継続の3月!

第30話 作者、蜃気楼のように世界が見える。

 と、今回は『世界観』についてです!


 世界観というのは、物語を象る際に重要な役割を持っていることは、誰もが知っていることでしょう。


 世界観は、とても大切です。


 伝わりやすい、伝わりにくいは、世界観で決まると言っても過言ではありません。


 もはや、世界観=プロットでは?


 それは、ちょっと違いますが、だいたいは合ってるといってもいいでしょう。


 世界観=設定とすると、プロット=道筋。

 似ているようで、ちょっと違うです。


 ジャンルは、異世界ファンタジー。舞台はもちろん、異世界。

 時代は、この世界の歴史でいうところの、中世ヨーロッパ。材木よりも煉瓦で作られた建物が目立つ街並み。

 季節があり、今は冬。雪が毎日のように降っている。吐いた息が白く見えるぐらいに、外は寒い。

 登場人物は、二人の兄弟。兄が10歳、弟が9才。

 両親は、流行り病で死んでいて、二人とも教会で孤児として引き取られるも、教会での生活に合わず逃げ出してしまう。


 兄弟に行くあてなどない。親戚は会ったこともない。


 どうしようもないこの状況で、兄弟は魔物がいるといわれる森へ向かうことにする。

 魔物を倒せば、お金や食料が手に入ると思ったからだ。


 どちらにしろ、このままでは飢え死だ。ならば、一つの望みにかけて、魔物を討伐しにいくことを兄弟は決意したのだ。


 しかし、その森にいる魔物は大人でさえ、手のつけられない生き物。

 狼のような姿をしているが、下顎から伸びた2本のキバ、額から槍のような角が出ているため、普通の狼ではないことがわかる。


 そんな生き物に、兄弟は近所にあった畑の農具を借りて向かう。


 はたして、兄弟の運命や如何に!







 さて、どれが『設定』で、どれが『道筋』

なのかは、わかりましたか?


 分かりづらかったら、ごめんなさい!


 設定は、登場人物や場所など。道筋は、話の流れ……この場合は、両親のいない兄弟が、魔物にいる森へ行くって流れですね。


 これだけでも、ある程度の『世界観』は分かりますよね?


 あまり難しいこと、ではありません。


 『設定』と『道筋』どちらも、しっかりと決めてあり、ちゃんと説明できたらオーケーです!


 まずは、ここからです! 難しいことはありません!


 『世界観』は蜃気楼のように、ぼんやりとした存在ではダメです。どれだけはっきりしているかで、あなたの作品の特徴が決まります。


 設定が一緒でも、道筋が違うなら違う作品になりますし。逆に、道筋が一緒でも設定が

違うなら、また別の作品です。


 あなたの作品の特徴を見つけましょう。

 それがあなたの強みになります。

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