第15話 作者、自分の書いた作品を振り返る。

 ……なんだ、これは!?


 私は、自分の書いた小説を読み返すたびに思います。


 誰が、こんなこと書いた? ……あぁ、私だった(苦笑)


 その時の勢いで、文章を書いてしまっているので読み返した私は、毎回、顔が真っ赤になってしまいます。


 はぁー……何書いてるんだろう!? 私っ!?


 所々、支離滅裂な文言が垣間見えて、何を言いたいのか、さっぱりわかりませんね。

 

 穴があったら入りたい……そんな気分にもなってしまいます。


 しかし、私は小説を書くことに後悔はしていません。むしろ、どんどん書かなければ! と、思っています。


 私は、才能もなければ、学識も持ち合わせていません。ですが、好きなことをやめる気には絶対になりません。


 私は、1ページ、1ページ、と書き進める中でいろんなことを考えています。

 

 どうしたら読者は、私の小説を読んでくれるだろうとか、小説のテーマと面白さがわかってくれるだろうかとか、普通のことです。


 自分よがり作品は書かない。私は、それだけは心にそう決めています。


 自分だけにわかって、誰にも伝わない作品を作ることを否定する気はありません。

 ですが、あまり共感の得られる作品ではないことは確かでしょう。

 意外性などで、読者を驚かせるのは並大抵のことではないです。しかし、どんな作品にも設定(世界観やルールなど)があることによって、物語は面白さを増しています。


 では、設定が面白ければ小説はなんでもいいじゃないの? と、暴言を吐きたくなるかも知れませんが、私はそう思っていません。


 同じファンタジー作品を書いている人がいるとして、同じ内容になりますか? 


 ……当然ですが、ならないですよね。

 でもそれが、読者が他の作品を読みたくなる心理だと、私は思います。


 どういうことかと言うと、演劇などで例えるとするならば、演出や出演者の演技が違うだけで同じ作品でも、まったくといっていいほど観客側のイメージを変えることがあります。


 また落語でも、同じ話の内容だとしても、語る落語家が違うと、話し方や身振り手振りで、全然違うものになったりします。


 つまり、何が私が言いたいことは一つです。


 どんな面白い設定の作品を、自分が思いついたとしても、そのことを表現する出来なければ面白くないのは必然……作品を生かすも殺すも、自分次第ということです。


 当たり前な話ですけど、その当たり前が簡単にできたら、楽ですよね。

 どんな稚拙な文章でも評価されて、少しずつでもいいから、学び続けることが私は大事だと思います。


 大事だと思っているからこそ、私は小説を書くことをやめないのです。


 では、まとめ。


 自分の作品を振り返って、作品を書いたことに、後悔する暇はありません。

 そんな暇があるなら、次々と作品の続きを書いた方が何倍も増しだと思います。


 (カメラを止めるな風に)筆を止めるなっ!

 と言えるぐらいカッコ良さげなことを、言ってみたいものです……意味合いは違いますけどね。



 



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