーニングコールをするよ。
阿曽部:でも、モーニングコールされる前に起きているんだけどね。
朝霧:でも、モーニングコールは仲良しの秘訣だよね。
阿曽部:で、いつも朝に朝ちゃんと待ち合わせて学校へ行く。最高の朝だよね。
朝霧:え?最高の朝ちゃん。
阿曽部:いや、朝ちゃんも最高だけど朝ちゃんといる朝が最高なんだよ。
朝霧:でも、今は夏休みだから宿題をきちんとやらないとね。
阿曽部:みんな、頭いいから、お互い宿題を分担してやることはしないのは凄いと思う。
朝霧:ていうか、宿題は恋人同士いちゃつきながらみんな勉強しているみたいよ。私たちと同じだよね。
阿曽部:で、思わず2人で抱きしめるかあ。
朝霧:私も愛ちゃんが肉食系だという気持ちがわかってきた気がする。
阿曽部:朝ちゃんも肉食系?
朝霧:魚より肉だよね。
阿曽部:肉食系ってそういう意味じゃないよ。
朝霧:ボケたかったの。私、抱きしめたい。
阿曽部:うん。僕も。
と、朝ちゃんと阿曽部も抱きしめちゃったんだ。
阿曽部:朝ちゃんの香りっていいね。クールミントかあ。
朝霧:阿曽部君は匂いはつけていないね。私のクールミント売ってあげようか?
阿曽部:ただじゃないの?
朝霧:冗談よ。でも、お金持ちだからそれぐらいいいんじゃない?2000円の所を お金持ち価格5000円というのはどう?
阿曽部:お金持ち価格はサギなんじゃない?高くなっているじゃん
朝霧:でも、海外ではお金持ちからはチップをたくさん取るよ。
阿曽部:でも、ポテトチップじゃあ怒るかなあ。
朝霧:それは反則よ。
阿曽部:バイオチップはどうかなあ。最先端の技術だからなあ。
朝霧:でも、現金じゃないとね。
阿曽部:現金が厳禁になったらやっぱりバイオチップでしょ。売ればお金になる。
朝霧:でも、現金は厳禁にならないよ。いくらダジャレでもそうはならないよ。
阿曽部:でも、朝ちゃんにはチップをあげるね。小切手で1000円。
朝霧:1000円なら小切手にする必要はないと思うなあ。現金の方が手っ取り早いよ。
阿曽部:いやあ、今、万札しか持っていないんだ。1万円のチップは高いからね。
朝霧:万札しか持っていないってさすが阿曽部君ね。でも、物を買う時は現金じゃないの?
阿曽部:カードを使っているからね。
朝霧:で、カードが5枚揃えばロイヤルストレートフラシュになるね。
阿曽部:トランプじゃないって。
朝霧:私のボケは今日はだめだめちゃんだね。
阿曽部:いや、それなりに面白いんだけどね。
と、阿曽部と朝ちゃんのトークはこの辺で終わります。次はサスケと恭子ちゃんと久美ちゃんの会話です。
佐山:なんか3人でどこかに行きたいなあ。
亀山:そうよね。ここに地理の本があるけど、どこ行きたい?
前田:北京だと気持ちがペキンと折れそうだよね。
亀山:今のつまんない。オッチャン級
佐山:東京があって北京があって南京があって西京がないのはなぜだろう。
亀山:西安はあるけどね。
前田:根性出して西京を探してもペキンと折れそうよね。
亀山:久美は根性あるわね。
佐山:でも、国内旅行したいよね。3人で。
亀山:思い出づくりにはちょうどいいわね。
前田:恋人ツアーなんてあたらいいよね。
佐山:でも、3角関係の方はご遠慮ください。って言われそうだね。
亀山:でも、立派な関係よね。
前田:私たち本人がいいと言っているんだから関係ないよね。
亀山:でも、とっちが正室でどっちが側室なのかは決めてほしいよね。
前田:いや、決めないんだからうまい間関係で通っているのよ。
佐山:でも、旅行はいいよ。温泉に入ってさあ。
亀山:混欲だったら私が背中を流してあげる。
前田:じゃあ、私はおなか?
佐山:なんか変な感じになってきた。
亀山:久美と一緒にサスケ君を昇天させちゃおうね。
佐山:俺は殺されるの?
前田:天に上ると言っても死ぬわけじゃないよ。気持ちがいいということよ。
佐山:3人でするの?
亀山:マッサージをね。
佐山:マッサージかい。
亀山:で、徐々に盛り上がっていくのよね。
佐山:なんか幸せになれそう。
前田:話すだけで幸せなんだから本番だとどうなるんだろうね。
亀山:なんか久美は凄いこと言ってない?
