第0095話 橘ユリコと勇者ユリコ
ユリコたちが
場所は宇宙ステーションの会議室である。
「それじゃぁ、本日の会議はこれで終了しようと思うが、なにか質問はないかな?」
全員が
「では、これで終了する」
席から立ち上がろうとする者がいるのを見て
みんなにはまだ個人的に相談したいことがあったからだ。
「あ! ちょっとごめん! プライベートな事なんだけどハニーたちの意見を聞きたいことがまだあるんだが……
申し訳ない! ちょっとだけ時間をもらってもいいだろうか?」
再び全員が席に着く……
みんな、やわらかな
どうやら、
どこから話をしようかと考えていると、シオリが……
「それは……地球で
その言葉を受けて、さゆりが口を開く。
「ああ! そっか! そうだったわ! その件もあったわね、ダーリン!?
地球から送ってもらった彼女の"バックアップデータ"を使って、彼女をこの惑星に
他のハニーたちにも
やはり
「ああ。 実はそうなんだ。 その件についてなんだが……
この件は俺の……全くの個人的な思いによるものなんだ。
この惑星での実験にも、惑星の
だから、
ん? みんななぜかニコニコしながらこっちを見ているな?
ま、いいか。話を続けよう……
「
だから、お前さんたちの内の、だれかひとりでも
それでみんなから
"
へっ? すべて言い
みんな『当然、OKよ!』といった感じでニコニコしながら 大きく何度も
「ダーリン。 実はこの件については
さゆりが、
「……管理助手全員で事前に話し合っていたのですが……」
シオリ の言葉に
「えへへっ! そうなんだよ、ダーリン! 勝手なことしちゃってごめんね?」
「いや、さゆり。 勝手だなんて……ありがとうな」
シオリはさゆりと俺との会話が終わるのを待ってから話を続ける。
「それで、橘ユリコさんを復活させることは、惑星管理をする上でもメリットになるという
「え? メリット?」
シオリは続ける……
「はい。メリットです。
彼女はもともとは『第74656宇宙空間( 通称、ヴォイジャー )』内のある惑星で管理助手をされていたということですし……
彼女が管理助手をしていた惑星というのが、この惑星 "ディラック" やダーリンが視察に
管理助手が
(→第0036話参照。)
「ああ。確かにそうなんだが、シオリ。
橘ユリコ、彼女も俺と同じでその時の記憶をすべて消されちまっているんだぜ?」
「はい。
この惑星の管理システムに
彼女の復活は我ら全員にとっての大きなメリットなのです」
みんなは
俺に、
俺がこの件で、
その
「そうだよ、ダーリン! 私たちにはメリットなのだよ!
あの勇者ユリコを見れば……。ちょ~っと
さゆりの目から見ても『勇者ユリコ』は、ちょっと
「そうです。 勇者の
ですから、同じ『橘ユリコ』さんの魂がもとなんですから、ダーリンがこの世界に転生させたいと思っている『橘ユリコ』さんの
「さゆり。シオリ。ありがとう」
「これから私たちの中から『
獣人族担当助手のシノが
「あ、そうか! そういったこともちゃんと考えねぇといけねぇよな!
シノ、気付かせてくれてありがとうな。 確かにお前さんの言うとおりだな!」
シノがにっこりと笑う。 とても嬉しそうだ。
となると、シオリが言うように "勇者ユリコ" にも管理助手になってくれるように頼んだ方がいいかもなぁ。
「もちろん、ダーリンも
さゆりが、ちょっとだけ
「な、なにを言うんだ、さゆり! 子育てを手伝ってくれるかだって!?
手伝うぅ!? はぁあっ!? 手伝うだなんて……俺はいやだぜ!
そんな
絶対に! たとえダメだと言われても、絶対に俺もお前さんたちと
さゆりが一瞬『え?』というような表情をしてから、
あ!? どうやら俺の
一瞬、俺が "子育てなんかしたくない" と言ったものだと
おっと! 『俺も絶対に子育てがしたいんだ!』という思いから、つい力が入ってしまったようだ。
俺は、自分の
それに……
みんなで "わいわい" やりながら、"みんな" で子育てに
そうすることで、ハニーたちが自分ひとりで問題を
育児ノイローゼに
これこそが
うん! 子育てってのは苦労も多いんだろうけど……
ちょっと考えただけでもなんか "わくわく" してくる! 楽しみでしょうがない!
子供が生まれるってことになったら できるだけ子育ての方に
だからこそ! 惑星管理の仕事ができる
それも多い方がいいっ! やはり(勇者)ユリコにも管理助手になってもらおう!
みんなが不思議そうな顔をして俺のことを見ている!?
