第0097話 神都に根ざす悪
「ごちそうさまでした。すごく
「まぁ、ユリコちゃん。お口に合ったようでよかったわ。うふ!」
「勇者様が言う通り、本当にすっごく
「ダーリンが出してくれる料理の
"次に" って、マイミィさんや、それはちょっとマイティに失礼じゃないのかな?
この場では、普通に『美味しかった』だけでいいと思うんだが……。
「あらま。
「「もちろん! 最高ですよ!」」「ええ……まぁ……」
マルルカとマイミィは
『レプリケーターを使っているから、シンが自分で作るわけじゃないんだけど……
ま、
ユリコは心の中でつぶやく。
「ねぇねぇ、マルルカちゃん。上様の話が出たからちょっと聞きたいんだけど?」
「ん? なんでしょうか? マイティさん」
「あのう……上様って、あたしのような……ほら、
どうかなぁ? 知らない?」
「うーーん……どうなんでしょうね。 聞いたことがないので分かりませんが、多分ダーリンは許せないだなんて思ってないと思いますよ」
マイティと
「マイティさん、ちょっと待ってて下さいね……」
マルルカは
どうやらマルルカは、
マルルカと話をしていたマイティは、話の
すると突然、マイティの心に話しかけてくる声がした!
『お前さんがマイティかい? 俺はマルルカたちの
「え!? う、うう、
『ああそうだ。 マルルカから色々聞かれたが、お前さんと直接話をした方が
あ、お前さんも声に出さずに、心の中で俺に話しかければ俺には通じるからな』
『あ・あ……いかがでしょうか? 聞こえますでしょうか?』
『ああ、聞こえるぜ、バッチグーだ!』
『ば、ば、ばっちぐぅ?』
『あーー……今のは
『はぁ……??』
『ん、ぅん! あー、
他人は色々言うかも知んねぇがな、どうか胸をはって生きてくれ!
俺はお前さんたちの
人としてのあり
それぞれの "あり方" や "考え方" を、俺は
マイティの表情が明るくなる。
『俺が
例えば、さっきマウィンを
『ああ…
マイティは、人から
シンはマイティの
"彼女" は、
その結果が今の
まだまだジェンダー・マイノリティに
それはジェンダー・マイノリティーに限らず、いかなるマイノリティーに対しても言えるなのであるのだが……。
この世界はマイノリティー(少数派)には
だから、彼女は、この世界で
本当は……かわいらしい
シンは、ユリコにも用があったので『黄色いハンカチ』に
マイティから念話で
「いや。そんなのは当たり前のことだ。 だから
お前さんは、ずいぶんと つれぇ 思いをしてきたんだなぁ……かわいそうになぁ。
だがいいか?
「「う、うわっ!?」」「きゃっ!?」
マイティ、ガザマン、マウィンが驚く……
「「あっ! ダーリン!」」「し、しし、シン!?」
シンが突然、店内に転移して来たことにみんな驚いている?
「よう、ハニーたち!」
シンは にっこり と笑いながら、軽く右手を上げてマルルカたちに声をかけた。
ユリコ、マルルカ、マイミィに"パッ"と
「ユリコ、久しぶりだな? 元気だったか!? …… って、ははは、そんなに時間は
シンは
……あぁ、
シンは、そうユリコに言った。
ユリコの顔は、まるで
それを見てマルルカとマイミィがニヤニヤしている?
「はふぅん! な、ななな、なにを言っているの、シン!?
ま、また調子いいこと言っちゃってさ。 そうやって私をからかっているのね?」
「いや。からかってなんかねぇよ。すべて本心だぜ!
俺は
なんかおかしいかい? 俺は間違っているか?
…… おっとそうだったぜ! 俺はお前さんを
「え!? ど、どどど、どういうこと!?」
「あのな、実は……」
ドッゴォーーンッッッ!!
