第110話 7月2日(月)期末テスト3日前
どうも、清彦です。今日もブレイクタイムでの話題です。時は放課後。場所は阿曽部宅から。
佐々木:みんな、疲れたか?
名取:だいぶ勉強したわね。
朝霧:静香ちゃん。また値切ったの?
名取:朝ちゃんそのべんきょうじゃないわよ。
佐々木:で、今日のブレイクタイムは何にする?
神山:歴史についてはどう?
名取:私は料理についてがいい。
長崎:なら、チャンポン帝国の王宮料理はどうじゃ。
名取:バッタやイナゴならいらないわよ。
長崎:静香ちゃん。朕の宮廷料理はそんなちんけなものではないぞ。
前田:じゃあ、マヨネーズかけたら?
長崎:久美ちゃん。なんでそうなるの?
名取:歌でも歌う?
川村:で、歌詞はみんなで作るの?
朝霧:それいいね。
佐々木:じゃあ、みんなで詩を作ってみましょう。
秋山:で、題名は「レオ部ソウル」
助平:清彦。それいいなあ。
佐々木:じゃあ、みんなで作ってみるか。
「レボ部ソウル」 作詩:レボ部全員
今日も僕らは考える きわどいボケと突っ込みを
いつも僕らは新しく 考えないことを考える
笑いが福を呼び込むと おえらい誰かが言っている
本当の自由を僕たちは いつもそれがテーマだね
かしこくかわいくかっこよく そんな人生歩みたい
いつか答が出る日まで 今日をマジに生きている
佐々木:と、ちょっと短いなあ。
秋山:だけど、レボ部の特徴は出てるよ。
名取:しかし、何か面白いのは無いかなあ。
川村:ねえ。チャンポン帝国でやること考えない?
助平:そうだなあ。
長崎:「チャンポンすごろく」というのはどうだ?
名取:「チャンポンやみなべ」もいいかも。今度はグレードアップして。
前田:「チャンポン入隊テスト」ってどう?
亀山:「チャンポンのお妃探し」ってどう?
前田:恭子。まだ、未練があるの?
亀山:そうじゃないんだけど・・・・・・・。
佐々木:まあ、内容まで考えたらテスト勉強ができなくなるなあ。
川村:突然だけど、「私は誰?」ゲームしない?
佐々木:愛ちゃん。勉強ができなくなるよ。
川村:歴史上の人物はどう?歴史の勉強にもなるよ。
助平:だが、よく考えたら簡単に当たるのでは。所詮俺たちは高校生だぜ。
名取:でも、何かネタやらないとお勉強できないわよ。
佐々木:じゃあ、持ちネタをはじから言うか。
助平:いや、ボケ突っ込み大会をやるべきだ。
佐々木:なんか今日はバラバラだなあ。
秋山:パズルが崩れた感じだね。
川村:なんか、いけそうでいけない感じ。欲求不満よね。
助平:ネタが始まったら終わらないからじゃねーか。
神山:作者は期末テストのところはさっさと終わらしたいのよ。
助平:じゃあ、作者を困らせてみるか。
神山:助。天罰が下るかもよ。
助平:美子ちゃん。ジョークだよジョーク。
佐々木:でも、ここでブレイクタイム終わったら、何か煮えきれないなあ。
朝霧:そうね。生の豚肉みたいよね。
秋山:でも、僕たちは今日は勉強をやれということじゃないかい。
助平:じゃあ、今日のところはおとなしく勉強するか。
と、みんな勉強タイムにした。今日はこの辺で終わり。煮えきれてない部分は、一日かけて煮込みます。そう。料理も時間がかかるものなんです。というわけで終わります。また明日。
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