第98話 6月24日(日)レボ部ライブ当日その3

 舞台は司会へ移った。

江藤:イヤー。私はわがレボ部はこんなにすごいとは思いませんでしたよ。

吉本:どのくらいすごかったのですか?

江藤:野球で言えば、9回裏満塁2アウト2ライク3ボールで3点差のビハインドで満塁ランニングホームラン打った感じですね。

吉本:江藤先生。私はレボ部はづっとヒットしていると思っていますが。

江藤:そう突っ込まれると相手もヒットしたとしか言いようがありませんね。

吉本:そうですね。でも相手はいませんよ。

江藤:・・・・・・。

吉本:江藤先生。黙らないで下さいよ。

江藤:いや、この沈黙は笑いを誘おうと思ったものだったのですよ。

吉本:嘘言わないでくださいよ。閻魔様に舌抜かれますよ。

江藤:・・・・・・。

吉本:また黙らないで下さい。

江藤:いまのも笑いを誘うためのですよ。

吉本:でも、ここで突っ込むと黙ってしまわれるのでこの辺で勘弁してあげましょう。では次の出演者はアルプスです。アルプスの歌とコントを楽しんでください。

 と、コンビ名がアルプスの僕とサスケが舞台に出ていった。

秋山:皆さんこんにちはアルプスです。

佐山:日本人なのに名前はアルプスです。

秋山:そう言えばそうだね。僕たち日本人なのにね。

佐山:でも、今回、ネタを考えるの努力したよな。

秋山:そうだね。努力したよね。

佐山:清彦はどういう努力をしたんだ?

秋山:とにかく寝た。

佐山:何もしてねーじゃん。

秋山:いや、これが本当のネタなんだよ。

佐山:少しはずしてねーか。

秋山:α波が足りなかったのかなあ。

佐山:そういう問題か。

秋山:そうだよ。S波やP波だと大変のことになるんだよ。地震が起こるんだよ。

佐山:地震の夢なんじゃねーか。おれはかめはめ波だな。

秋山:サスケのことだからたぶん言うと思ったよ

佐山:少しはずしたか?α波足りなかったか?

秋山:そうだね。ちょっと痛いね。脱臼した感じだね

佐山:夢の中でか?

秋山:そう。痛くて目がさめてα波不足で不十分なネタになるんだよ。

佐山:えらい科学的なネタだなあ。

秋山:ところでサスケはどんな努力をしている?

佐山:俺は寿司を毎日食っている。

秋山:寿司ネタは古いよ。

佐山:いや、出来上がりに食べるから新しいんだ。

秋山:でも回転寿司だったらたまに古いのあるよね。

佐山:そう。そして頼んだ寿司を取られることもある。

秋山:そして店によってはおはぎが入ってきたりするよ。

佐山:寿司とおはぎはミスマッチだなあ。

秋山:想像しただけでも鼻血が出るよ。

佐山:どういう想像の仕方かい。

秋山:これは女体盛りって言うんだっけ。

佐山:それはどこで勉強したんだ?

秋山:で、最近エセ女体盛り回転寿司ができたの知ってる?

佐山:どういうやつだ?

秋山:寿司の下に裸の写真が敷いてあるんだ。

佐山:清彦。助に似てねーか?

秋山:でも、店長は男性客ばっかで面白くないって。

佐山:当たり前だろ。

秋山:逆にしたら女性は来るかなあ。

佐山:絶対に来ない。清彦大丈夫か?

秋山:そうだね。いつもの僕じゃないね。目を覚ませなきゃ。

佐山:って目を覚ますわけだから今までのネタは夢の中で作ったものだと言って逃げる気だな。

秋山:まいったなあ。この辺でお茶が欲しいよ。

佐山:清彦ってなんでそんなに発想がいいんだ?