きゃぁっ!? うわっ!? はっ!? ……
見ると、食堂の入り口のドアが、入り口とは
ドアは
それを確認し
「あ、あなたはっ!
ユリコたちは驚いた。 それもそのはず! 先ほどユリコたちが
ユリコの
◇◇◇◇◇◇◇
「どうやって
ユリコは、クソ野郎どものボスに聞かずにはいられなかったようだ。
「ひゃぁ~はっはっ! あめぇなぁ~、お
悪はどこへでもはびこるってもんだ! ははは。
まさか、
くふっ!
ユリコは
まさか
ああ、なるほど、このクソ野郎は
ユリコはなにやらブツブツとつぶやいている? なんだろう?
「
シンがよくそう言ってるけど……ちょっとあまかったなぁ。
別に
なるほど。ユリコは、クソ野郎どもを
今回の件は彼女にとって "よき
「約束通り、落とし前をつけに来たぜ! さっきの
あーはははははっ! 先生! 頼んだぜ!」
「
「きゃっ!?
ボスの
男はニヤリと笑うと、ガザマンがつかみかかる前に……
「
「やぁ、マウィン。これでお前は俺のモノだ! あーはははははっ!」
「く、くっそう! てめぇ! 俺の
「動くな! 動けば今すぐこの女を殺すぜ? いいのか? それでも?」
『
マウィンの首からは血が!? "ツゥー" と、首に
「やめろ! やめてくれっ!」
「ひゃぁーーはっはっはっはっ!
どうだ? さすがに今度は俺たちに
ボスは
「さぁ、そこのお
マウィンを殺されたくなけりゃ、
かぁ~っ! クソ野郎の
まぁ、予想はしていたんだが、俺の
どうやら、よっぽど 死にたいらしいなっ!?
「さぁさぁ! まずお前たちから、俺たち全員でたっぷりとかわいがってやるぜ!
そこの男どもの目の前でなっ! ひひひ! あーはははははっ!」
この俺をあおっているのか? 調子ぶっこきやがってっ!
この野郎……どう料理してやろうか!?
「ぐふっぐふふ。 今からお前らは、俺の
あーはははははっ! う~、たまらん! く~っ!
あははははっ! あーはははははっ!」
ブチッ!
ついに頭の中で "なにかが" 切れる音がした!
よくもまぁ、ベラベラベラベラベラベラと!
はぁあっ!? 俺の嫁たちを
決定だ! ぶっ殺す! 全員……ぶっ・殺すっ!
マウィンを
店の外にいるクソ野郎どもも、当然、ターゲット指定してある。
「てめぇら! 俺の嫁に手を出そうとしたな!?
クソ・野郎・がっ! 絶対に! 許さん! ぶっ殺す!」
男どもは俺が
クソ野郎ども全員が
あたりには
当然だが、ターゲット指定していないので、
今だったら、彼女は先生と呼ばれるクソ野郎の
まだ連れ去られた
ま、しょうがないな……
「転送! あ~んど、修復!」
マウィンは、ガザマンの
"先生"と呼ばれるクソ野郎によって彼女の首につけられた
「ガザマン、マウィン、マイティ! 今からお前さんたちを神殿に転送するぞ!
これから俺がやることを、
「
「ああ、そうだ、ガザマン。
俺がマルルカたちの夫で、この世の神だ。 よろしくな!
それじゃぁ、神殿に転送するぞ? いいな?」
「「「は、はいっ!」」」
ガザマン、マウィン、マミン、マイティをターゲット指定して……
「それじゃぁ、また後でな! ……転送!」
さぁ~、これで思いっきりやれるっ!
クソ野郎どもに向かって、すっごく悪い顔をしながら "ニヤリ" と笑ってやった!
その瞬間、クソ野郎どもの
"恐怖のバロメーター" が急激に上がったんだろう。
「なぁ、ハニーたち。 さっき先生ってヤツが使った『
「ああ、あれね?
う~ん、なんて言うのかなぁ……ショートレンジの転移っていうのかな?