前田:じゃあ、リハーサルで終わり?
佐山:でも、リハーサルでもするんでしょ。
前田:リハーサルは台本読むだけよ。
佐山:何のリハーサルなんだ?
前田:三角関係物語のリハーサルよ。
佐山:なんか期待していたのがだんだんずれていくなあ。
前田:私は「きたい」は何もないと思っているけど。
亀山:まあ、気体は空気だから何もないのと一緒だよね。
佐山:でも、空気がなきゃ生けていけないぜ。
前田:でも、結局期待(気体)通り何もない。といった感じよね。
亀山:まあ、焦らずじっくり行きましょう。お料理も献立から作るようにね。
前田:で、具材はサスケ君と恭子と私?
亀山:久美ってさりげなく責めて肝心なところで逃げるよね。
前田:でも、逃げるが勝ちというじゃない。
亀山:なんか私とサスケ君は負け組?
前田:まだ、わかんないわよ。でも、格闘技は自信あるわよ。
亀山:どういう技?
前田:騎乗位。
亀山:それってエッチの技じゃない。
前田:じゃあ、恭子はどんな技を持っているの?
亀山:私は技は縄跳びかな。
前田:縄跳びを鞭のように扱うのね。
亀山:私は無知(鞭)だからやっぱり使えないわね。
前田:なんか恭子は今日は臆している?
亀山:だって図書館で話すことじゃないわよ。
佐山:で、3人でスポーツやりたいね。
前田:テニスがいいなあ。
亀山:2対1でやるのっていいんじゃない?
佐山:それって俺いじめ?
亀山:分身の術を使えば2対2になるんじゃない?
佐山:俺は名前だけ忍者で実際は忍術は使えないの?
亀山:なんか使える忍術ないの?水の上を歩くとかさあ。
佐山:それは無理。
前田:でもさあ、前の足が沈む前に後ろの足を前にもっていけば理論上可能だと思うよ。
佐山:俺にできることは手裏剣を投げることだ。
亀山:誰でもできるんじゃない?
前田:でも、忍者の名前を借りているだけあって逃げ足は速いよね。
亀山:意気地なし名だけじゃない。
佐山:でも、俺はやるときはやるぞ。
亀山:でも、口だけよね。
佐山:だが、なんかいまいちギャグが出てこないなあ。
前田:そういう時は謎かけをやるといいよ。頭の体操に。例えば「今のサスケ君とかけて 頭のまわらないときと説く その心は 謎かけをやるといいです。」ってな感じにね。
亀山:次は私。「謎かけをやるときとかけて キャッチャーと説きます その心は 思わず構えます。」
佐山:今の非常にうまい。次は俺かあ。「頭のまわらないときとかけまして つまんないだじゃれと説きます その心は 心が焦ります」
前田:誰もがそうだよね。でも、はずしたときフォローが肝心よね。ゲッツとか。
亀山:それ、ずいぶん古いわよ。でも、根性出せよと言われたらガッツだよね。
と、サスケと恭子ちゃんと久美ちゃんの会話はこんな感じだった。
次はチャンポンと美華ちゃん軍団である。
長崎:美華ちゃん。好きな本があったら読んでいいよ。
増田:ターちゃんはいつから図書館の管理人になったの?
小山:でも、日本昔ばなしが丁度いいんじゃない?
宮下:雪絵。私を侮辱する気?私は大人の本を読むの。
増田:大人の本ってやらしいもの?
宮下:違うわよ。科学の本を読むのよ。
長崎:朕も大変だ。美華ちゃん軍団の学力が高校生並みだからなあ。数学を除いた全科目は小6なのに高校生レベルだ。
宮下:これもターちゃんのおかげよ。
増田:なんか、余裕が出てくるよね。
小山:でも、早く高校生になりたいなあ。
増田:で、実は私。悩み事があるの。
宮下:何?
増田:私。サスケさんが好き。でもこれは内緒だよ。恭子さんと久美さんを敵にしたくない。
長崎:となると、サスケは4角関係になるのか?ずいぶん人気あるなあ。
増田:ここだけの話よ。私は遠くから見ているだけでいいから。
長崎:じゃあ、望遠鏡を貸してあげよう。
増田:そこまで遠くには行かないよ。肉眼で見えるところよ。
小山:あーあ。美華に続いて友子もかあ。私はターゲットがいないなあ。
長崎:しかし、サスケは人気あるなあ。
増田:常識のある大人って感じだから。
小山:そうかなあ。レボ部にいるから異常だと思うよ。
増田:レボ部の中ではましな方だと思うよ。
小山:切ないねえ。届かない恋なのに。
増田:そうよね。とどかないよね。住所知らないから。
小山:手紙出す気だったの?
