第125話 7月16日(月)チャンポン帝国物語:第5話シーン2

江藤:で、次のロケに行くぞ。

佐々木:わかりました。ではみんな始めるぞ。

 と、ロケが開始された。

(ロケ開始:シーン2)

長崎:で、景気対策及び、知力向上対策として、朕はクイズ大会をしたい。

助平:ただのクイズ大会ではつまらないのでは。

秋山:じゃあ、お金のかかるクイズ大会?

助平:ただって、無料っていう意味じゃなくて・・・。

長崎:まあ、クイズ大会は悪くはない。で、まず、朕が出題する。その答を皆に問うから答を考えるように。第1問「王宮の食事で朕が食べられないものは?」では、はじからいってくれ。

川村:すっぽん。

長崎:それはアイか嫌いなものではないか?

助平:ラーメン。

長崎:スケよ。朕からラーメンを取ったら何が残るのだ?

秋山:ヘビ。

長崎:それは確かに朕は食べれない。

朝霧:紙。

長崎:確かに。朕はヤギではない。

佐々木:雑草。

長崎:確かに朕は牛ではない。

亀山:カエル。

長崎:確かに朕はカエルを食べるとゲロが出る。これが本当のゲロゲロ。

 と、後のものは答がなかった。

長崎:では第2問「朕ができる必殺技は?」

助平:「69」

長崎:スケよ。そちは何故そういう技になるのだ?

秋山:「一人バックドロップ」

長崎:「それは朕が宙返りを失敗しただけだ。」

阿曽部:机に頭突き。

長崎:朕が失敗したとしても机に頭突きはしない。

名取:じゃあ、クッションに頭突き。

長崎:それはありだな。

助平:それって痛くねーじゃん。

神山:遅刻。

長崎:それって技?

川村:鼻からラーメンを出す。

長崎:それって曲芸?

佐々木:チャンポン王ならできます。

長崎:シンよ。無理にやらせようとしていないか?

前田:じゃあ、ポーカーでワンペアー。

長崎:それは誰でもできる技なのでは?

亀山:じゃあ、ロイヤルストレートフラッシュって言ったらできるんですか?

長崎:いや・・・・・・、簡単にはできない。

宮下:コーラーの一気飲み。

助平:チャンポン王それは凄い技ですね。

長崎:そうだろう。スケよ。朕の偉大さがわかったか。

宮下:でも、50ミリℓが限界ですよね。

助平:誰でもできるじゃねーか。

佐山:スローモーションの分身の術。

長崎:確かに分身の術のスローモーションならできる。

名取:それって分身って言うのですか?

増田:ロリコン。

長崎:それって技?

名取:それは性格よね。

小山:寿司の早食い競争。

長崎:寿司は高価だから味わって食べよう。

長崎:で、クイズ大会も悪くはないだろう。

助平:しかし、無駄な知識だらけだな。

宮下:私は大変勉強になりました。

助平:おいおい。

長崎:で、次はどういうネタにするか?

佐々木:チャンポン王。考えるのはネタじゃなく政策です。

長崎:そうだったな。

(ロケ中断)

江藤:カーッと。

助平:しかし、チャンポン帝国は遊んでいるだけじゃねーか。

宮下:でも、それは平和な証拠です。

名取:助は戦争したいの?

長崎:そうだ。朕は平和主義者だ。

助平:だが、それは腰抜けじゃないのか?

長崎:助はどうしても戦争をしたいのだな。

阿曽部:なら、三国志で勝負だよね。

助平:阿曽部は必ずそっちに持っていくなあ。

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