そんな感じの魔法よ。 実はねぇ、私もできるんだ! うふふふふっ!」
「え!? ユリコ、すげぇな! どうやるんだ!?」
「教えて欲しぃい?」
「ああ、頼む」
まぁ、別にユリコに教えてもらわなくても、俺には
やり方はすぐに分かるんだが……
ただなんとなくだが、ユリコと話をしたかったんだよなぁ。
「
ユリコは嬉しそうだ。
嬉しそうにどうイメージすればできるかを教えてくれる。
「……って、感じかな?
つまりね、行きたいところをじっと見つめて、そこに移動した自分の姿をイメージすればできると思うわ。 ね、ちょっとやってみて?」
「ああ。分かった。……
「やったぁ! さすがはダーリンですぅ!」「うん!うん!」
「さすがシンね! うふふふふ」
「ユリコの教え方がうまかったからな。
なるほどな。この縮地ってのは、なかなか便利だな?
結構使いどころがありそうだなぁ! ありがとうな、ユリコ!」
「うふふ。どういたしまして」
「そうだっ! お前さんさえ よければだが、後で他のハニーたちにも教えてやってくんねぇかな? どうだろう?」
引き受けてくれないかなぁ……
きっと、ユリコも俺たちのもとに戻ってきたいと思っているはずだ。
これを俺たちのもとへ戻ってくるための"きっかけ"にしてくれると嬉しいんだが。
「勇者様!
「ユリコさん、お願い! 他のみんなもきっと教えて欲しいと思います!」
「え……ええ、いいわよ!」
「「やったぁーーっ!」」
マルルカとマイミィは大喜びだ!
『ふたりとも! ナイスフォローだ!』
『『えへへぇ~』』
『チョロい……ユリコさんって、
『は・は・は……』
マイミィだ。 マイミィが
俺は表情に出ないように念話で
「ん? あなたたち? なんか言った?」
「「い、いえ! な、なにも!」」
「な~んか、
「き、気のせいですよ、勇者様」「そ、そうですよぉ、ユリコさん」
◇◇◇◇◇◇◆
「さてと……てめぇら! てめぇらは、この子たちが神であるこの俺の嫁だと知った上で、
クソ野郎ども全員が、俺の
「
"うぎゃあああぁぁぁぁぁぁーーっ!"
全員だ! 食堂の中で
クソ野郎どもの
「修復!」
クソ野郎どもは『助かった!』というような
「た、助かったぁ……」
クソ野郎たちのボスも、
助かっただとぉ~? ふっふっふっ! 世の中そんなにあまくはないぜ!
なんせ、俺の
◇◇◇◇◇◆◇
その
マウィンに
あー…ボスなんだが、そのう……なんだ。 多分ものすごく
実はマルルカとマイミィがザシャアから聞いたと言ってアレをやったんだよ!
「
なんと! そう言いながらヤツの
(→第0077話、第0078話参照。)
ふたりは、うまく
俺は何度、
恐ろしいことにふたりは、高くジャンプしてから
彼女たちが満足したというのでヤツの状態を確認しようと見てみたら、落下の衝撃なのか、ヤツの
当然、そんな状態だからヤツは意識を失っていた。
真っ青な顔をして
あの
一瞬、俺の
ちょっとだけヤツに同情したが、ヤツの
あ、ボスも手下もすべて "
当然である!
ユリコだけは
「シン以外、たとえズボンの上からでも、絶対に
との事らしい……ん? 俺のは…いいのか? ひょっとして…触りたい??
最近、ちょっとユリコの性格が変わってきているような気がするが……
気のせいだろうか?
あ、当然だが、ヤツらに
これは
◇◇◇◇◇◆◆
食堂『黄色いハンカチ』の浄化と修復をしていると、ユリコが話しかけてきた。
なんかユリコは もじもじ している?