宮下:そういう意味なの?
長崎:ここで朕は一肌脱いであげたいところだがこれは無理だ。
増田:だから、サスケさんが恭子さんと久美さんと両方とも別れることを期待しているの。
小山:違う人選んだら。男ならたくさんいるじゃない。
増田:でも、サスケさんは特別。
宮下:友子も大人の恋に目覚めたね。仲間が増えたね。
小山:それだと私は一人ぼっち?
増田:雪絵はひとりにはならないよ。私はあきらめているから。
宮下:あきらめていると言ってあきらめていないのが恋愛感情なのよね。
増田:美華。どうすればいい。
宮下:男なら他にもいるからそういう人見つけるしかないよ。
長崎:美子ちゃんからご縁があるように運気あげてもらってさ。
小山:でも、難しいよね。
次はチャンポンと美華ちゃん軍団である。
長崎:美華ちゃん。好きな本があったら読んでいいよ。
増田:ターちゃんはいつから図書館の管理人になったの?
小山:でも、日本昔ばなしが丁度いいんじゃない?
宮下:雪絵。私を侮辱する気?私は大人の本を読むの。
増田:大人の本ってやらしいもの?
宮下:違うわよ。科学の本を読むのよ。
長崎:朕も大変だ。美華ちゃん軍団の学力が高校生並みだからなあ。数学を除いた全科目は小6なのに高校生レベルだ。
宮下:これもターちゃんのおかげよ。
増田:なんか、余裕が出てくるよね。
小山:でも、早く高校生になりたいなあ。
増田:で、実は私。悩み事があるの。
宮下:何?
増田:私。サスケさんが好き。でもこれは内緒だよ。恭子さんと久美さんを敵にしたくない。
長崎:となると、サスケは4角関係になるのか?ずいぶん人気あるなあ。
増田:ここだけの話よ。私は遠くから見ているだけでいいから。
長崎:じゃあ、望遠鏡を貸してあげよう。
増田:そこまで遠くには行かないよ。肉眼で見えるところよ。
小山:あーあ。美華に続いて友子もかあ。私はターゲットがいないなあ。
長崎:しかし、サスケは人気あるなあ。
増田:常識のある大人って感じだから。
小山:そうかなあ。レボ部にいるから異常だと思うよ。
増田:レボ部の中ではましな方だと思うよ。
小山:切ないねえ。届かない恋なのに。
増田:そうよね。とどかないよね。住所知らないから。
小山:手紙出す気だったの?
宮下:そういう意味なの?
長崎:ここで朕は一肌脱いであげたいところだがこれは無理だ。
増田:だから、サスケさんが恭子さんと久美さんと両方とも別れることを期待しているの。
小山:違う人選んだら。男ならたくさんいるじゃない。
増田:でも、サスケさんは特別。
宮下:友子も大人の恋に目覚めたね。仲間が増えたね。
小山:それだと私は一人ぼっち?
増田:雪絵はひとりにはならないよ。私はあきらめているから。
宮下:あきらめていると言ってあきらめていないのが恋愛感情なのよね。
増田:美華。どうすればいい。
宮下:男なら他にもいるからそういう人見つけるしかないよ。
長崎:美子ちゃんからご縁があるように運気あげてもらってさ。
小山:でも、難しいよね。
と、チャンポンと美華ちゃん軍団の話は終わりです。そして、仕事が終わって反省会を行った。
佐々木:今日の仕事は図書館の本の整理だった。で、みんなはちゃんと仕事したかい?
阿曽部:みんないい加減なのは解っている。それでも給料は出すよ。
助平:さすが阿曽部。太っ腹だなあ。
阿曽部:僕はやせているよ。中年のおっさんにしないでくれ。
助平:太っ腹とは褒め言葉なんだぞ。
名取:でも、仕事って楽しいね。
助平:楽しいのは仕事じゃなく好きな人と一緒にいるからじゃないの?
名取:まあ、その通りだわね。
佐々木:でも、ずいぶん広い図書館だったなあ。
阿曽部:凄いでしょ。で、佐々木。みんな言っていることなんだが学校卒業後、みんなで一緒に仕事をしないか。
佐々木:それいいなあ。大学の勉強と両立するわけか。
名取:でも、それはみんな大学へ行ければの話よね。
川村:でも、薫風大学は推薦試験だけだからみんな大丈夫なんじゃない?
佐々木:まあ、みんなで仕事をやろうというのはみんな賛成?賛成の人は手をあげて。でも、わきの下を隠さなくていいよ。
みんな手を挙げた。
佐々木:決まりだな。で、どんな仕事をやりたい?