秋山:最近。静香ちゃんと美華ちゃんちの寿司を食べるんだよ。やっぱり寿司はお茶だよね。

佐山:でも、今回は美華ちゃんのグループはハイビスカスだからお茶じゃなくハーブティーだな。

秋山:ハーブと寿司を混ぜるのも新しい感覚だよね。

佐山:欧米と日本の合体か。

秋山:で、とりあえず、お互いネタを考えるのに努力していると。

佐山:血がにじむほどの努力だよな。

秋山:そう。僕なんか点滴までしちゃったよ。

佐山:それはやりすぎじゃないか。

秋山:そう。なんか興奮しちゃって。

佐山:先の話に戻るのかい。

秋山:いや、今のうたた寝しただけだよ。

佐山:つなげるのうまいなあ。

秋山:軽い貧血起こしただけだからね。

佐山:清彦。それって寝たといっても意識がとんでるんじゃねーか。

秋山:とにかく話を戻すとしよう。

佐山:そうだな。って何の話だっけ?ネタの話だっけ。

秋山:そう。2人で寝た話で出血大サービスだよね。

佐山:今日の清彦は変わっているなあ。変なイメージがつくぜ。

秋山:これが勢いというものだよ。

佐山:思わずおギャーといいそうだよ。

秋山:サスケは15歳なのに赤ちゃんなの?

佐山:ひでー。フォローしているのに落とすのか。

秋山:本当にフォローになっているの?

佐山:で、この辺で歌を歌わないと大変なことになる今日の清彦なら「エロティカセブン」を歌いそうだ。

秋山:で、買い物はエロティカセブンイレブンで?

佐山:で、何を買うつもりだ。

秋山:寿司かなあ。

佐山:話を戻すのかい。

秋山:いやあ、でも大トロ食べ過ぎた気分だよ。

佐山:大トロじゃなく静香ちゃんじゃないのか?

秋山:何でやねん。

佐山:そして、たれと塩のどっちにする?

秋山:塩かな。ってそれって汗の味じゃないかい。

佐山:やっぱりこう来ると思ったよ。そして言い訳は大人は塩を選ぶもんだと言うつもりだろ。

秋山:なら、たれを選んだらサスケはどう来ると予想する?

佐山:俺かあ。俺はたれの代わりにミルクだね。彼女がミルクとココアだからね。

秋山:本当?で、思わずタバコの代わりに吸っちゃったぜとか言うんじゃないの?

佐山:突っ込み厳しいなあ。でも禁煙者は増えるぜ。この論理なら。

秋山:確かに人体に害はないよね。

佐山:なんでこういう話しになるんだ?

秋山:サスケが味付けしようとするからだよ。

佐山:この辺でお茶が飲みたいよ。

秋山:話が話だけにお茶の名は滅茶苦茶。

佐山:うーん。渋いお茶だなあ。

秋山:梅が入っていたからおいしいよね。

佐山:それって単なる駄洒落?俺にこのお茶ウメーと言わせたいのか?

秋山:いや、心の中で言ってくれるだけで充分だよ。

佐山:じゃあ、言わない。

秋山:でも心の中では言ってるよね。

佐山:この論法だと清彦は何でもありになるじゃねーか。

秋山:いやあ、充実してきたとこだよ。バッテリーが上がった感じだよ。

佐山:それって車が止まるという意味だから何か違うんじゃない。

秋山:止まったほうが世の中よく見えるということだよ。

佐山:清彦はへりくつも言うんだな。

秋山:言うんじゃなくはくものなんじゃない?クツだけに。

佐山:口からはくのか?

秋山:そうだね。おしゃべりだから口からはかないとね。

佐山:清彦の話の繋げ方は正直すごい。

秋山:で今日はどういうテーマで始めようか。

佐山:Jiarthサイトについてどう?

秋山:なるほど作者のサイトなわけね。

佐山:清彦。それは禁句だ。

秋山:でも、僕もJiarthサイト見ているけど、正直第2の地球のジアースの講演は凄い。文章は短いけど本質を突いてるから戦場でも使える。

佐山:本質は槍かい。

秋山:そして、第2の地球のローレンシア王国は無宗教国家なんだよね。何でだと思う?

佐山:作者は宗教が嫌いなんじゃない?

秋山:僕もそれを感じるよ。

佐山:どこで感じるんだ?

秋山:うなじかなあ。それとも耳たぶ?

佐山:結局そうなるのか。

秋山:でも、作者は宗教を理解しようとしているんだけどね。

佐山:清彦はさりげなく凄いなあ。

秋山:英検2級ぐらい?

佐山:何で英語がでてくるんだ?