「あのさぁ、シン。 さっき、私を
「おお、そうそう! そうだった! 俺はお前さんを
ユリコは『思い出してくれてよかった!』というような、"ホッ"としたような顔をしている?
あ、この子が期待しているのは……
どうやら俺がこれから言おうとしていることとは、ちょっと違うようだな、多分?
「あのな? 俺にはお前さんが必要なんだよ。
他のハニーたちを愛する気持ちは変えられねぇというのはこの
でもさぁ……、う~ん……ずうずうしい願いだって事は
どうだろう? 俺のもとに戻ってきては くんねぇだろうか? 頼む!
俺の
これは
いきなり
今度話がこじれてしまったら、ふたりの関係は、
ユリコには、俺の嫁になって欲しいとずっと思っていて……
その話をしたいのはやまやまなのだが、
だから、今回はその話をしに来たのではない。
俺の嫁になってくれと言いに来たのではないのだ。
ここに来た当初の目的は2つある。
実は今、宇宙ステーションでは『
『妹ができるようで楽しみだ』と言っていたユリコには、転生した『橘ユリコ』のこの世界での "
『橘ユリコ』の起動を行わずに、ここに来たのはそのためである。
これがひとつ目の目的である。
ただしそれには…覚醒場面に立ち会ってもらうためには、ある条件を勇者ユリコに満たしてもらわないといけないのだが……
その条件に関係するのが、もうひとつの
勇者ユリコに、俺の管理助手になってくれるように
『橘ユリコ』の覚醒場面に、勇者ユリコが立ち会えるための条件は、勇者ユリコが俺の管理助手になることなのだ。
なぜなら、宇宙ステーションには一般人を
たとえ俺の嫁であっても、"管理助手"でなければ宇宙ステーションに入れることは
勇者ユリコに『橘ユリコ』を
まぁ、
今は
なお、今回転生させる『橘ユリコ』も、勇者ユリコと
二人には嫁になってくれるかどうかに かかわらず 管理助手になってもらいたい。
だから、勇者ユリコにプロポーズするために、ここに来たというわけではない。
ユリコは
すっと顔を上げ、俺の顔を
「分かったわ。シン。 私はあなたの
いいえ、私の
「ユリコ……ありがとう。嬉しいぜ。
「ええ。 こちらこそ、よろしくね。 うふふ」
「ま、マルルカさん! ユリコさんが変です! めんどうくさくないですよ!?」
「ほ、ほんとね! こ、こんな
「ああ……嵐でも来るんじゃないかなぁ? ぶ、
「魔物
「マルルカ! マイミィ! あのねぇ……」
「あはは。冗談ですよぉ~、冗談! えへへ」
「そうですよ、勇者様。 よかったですね? ついにお嫁さんですね?」
「え? まだ違うわよ! し、シンの
「ああ。そうだよ、ハニーたち。 ユリコには管理助手になってもらうんだから」
ユリコも、そのつもりで
ユリコは
「え!? ぷ、プロポーズじゃなかったの!? え? ええーーっ!?」
「え? だってお前さん、ハーレムメンバーにはなりたくないんだろう?
俺はお前さんに嫁になって欲しいんだけど……お前さんはいやなんだろう?」
「ほらぁ~、ユリコさん。
めんどうくさいことを言ってるからゴタゴタしちゃうんですよぉ~」
「そうですよ、勇者様!
嫁になりたいのかなりたくないのか、ハッキリしないとダメなんですよ!?
ビシッとして下さい、ビシッと!」
「……なりたい……でも、ハーレムメンバーは嫌なの……どうしたらいいの……」
「そんなの気持ちの問題でどうにでもなるんじゃないですかぁ? ユリコさん?
私はハーレムなんて気にしない! って、思い込めばいいじゃないですかぁ?」
「うう……それができれば苦労しないわよぉ……ぐっすん…できないのよぉ……」
「勇者様! ダーリンとこれからもずっと
「うん」
「ユリコさんはダーリンのことを愛しているんですよね?」
「うん……もちろん愛しているっ!