助平:美少女写真集を作りたい。これは秋葉原で売れる。
阿曽部:確かにそれはオタクにはいいかもね。
名取:じゃあ、イケメン写真集も作る?
阿曽部:それは原宿で売れそうな気がする。
助平:しかも、メールアドレス付きで。
阿曽部:で、ほとんどが迷惑メールだったりして。
助平:でも、その写真集の中に俺たちは入るの?
川村:そうよね。微妙よね。みんな恋人いるし。
佐山:でも、イケメンの水着写真集って売れると思う?
川村:筋肉が割れていればいいかもね。でも、買う気しない。
佐々木:ってなわけで写真集は却下。
名取:でも、この人数でできることは限られているね。
川村:イベントやらない?クイズ大会とか。
阿曽部:司会者を呼ばなきゃいけないよ。
川村:そうか。自分たちでするのは無理なわけね。
朝霧:劇団もいいんじゃない?
阿曽部:お笑い劇団かあ。それもいいかもしれない。
亀山:で、名前はレボ部劇場。
名取:それいいわね。
秋山:で、笑いと、感動と、涙の物語をするのもいいよね。
助平:涙は笑い泣きか?
長崎:朕はまた、ドラマをやりたい。
川村:そうよ。恋愛もののドラマはどこへ行っちゃったの?
名取:地球上にあるのは確かよね。
川村:「どこ」って場所じゃないんだけど・・・。でも、やるなら冬ソナには負けたくない。
長崎:冬ソナは古いんじゃない?
川村:でも、伝説になっているよね。
名取:お涙ちょうだいって感じよね。最後まで波乱だよね。
川村:でも、主人公は最後は目が見えなくなるんでしょ。それってハッピーエンド?
名取:結ばれるんだから一応ハッピーエンドなんじゃない?
助平:でも、なんか面白いことないかな。
朝霧:私はすっきりさわやか映画をやりたい。
川村:どういう物語?
朝霧:悪人をこらしめる物語。
名取:で、確かにすっきりするけど、誰が悪人?
朝霧:そうよね。悪人はレボ部にはいないよね。
佐々木:生徒会の連中を呼ぶか。
名取:生徒会はプライドが高いから絶対悪役はやらないと思う。
朝霧:じゃあ、すっきり恋愛物語は?読者にはイライラさせないストーリーでね。
佐々木:でも、それならレボ部の最初の6角関係の話の方が面白いよな。
助平:で、遠い先の話よりも今が大事と俺は思う。
佐々木:そうだな。今日は後は何をする?
長崎:告白大会は?久しぶりに。
秋山:それいいね。誰から始める。
助平:俺から始めよう告白します。「今日拾った1000円は交番に届けませんでした。」
佐々木:助。それはまずいぜよ。
阿曽部:次は僕ね。「朝ちゃんと一緒に萌え萌え喫茶に行きたい。」
川村:で、阿曽部君の相手は朝ちゃんがするのかな?
名取:次は私。「私の胸をCカップにしたい」
助平:なんか、静香ちゃん陰で努力しているみたいだね。でも、揉んだら大きくなるぜ。清彦手伝ってあげろよ。
秋山:物事には順序があると思うんだけど。
川村:次は私。「助はひそかに意気地なし」
助平:愛ちゃん。タイミングを計っているだけだよ。
秋山:次は僕。「今日、静香ちゃんを抱いてしまいました。」
川村:清彦君。だいたんよね。
長崎:次は朕。「チャンポン帝国を復活させたい」
名取:まだ夢見ているの?
朝霧:次は私。「今日の私の匂いは特製ラベンダーよ。犬が嗅いだらその犬は失神しました」
助平:朝ちゃんの匂いは恐ろしいなあ。
佐々木:「今日のコロッケにソースと間違えて醤油をかけてしまった。」
名取:よくあるパターンよね。
神山:「今日もみんなの運気をあげました」
亀山:「サスケ君と旅行に行きたい」
前田:「私もサスケ君と旅行へ行きたい」
佐山:「俺は2人を大事にしたい」
宮下:「私は1日も早く高校生になりたい」
小山:「私はドラえもんが欲しい」
増田:「私。サスケさんが好きなんです」
亀山・前田「え?」
増田:「わたし、恭子さんも久美さんも好きですでも、サスケさんへの気持ちはしょうがないんです。」
亀山:まあ、友子ちゃん。後でゆっくり話しましょ。
前田:そうよね。
佐々木:じゃあ、今日はとにかく解散だ。
と、レボ部は解散したが恭子ちゃんと久美ちゃんと友子ちゃんは話し合いをした。3人はどいうわけか仲良くなった。サスケの運命はどうなるのでしょうか。話はまた今度。
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