おっと! いかんいかん! つい
「ダーリン。なんか
ダークエルフ族担当のシタンが『聞いてもいいことなのかしら?』というように少々
「あ、すまねぇ。 つい子育てについての楽しい想像を
えーと。 出産や子育ての時期も当然そうなんだが、それ以外の時でもみんなにはなるべくストレスが少なくて、楽しい
もちろん、プライベートの方も
みんなはニコニコしながら俺の話を聞いている。
「俺ひとりじゃ……また、男の俺には
だから、女性
"はいっ!"
「よろしいでしょうか? ダーリン」
「ああ、シオリ。どうぞ」
「はい。それでは管理助手を
ですから、どうかダーリンの思う通りにして下さい」
「シオリ……みんな、ありがとう!」
俺は立ち上がり、みんなに向かって
「あ、そうそう! ダーリン! ところでユリコさんの方は大丈夫なのぉ?
もうひとりの自分が現れることに
ねぇ、それがちょっと心配じゃない?」
さゆりが、ユリコの気持ちが気になったのか
「前に
(→第0051話参照。)
「あのう……よろしいでしょうか?」
「お? シオリ。 なんだい? いいよ、言ってくれ」
「
「ああ。いいよ」
「はい。それでは失礼して……。
まず、もともとは同じ
だからこそ、バックアップデータから再度の転生が可能になったわけですね?
この点についての私の認識に
「そうだな。お前さんの言ってることは正しいぜ。
同じ
管理システムから "待った" がかからない以上、
「はい。ですから、冷たい言い方かも知れませんが……
すでにこの惑星に転生した"勇者の
「まぁ、そうだな」
「そして、そうであるならば、
議論すること自体、無意味なことだと考えますが……いかがでしょうか?」
「ああ、シオリ。確かに論理的にはな。 お前さんの言う通りだろうと思う……」
「この件の決定権は『
橘ユリコさんの意思を確認することは現状では不可能です。
なぜなら、
「確かにそうだな。 転生させねぇことには、ユリコの意思は確認できねぇもんな?
それじゃぁ、
シオリはまた俺のことを『
「ですから
「ああ。お前さんの言う通り、現状、有効な転生権限を持つのは俺だけだが……。
ただ……ユリコの
彼女の気持ちも少しは "くんでやった" 方がいいんじゃねぇかと思ったんだよ」
別に さゆり に
「そ、そうなのよ。ユリコさんは
さゆり のその言葉を聞いて シオリ は言う……
「ユリコさんに直接気持ちを聞いてもいないのに、今ここで、彼女の気持ちを
さゆりがちょっとムッとする。
「ユリコさんが再転生に好意的である場合は、なんら問題にはなりませんので……
「ん? それはどういう意味なんだい?」
「はい。 まず、心は変化し
『勇者ユリコ』と『橘ユリコ』が、
ですから、彼女の
「なるほどなぁ……」
「ユリコさんのこれまでの
恐らくそれは "新しく生まれるユリコ" さんの方が、自分よりも
シオリの表情からは『 どうか私の
そうか。 なるほどな。
ひょっとしたら、どちらのユリコも、そういった思いを……
つまり、自分よりも相手の方を俺が愛してしまうことへの不安を
いや、待てよ……これはユリコだけじゃないな。
地球にいた時の
シオリのことだから、これはあり
いや、きっとそうだ! シオリの話し方がいつもよりも少々
「そう思っちまうのかなぁ……
だが俺は
愛情に差なんてものは
もちろんそれには今のユリコも
ひょっとすると、みんなも不安に思っているかも知んねぇが……
転生させようとしている橘ユリコが特別だということは絶対にねぇからなっ!」
誰に対する愛情も全く
シオリが
他のハニーたちの表情も明るい。
やはり俺が思った通りだったようだな。……シオリ、ありがとうな。
「まぁそれに、転生させようとしている『橘ユリコ』が今度も俺のことを愛するとは限らねぇし……逆に俺の方も、今度も彼女を愛せるとは限らねぇしなぁ……」
「はい。 ですから、今後の関わり合いにより、現在の感情がどう変化するか分からないというのに、そんなものに
この件に関し、勇者ユリコさんの感情を
「なるほど。ありがとう、シオリ。
みんな! 決心がついたよ! 彼女を転生させることにしたぜ!」
"はいっ!"
「ねぇねぇ、ダーリン。 本当はシオンの時みたいに『橘ユリコ』さんの肉体はもう創ってあるんじゃないのぉ? ね!? 実はそうなんでしょ!?」
「いや、さゆり。さすがにそれはしてねぇぞ。
ずっとプライベートな事だと思っていたんだからなぁ」
「へぇ~。そうなんだぁ。私はてっきり創ってあるもんだと思っていたわ……」
「ただ俺は……ユリコの魂の履歴に記録されている情報から日本人だった頃の
だから、今すぐにでも管理助手仕様のユリコ用の肉体を生成できるんだけどな」
「は・は・は……ちゃんと準備はしてたのね?」
「ああ。一応な! みんなが賛成してくれるだろうとは思ってたからな!」
俺とさゆりの会話を、みんなは"にこにこ"しながら聞いている。
「さぁ! それじゃぁ、まずはシオンの魂の
みんな手伝ってくれ!」
"はいっ!"