それも
「じゃぁ、なにを
ダーリンも愛しているんですからなにも問題はないんじゃないですかぁ!?
違いますかぁ!? ユリコさん!」
「そうですよ、勇者様!
まずはお嫁さんになってから、後のことは考えたらどうでしょうか?」
「うん。そうしたいのよ、そうしたいの! でも……
なぜなのかは私にも分からないんだけどね、そう思うと必ず、ハーレムメンバーは
私…どうしたらいいのよぉ……ううう……」
ああ……クソッ! 地球の元日本担当者めっ!
ユリコにこんな
必ず見つけてぶっ殺す!
「ユリコ……そう
まずは俺の助手として、俺の
「うん。 私……あなたのもとを飛び出して……あなたから離れてみて分かったの。
私、あなたのことが忘れられないの。
こうしてすぐ
私にはあなたが必要だと分かったの。
ああ……あなたの
これほど
そう、
まぁ、
ん? んん!? あ!? ああーーっ!?
"マルルカ"から
そうか、そうだったんだ! Nat King Cole の Unforgettable の歌詞がユリコの気持ちそのものを
「俺もだ。 俺も君とずっと
あのさぁ、ユリコ。 恋人っていうのもだめなのかい?
「うーん……あれ? 不思議! お嫁さんの時と違って
ふと、言葉が表す"意味"に関係なく、特定の言葉に反応するようにされているかも知れないと思ったから、ダメもとで聞いてみたんだが……これは
「ならば……ユリコさん! 俺の恋人になって下さい! ……どう?」
「はい! あ! やっぱり
「それじゃぁ、俺とユリコは永遠の恋人ってことで! どうだ?
永遠の恋人ってのに、
「いいえ! 大丈夫! ああ、シン……シンっ!」
「そうかっ! それじゃぁ、俺たちは
……ずーっと! 恋人だ! なんかキザったらしい表現なんだけど……いいよな?
俺たちは永遠の恋人ということで、まずはスタートを切ろうぜ!」
「はい! よろしくね、シン!」
「ああ! よろしく! ハニー!」
ユリコは涙をポロポロと
だが、そのユリコには 美しく
ユリコは涙をぬぐい……
にこっ! と見る者すべてを
「うふふ。 不思議。恋人同士だと思うと、ハニーと呼ばれても
ああ……嬉しいわ、ダーリン! ね!? やっぱりダーリンと
今まであんなに感じていた
嬉しいって感情だけで、
どうしてなのかはサッパリ分からない。
ユリコの魂データを
(→第0051話前半参照。)
ま、
ちょっと心配なのは、
「うれしい! ダーリン! 大好き!」
「ああ! ハニー! 俺もだ! 俺も大好きだぜっ!
よかったっ! 本当によかったな! ハニー!」
俺とユリコは
しばらくして、身体を離そうとして、ふとユリコの顔を見た瞬間である!
俺はどうしてもユリコから視線を
なにか
そのまましばらく見つめ合っていたのだが、
ふたりは必然的であるかのごとく互いの
「「あー。 ん、ぅんっ! ダ~リンっ!?」」
「「はっ! ……!?」」
マルルカとマイミィは、ずっと気を
目の前で展開される、砂糖を
マルルカとマイミィは、ほぼ同時に
それにより、俺とユリコは、ようやくふたりだけの あま~い世界 から
我に返ったのだ! は、恥ずかしい……
ん? マルルカとマイミィが ジト目 だ!?
と、当然だよな……うん。
ここにはいつも指摘してくれる ウェルリ も ジー もいないがどうすべきなのかはちゃんと俺には分かってるぜ!
「マルルカ、マイミィ。ありがとうな。
お前さんたちの
マルルカ、マイミィとも、順に
あ゛!?
やっちまった! 外には
見物人たちの色んな感情がこもった視線が4人には向けられていたのだった!
とほほ……
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます