馬の子リリィ

作者 岩瀬桃虎

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★★★ Excellent!!!

輝く白馬のお母さんと、艶めく黒馬のお父さん。その二人の間に生まれたのは、キャラメルのような茶色い毛並みの馬、リリィでした。

茶色の毛だって十分可愛い。ですが両親どちらとも違うその毛並みはみんなからバカにされ、リリィは悲しんでいました。そして、魔法使いのユニコーンに会いに行き、白か黒、どちらかにしてもらうよう決意します。

このリリィというのが、本当にいい子なんですよ。周りからいじめられて悲しい思いをしているのですが、決して優しさは忘れない。困っている友達がいれば、自分のことを省みず助けようとします。リリィこそ誰よりも美しく、そんなリリィの茶色い毛並みが、読んでいるうちに大好きになりました。

あなたも、リリィの優しさ、健気さに触れてみませんか?

★★★ Excellent!!!

ここは馬たちの住まう村。白馬のお母さんと、黒馬のお父さんとの間に生まれたリリィは、生まれつき茶色い毛並みをしていました。
この辺りでは茶色い馬は珍しく、リリィは茶色い毛を、友達からバカにされています。
白馬か黒馬になりたい。そう願ったリリィは、願いを叶えてくれる魔法使いを探す旅に出ました。

いじめられて、悲しい思いをすることもあるけれど、健気で優しいリリィの姿に、胸が熱くなりました。
絵本のような柔らかな文章で綴られた、優しいお話です。