第107話 6月28日(木)期末テスト7日前
今日で、期末試験の1週間前。チャンポン帝国の話題は勉強の骨休みなんだよね。今日もレボ部のみんなは集まります。場所は阿曽部の家から。
佐々木:いや、勉強は疲れるが楽しいなあ。
川村:男女一緒だからね。
助平:で、今はブレイクタイム。
長崎:いや、チャンポン帝国タイムだ。
助平:なんか、このままいくと、チャンポンが調子に乗るんじゃねーか。
神山:助。みんなで決めたことだから、そういわないの。
助平:なんで美子ちゃんがチャンポンの肩を持つんだ。
名取:で、チャンポン帝国のストーリーは最初は単発でいってみようよ。
助平:まあ、競馬も単発からだからな。
長崎:助は競馬のことなんでわかるんだ?
助平:阿曽部の競馬ゲームの知識だ。
長崎:なんか、阿曽部は何でもありだな。
名取:今日はちょっと頭の体操やらない?
佐々木:ネタをやるの?
川村:そうよね。ネタをしようよ。
名取:シャレた俳句というのはどう?
佐々木:それいこう。一人一句やろう。
助平:じゃあ、俺から。「ホテルとは ホテッテルの 略語なり」
佐々木:助は、自分のスタイル変えないよな。
朝霧:次、私。「朝の顔 昼でも夜でも 朝ちゃんよ」
佐々木:朝ちゃん。よくわかんないけど、次いこう。
阿曽部:次、僕。「秋葉原 オタクの店の ホームタウン」
助平:なるほど。オタクとホームをかけたのか。
名取:次、私。「お料理の 今日のメニューは 清彦君」
川村:静香一人で食べてよ。
秋山:じゃあ、次、僕。「山田君 あそこにあるのは あ、山だ」
助平:今日の清彦と静香ちゃん。どうかしてるんじゃねーか。
川村:次は、私。「くじけても あきらめなければ 愛は勝つ」
神山:次は、私。「クリスマス いつか行きたい 神の国」
佐々木:次は俺。「東大の 足元見ると 隠れ場所」
秋山:それは灯台元暗しのことわざとかけてるの?
佐々木:さすが清彦。よくわかるね。まだ意味はたくさんあるんだけどね。
長崎:次は朕。「ラーメン屋 長崎チャンポン ここにあり」
佐山:次は俺。「アルプスが 俺のことを 呼んでいる」
前田:次は私。「今日の日は 俳句で踊る レボ部達」
亀山:次は私。「恭子とは 今日のために ある名前」
宮下:次は私。「早く来て 私の時代が 待っている」
増田:次は私。「世の中は フルーツで言えば レモンなり」
小山:次は私。「もう少し 大人になるには もう少し」
助平:みんな、なかなかだなあ。
名取:でも、まだ、今一かなあ。
助平:で、俳句は疲れた。次は何をする?
佐々木:勉強。って疲れ取れねーじゃねーか。
と、今日はこの辺で終わりにします。え?どの辺だって?この世は波でできているから辺なんかないよ。ってちょっと勉強した成果を行ってしまいました。では次の日に、また会いましょう。
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