秋山:だって今の世は英語だよ。作者も英語を勉強しているし。そして寿司屋に行く。

佐山:なんで寿司屋。

秋山:しかもただの寿司屋じゃないよ。

佐山:そりゃそうだ。ただだったら赤字だよな。で、何が違うんだ?

秋山:美華ちゃんの寿司屋だから。

佐山:なるほど・・・。

秋山:そして美華ちゃんの寿司屋はきもがすわているんだ。

佐山:きもっていう人が座っているのか。どんななんだ。

秋山:キモイ人だねって、違うっつーの。泥棒が入っても、物怖じしない。勢いで倒して「泥棒一丁あがり」と言いそうだよ。

佐山:そしてお茶も出る。

秋山:そのお茶は滅茶苦茶。

佐山:また、そこにもっていく。清彦。うますぎるぞ。

秋山:確かにこのお茶はうまい。

佐山:なんでそこでボケるんだ?

秋山:そこがみそなんだよ。いや、寿司屋だからみそ汁かなあ。

佐山:清彦。この辺で歌も歌いたい。

秋山:そうだね。ではいきましょうか。

佐山:そし、来た。題名は「アダルトチルドラン」


   アダルトチルドラン 詞:秋山清彦・佐山佐助


  もしも自分が大人に    なったら何かを目指ざしたい

  目標もって        希望を持って

  恋人作って        夢の中で生きていたい


  では大人というものは   なんであろうと考える

  それは全てを大事にする  寛容さと理解力

  愚痴をこぼしたいのなら  正確に状況を把握しよう

  そして最後はあきらめない 明日には明日の風が吹く


  俺らは学び人に伝える   自分が正しいと思うものに

  真実を知っているのなら  それを守らなければいけないのだ


  それが人という道で    信念はそこから始まる

  大切なものを大切に    みんなが幸せになれるように


秋山:この詞で作者の気持ちを歌ったね。

佐山:そうだよな。作者は命がけだからなあ。まだ若いのに。

秋山:僕が心配なのは作者が死んじゃったらレボ部は終わりということか?

佐山:残念だがそうなるな。何とかはげましたいんだが。

秋山:でも、最近髪の毛が減っているみたいだよ。

佐山:そのはげましじゃないっての。

秋山:作者は相当いじめられているからなあ。

佐山:まあ、作者の話はこれぐらいにして、次は何の話題にしようか。

秋山:作者の大企業計画についてはどう?

佐山:それは真面目すぎるのでは?

秋山:だってさあ、作者の大企業計画はいいコンセプトなのに、みんな誤解されているよ。5階に住んでいないのに。

佐山:何気に一言多いいなあ。

秋山:で、コンセプトは「きかい」があればつながるんだよ。

佐山:それは実はコンセントで「きかい」の意味が違うのでは?

秋山:その微妙な突っ込みさすがサスケと僕の計算。

佐山:まあ、とにかく、作者は大企業計画をするには何かきっかけやチャンスをつかもうとしているわけだ。

秋山:一応作者のコンセプトを言うと

 1.平和の維持の確立

 2.夢が叶う

 3.安定した収入が入る

 4.自由で楽しい世界を創る

 5.人類問題の挑戦

 6.景気回復

 7.地域の活性化

なんだ。どこか穴があるか探したけどコンセプトは完璧なんだよね。

佐山:じゃあ、コンセントだったらどうなる?

秋山:コンセントになった場合は、

 1.平和の電気ケーブルを世界的に

 2.夢のコンセントで充電

 3.コンセントでエネルギーのエコポイントが入る

 4.充電してれば何もかも楽しい

 5、人類問題、特にエネルギー問題の解決

 6、コンセントでエネルギー財源を作る

 7.地域のパワフル化

といった感じかなあ。

佐山:清彦。何で説明できるんだよ。しかも、わけがわからん。

秋山:そこが穴なんだよ。

佐山:コンセプトには穴がなかったがコンセントには穴があったな。

秋山:だって、穴がなけれbがコンセントはさせないじゃん。

佐山:何でそこで切り返せるんだ?反則だぜ。

秋山:じゃあ、コントもこの辺でやめようか。

佐山:それは反則じゃん?

 と反則でレッドカードでコントが終わりました。舞台は司会に移ります。


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