◇◇◇◇◇◇◇
時間を先に進める。 つまり、元の時間に戻して、さらに視点を神都へと移そう。
勇者ユリコたちは、
ユリコたち3人は神都には
「えーと……
マイミィが
「ここが
ユリコがそうつぶやいた直後……
「あっ! 勇者様! ありましたよ! あれじゃないですか!?
ほら! ガルゴイルさんの説明通り、店の入り口には黄色い
どうやらマルルカが見つけたようだ。
その店の入り口には、ハンカチというには大きすぎる黄色い旗のようなものが
「うん! 間違いないわね! あれよ! さぁ、急ぎましょう!
ガザマンさんが店主を
「「はいっ!」」
3人が店へ急ごうとすると、『黄色いハンカチ』という
ユリコたち3人は
「お
「あっ! ガザマンさん! ああ~よかったぁ~! 間に合ったのね?」
「もう店に乗り込んでいるかと思いましたよぉ~。ふぅ~」
「店主と
ユリコ、マイミィ、マルルカが
「さぁ、それじゃぁ、私たちと
「い、いえ! ユリコさん! も、もう
ガザマンはそう言うと、
ガザマンの言葉に、ユリコは彼の
「えっ!? どうしてなんですか!?
奥様があそこにいらっしゃるんじゃないのですかぁ?」
その二人の様子を、マルルカが
「……あ、はい。 あそこにいる女性、あれが私の妻だったマウィンなんですが……
も、もういいのです。 あの幸せそうな顔を見ていたらもう……ううう……
もう私の
ほ、ほら……あの二人の間には子供だっているようですし……」
食堂の中には、いかにも幸せそうな笑顔で会話を楽しんでいる、どう見ても家族にしか見えない男女と
「あ~あ……3年は長すぎたんだ……ううっ……長すぎたんだなぁ……」
ガザマンは人目もはばからずに涙を流している……
きっとガザマンは店主と
ユリコたちは
ガザマンは
「ちょ、ちょっとガザマンさん! どこ行くつもりなのよ!?
ちゃんと奥さんに会わなきゃダメじゃない!
…… ね、ねぇってばっ!? ガザマンさん!」
ユリコが、ガザマンを
ガチャーーンッ!
「きゃぁぁぁぁぁぁぁーーっ!」
その時! 食堂 "黄色いハンカチ" の
と、同時に
ガザマンも、ユリコたちも
いつの間にか7~8人の "がたいのいい男ども" が店の中にいる!?
食堂の入り口には身長が2m以上はあるだろうと思われる大男二人が、
外が暗くて、食堂の中が明るいため、
他の男どもが
中では
「みんな! マウィンさんたちを助けるわよ!
マルルカ! マイミィ! あなたたちは"
「「はいっ!」」
ガザマンは オロオロ しながら……
「お、俺はいったいどうすれば?」
その
「
さっさと、奥さんを
そのユリコの言葉を聞いて、さっきまでしょぼくれた顔をしていたガザマンの顔が
「ば、バカにするなっ!
俺の
「うふふ! そうよ! その
さぁ、みんな!
「おーーっ!」「「はいっ!」」
「私はできる! 私だってできる! 私にも絶対できるはずっ! ……」
ユリコは なにか自分に言い聞かせて いるようだ? なんだろう?
「……
なんと! ユリコはぶっつけ
見よう見まねで、先ほどガルゴイルが使った『
なるほど……ユリコは
…… よし!
ユリコは
「
ぐちゃ、ボキッ! ……ぎゃあああぁぁぁぁぁぁっ!
ユリコはマウィンの
そう。この
シンがよく "やらかす" アレを、ユリコもやらかしてしまったのだ!
ユリコはほんの少し、
ユリコがつかんだ男の
男は
その男と
マウィンと
店主は、子供をかばうかのように
店主はスキンヘッドのマッチョマンだ。 そのマッチョマンが子供と一緒に身体を小さくして
店主はマッチョマンなのに、
ユリコが手を
◇◇◇◇◇◇◆
一方、ユリコが店内に瞬間移動する ほんのちょっと前、食堂の入り口では……
「あなたたち! ちょっと通してくれないかなぁ?」
入り口を
「げへへっ!
「あーぁ。 仕事中じゃなけりゃ、この
「ああ。まったくだぜ! さすがにボスの
『『ああ……コイツらはクソ野郎です!
