第百六十二回 伝えられなかったことを、
――今宵、エッセイに載せる。
本当なら、
僕の力量不足。
時間の流れは、それを補う術を待たずに、幕を切って落としてしまった。
……でも、二十三日からと決まっていて、
夏休みの宿題みたいに日にちもあったから、言い訳にしかならないけど……でも、それ以上に僕は、明日には伝えたいことがあった。――それ以前に、ウメチカ戦が行われている場所と同じく僕の
エッセイなら、
そっと載せることができそうなの。
そして颯爽と、第一回戦・午後の部で激突しそうなティムさんのチーム……またはチャンピオンの風格を持つ『ダブル・パパ』のチームは、僕ら……ではなく『MYチーム』と激戦を繰り広げることとなった。MY……この二人も、お互い似た者同士。だからといって、僕と
佳子さんの息子の、
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