マルルカとマイミィは同じようなことを思ったようだ。
「もう一度言いますよっ! そこをど・き・な・さい!
どかない場合は、
「うわぁぁっはっはっはっはっ! き、聞いたかよ、兄弟! 容赦しねぇってよ!
いーーひぃっひっひっ! わ、笑いすぎて、は、腹が痛ぇよ! あはははっ!」
「おーーほほほほほぉっ! お、俺もだよ、兄弟! わ、
あーーははははははっ! あ、あの
知らないというのは恐ろしい……
いや、この場合は幸せなのかも知れない?
店内から男の
ブ、ブゥンッ! ズガ、ガッ! ボキ、ボキッ!
ズサッ! ズサッ! ズサッ! …… ザザザザーーッ!
マルルカ、マイミィは一瞬、くるりと男たちに
次の瞬間、二人 ほぼ同時に
マルルカが、入り口左に立つ男に、左足の
マイミィは、同、右に立つ男に右足の
二人は頭を
だから二人の
その直後、骨が折れる
"左" に立っていた男は左の方へ、"右" に立っていた男は右の方へと
店の入り口を守っていた男どもは、声を上げる
あの様子では多分、吹っ飛んで行った先で
あれでもし生きていたとしたら、それはもう
まぁ……ユリコもそうだが、二人ともオーガを超えるSTR値を
マルルカとマイミィは、シンの
もともと彼女たちは
あれ? ガザマンが
その目は飛び出さんばかりだ! 口はアゴが
ガザマンは『この女性たちは絶対に怒らせてはダメだ!』と
◇◇◇◇◇◆◇
食堂に押し入りマウィンを
ユリコが手首を
「お、お前ら! この町を裏で
ボスらしき男の言葉自体は
恐怖にガタガタ
「ひぃぃぃぃぃっ!」
ユリコがちょっと頭を
ユリコのちょっとした動きにもボスはビクビクしているのだ。
ん? ボスの
マルルカが口を開く……
「あのね、
あなたの方こそ、きっと
「そうですよ。私たちは神の
「え?」
「マルルカ、マイミィ。 もう今さら遅いんじゃないかな? か弱い女性を
もうこの人たちの行き先は……ほぼ決まりじゃないの?
「そうですね。勇者様の言う通りですね。
ということで
「ど、どうしてでしょうか?」
マルルカの言葉にボスは
「あはは。 え~、だってぇ~。
マイミィが おどけながら
このあたりを
情けない……
そこへ町の
「この
……が、
「あ、これはお
マルルカは
「……ということでね、この親分さんは私たちを
こんな人たちを のさばらせて おいちゃダメだと思うの。だからこの人のアジトに行って全員を
「
ですが、今回はさすがに女性
お
どうもご
「あ、隊長さん!
サンドワームくんたちって、食欲が大変
マイミィが本気とも冗談ともとれる言い方をするが……多分、本気だ。
食堂『黄色いハンカチ』に押し入った男どもは、
連行される時に分かったのだが、ボスの
ヤツが
ガザマンとマウィンが住んでいたアパートに
今から2年ちょっと前に、ガザマン
ボスは
彼が死んだと聞いての行動だった。 ……
ヤツはマウィンを無理矢理自分のモノにしようとした!
が、
マウィンはアパートの住民たちの
だが! その件を
先ほども
マウィンも
長く伸ばした
ボスたちが"
マウィンがユリコたちに顔に残ってしまった
ユリコが振り返ると、その
入り口の外から、こちらの
「あっ! ガザマンさん! ちょっと待って!」
ユリコと目が合ったガザマンは、なぜか
ユリコは彼に待つようにと言ったのだが、
「
「うっ!? ゆ、ユリコさん!?」
ユリコは『縮地』を使って、一気にガザマンの進行方向、彼の目の前へと瞬間移動したのである!
ガザマンは突然ユリコが目の前に現れたために驚き、足を止める。
「ガザマンさんっ! あなたはなぜ逃げるんですか!?
奥様に無事に帰ってきた姿を見せないでどこへ行くんですかっ!?」
「も、もうマウィンには他にいい人ができちまったんですよ!
今さら…今さら俺があいつの前に顔を出しちまったら、あいつが
「はぁ~っ!」
ユリコは、おでこに手を当てながら、大きなため
うつむき
「あのね、ガザマンさん! ったくもう! ちゃんとガルゴイルさんの話を聞いてから行動しないから、ややこしいことになってしまうんですよ!
いいですか!? マウィンさんはね! ……」
ガザマンを追って
「へっ? そ、そうなんですか? え!? えっ!?」
ガザマンは
ユリコが語った話の内容が、どうもすぐには理解できないようである。
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